vivo X200 Ultra 開封レビュー。これが本当のカメラの化け物だ

今年でみればDimensity9400+を搭載したvivo X200sと合わせてvivo X200 Ultraを正式発表しました。なのでProモデルが発表されてからUltraモデルが出るまで約半年と地味にタイムラグがあります。

またこの傾向はOppoにも拡大しており今後Xiaomiがどのような対応をとるのか非常に気になるところです。今回vivo X200 Ultraを購入したので開封しつつ前モデルやvivo X200 Proと比較レビューをしたいと思います。

開封。

まず開封からしていきたいと思いますが黒を基調とした化粧箱と従来と特段変わらずの印象です。

付属品を確認すると電源アダプター。

次にUSB-Cケーブルです。

そしてSIMピンに説明書とお馴染みの感じです。ちなみに開封時点でスクリーンプロテクターは標準装着されているので別途必要はないです。

そしてやはり嬉しい部分としては専用ケースが同梱されていることで本体のカラバリで違います。コストカットのために本体のカラバリ関係なくクリアケースのパターンとかも機種によってはあるので嬉しいところです。

今回購入したのがシルバーなので本体のカラバリに合わせてホワイトのケースが同梱されています。質感は思っていたより安っぽさを感じないのでその場凌ぎとしては個人的には十分に感じます。

やはり中華系は付属品が充実しているのが魅力でこれで価格が安いんだから単純にすごいです。

デザインを確認。

そしてデザインを確認していきたいと思いますが個人的にはめっちゃかっこよく感じます。直近で触ったPixel 9aと比較すれば見事までに真逆の方向性で振り切っていて逆にありです。

本体上部を確認するとスピーカーグリルのみで本体左側面も何もなくアンテナスリットくらいです。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンに加え新たにカメラボタンを搭載しています。

最後に本体下部を確認するとUSB-CにスピーカーグリルにSIMトレイにマイクといつも通りです。

サイドフレームに関してはフラット形状ですが両面に向かって僅かに湾曲させて持ちやすさに配慮している印象を受けます。また本体のカラバリに関係なくマット仕上げを採用してることからも質感はかなり高めです。

そして背面を確認すると四隅に向かって僅かに湾曲しているとはいえほぼフラット形状を採用しています。また本体のカラバリ関係なくマット仕上げを採用しており今回購入したのはヒーローカラーであるシルバーです。

縦にスリットが入ったデザインで自分が好きなRIMOWAを彷彿させるようなデザインを採用しています。ちなみにスリットは絵で表面はマット仕上げのガラスとスリットがあるようにみえるだけです。

vivo X100 Ultraと比較。

そしてここからはvivo X200 Proとvivo X100 Ultraを合わせて比較したいと思います。まずvivo X100 Ultraと比較してみると縦幅は僅かにスリム化していますが横幅が増しています。

さらに本体はかなり薄型化しており実際に持った時の手へのフィット感が全く違います。前モデルはサイドフレームがかなりスリムなデザインを採用しているからこそ手に刺さる印象です。

一方でvivo X200 Ultraは本体が薄いとはいえサイドフレームが厚く横幅がましているので手のフィット感がちょっと悪いという印象ですが僅かに持ちにくいからこそ僅かに軽く感じます。

またバックパネルを確認するとvivo X100 Ultraはサイドフレームにかけて湾曲したデザインを採用しています。一方でvivo X200 Ultraはvivo X100 Ultraほど湾曲していないことからも雰囲気が違います。

両機種ともバックパネルはマット仕上げを採用していることからも質感はかなり高めの印象です。

vivo X200 Proと比較。

次にvivo X200 Proと比較してみると縦横1mmくらいずつvivo X200 Ultraの方が大きいです。また0.2mmと僅かにvivo X200 Proの方が薄いですがカラバリによってサイズ感が違うので注意が必要です。

ちなみに重さは1gしか差がないことからも持ちやすい分vivo X200 Proの方がずっしり感強めです。

サイドフレームは両機種とも非常に似ており実際に比較すればvivo X200 Proの方が薄い程度の違いしかないです。正直実使用の部分でみれば本体の厚みの差よりも本体の横幅の差の方が気になるのかな程度です。

またバックパネルを確認すると手持ちのvivo X200 Proは光沢仕上げのブルーなので異質です。一時期流行ったグラデーションカラーに近い感じで光の反射によってデザインが変わるので面白いかなと思います。

ただ他のカラバリはvivo X200 Ultraと同じくマット仕上げを採用しているので雰囲気は一緒です。

カメラデザインを比較。

そして改めて確認すると同じサークル型のカメラデザインとはいえ三者三様のデザインを採用している印象を受けます。

ちなみにカメラバンプ込みで計測してみるとvivo X200 Proは14.5mmでvivo X100 Ultraは14.6mmでvivo X200 Ultraは15.9mmなので圧倒的にvivo X200 Ultraは厚みがある感じです。

一方でカメラ部分でみるとデザインの違いもありますがvivo X200 Ultraが一番小さいです。

ざっくりといえばvivo X100 Ultraは本体の厚みもあることからもカメラバンプはまだマシです。一方でvivo X200 Ultraは本体が薄い上にカメラバンプが酷くなっているのでかなり目立ちます。

ただ中途半端に隠すようなデザインではなくvivoによるとクッキーヘッドスタイルとしており一眼カメラのデザインからインスピレーションを得たデザインであえて強調したとも言えます。

カメラバンプをデザインに調和させるのではなくあえてデザインに昇華したからこそ好みが出るのかなと思います。ちなみにvivo X200 Ultraは見た目の割には本体上部に重心が寄っていないのが驚きです。

そして耐久性の部分として3機種ともバックパネルはガラスで耐久性がどの程度あるのか不明です。またディスプレイもアーマーガラスを採用していますがGorilla Glassと比較してどの程度か不明と独自規格はかなりややこしく防水防塵に関してはIP68に加えIP69に共通対応しています。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますがvivo X100 Ultraが古臭く感じます。従来のEdgeディスプレイを採用しているのに対してvivo X200 Ultraは中華系の中でトレンドのマイクロクワッドカーブディスプレイを搭載しているため正面から見た時の印象が地味に違います。

個人的にはEdgeディスプレイは手のひらが干渉することがあるのであまり好きではありません。なので嬉しい進化ですが今の流れをみると来年あたりにはフラットディスプレイになる可能性もあります。

スペック面でみるとvivo X200 Ultraの方がディスプレイサイズが僅かに大きくなっています。ただ表示解像度でみるとvivo X100 Ultraの方が僅かに高いため画素密度では負けています。

とはいえ肉眼で識別できるレベルではないのでそこまで気にする必要はないのかなと思います。その他vivo X200 UltraはPWM調光が2160Hzに強化されるなど目により優しい仕様に進化しています。

一方でvivo X200 Proと比較したいと思いますがサイズの違いなどはvivo X100 Ultraと一緒です。

そのため僅かにvivo X200 Ultraの方が大きいですがマイクロクワッドカーブは共通で採用しています。

あとは分かりやすい違いとしては表示解像度でvivo X200 Ultraはいつものパターンですが2Kに対応しています。一方で表示解像度以外の部分はほぼ一緒です。

ただvivo X200 Proはツァイスマスターカラースクリーンを採用しているとアピールしていますがvivo X200 Ultraに関しては同様に採用しているか不明です。ただおそらくですがアピールしていないだけで同様に採用している可能性があるのかなと思います。

コンテンツの表示を比較。

そしてYouTubeを再生してみるとあくまでもデフォルトの話になりますがvivo X100 Ultraはかなり青みが強い印象に対してvivo X200 Ultraは暖色系寄りなので色味が全く違います。

ディスプレイのサプライヤーが変更された影響もあるのかここまで違いがでると思わなかったです。

一方でvivo X200 Proと比較してもvivo X200 Ultraの方が暖色系寄りの色味に感じます。ただ再生するコンテンツ次第ですが自分はvivo X200 Proの方が色味に違和感を感じにくいです。

ディスプレイ輝度を比較。

そしてディスプレイの視認性に直結する部分してディスプレイ輝度ですがvivo X100 Ultraと比較するとピーク輝度はかなり改善している印象で海外サイトのテスト結果を参考にすると自動調節で1801nitsでピーク輝度から大きく乖離していないのが大きな特徴だったように感じます。

ただ残念なことに執筆時点でvivo X200 Ultraのテスト結果が公開されていませんが実際に屋内で比較してみるとほとんど変わらない印象で正直屋内であればほとんど進化を感じられないです。

記憶違いだったら申し訳ないですがvivo X Fold 3の頃から平均値が強化されたのか常に明るいディスプレイになった印象でピーク輝度の差はあれどそこまで差を個人的には感じないです。

ちなみに屋外でサンプルを撮影した時に確認した時はvivo X100 Ultraが僅かに暗い程度でした。なので今回試した感じだとディスプレイスペックに差があれどそこまで気にする必要はないと思います。

合わせてvivo X200 Proを確認すると自動調節で1881nitsを記録しておりiPhoneよりも明るいくらいです。そしてピーク輝度が一緒であることからもおそらくvivo X200 Ultraも同程度のスコアになる可能性があります。

また実際に屋内で比較してみるとほとんど変わらない感じで屋外においてもほとんど一緒の印象を受けます。少なくとも今回比較している3機種でみた場合は正直分かりやすい違いがある印象はなかったです。

ディスプレイ全体で見た時にvivo X100 Ultraとは何よりデザインの違いが大きな違いです。

また僅か一年とはいえ細部はしっかり強化されている一方でvivo X200 Proと比較すると表示解像度以外はめちゃくちゃ差があるわけではなく実使用ではそこまで差を感じない可能性もあります。

何より屋内でも十分に明るいディスプレイで個人的には不満に感じることは基本ないです。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますが現時点でサポート期間に関しては不明です。そのため分からないことが多いことに加えvivoによるとグローバル展開の計画はないとの話です。

これは前モデルの時と同様で歴代でみても最上位がグローバル展開されたのは一度のみだったのでニッチなニーズ向けとなる最上位モデルをグローバル展開するにはリスクが高いと判断しているのかもしれません。

一方でvivo X200 Proに関してはグローバル展開されており大陸版と異なりFuntouchOSを搭載しています。GMSを標準搭載していることからもQuicl ShareやFast Pairなども問題なく使えるのがポイントです。

さらにAIに関してはGeminiを起点にしておりかこって検索なども使えるようになっています。

中国語に限定されがちなAI

一方で大陸版の方がカスタマイズやAI性能に優れていますが中国語に限定されていることが多いです。

その中で個人的に気になったのはApple製品との連携性でiPhoneにvivo相互転送アプリをインストールする必要がありますがiPhoneからの着信やメッセージをvivoで確認することも出来ればvivoが受けた着信やメッセージをiPhoneで受け取ることも可能になるとしています。

またワンタッチでiPhoneのLivePhoto/写真/ビデオ/ファイルなどを送信することが可能です。その他細かい部分でみればvivo X200 Proのグローバル版はeSIMに対応ですが国内では関係ない話になります。

容量構成を確認。

そして容量構成を確認するとRAMの容量やストレージオプションに関してはほぼ一緒です。

また大陸版だけですが3機種とも衛星通信に対応した1TBモデルが用意されているのもポイントです。

発熱とパフォーマンスの持続性を確認。

そして発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。気兼ねなく回して280万点のスコアをいったのは今まで買ってきた機種の中でvivo X200 Ultraが初めてという感じですがパフォーマンスが高い影響もあるのかスコアは不安定な印象を受けます。

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがvivo X200 Ultraが39.1/46.1/42.0度でvivo X200 Proが39.1/39.8/37.0度でvivo X100 Ultraが36.8/41.6/41.3度です。

もともとvivo X200 ProはDimensity9400を搭載していても他社より熱くなりやすい印象でした。案の定vivo X200 UltraはSnapdragon 8 Eliteを搭載した影響か不快になる熱さになります。

一方でvivo X100 Ultraはスコアも低いですが他の2機種と比較すると落ち着いている印象です。ちょっとvivo X200 Ultraはユーザーの使い方によっては発熱がひどいと感じる可能性があるのかなと思います。

また持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。ちなみに左からvivo X100 Ultra/vivo X200 Ultra/vivo X200 Proという順番になっています。

やはり内部温度が上がりにくいvivo X100 Ultraが64.8%と最も安定している印象を受けます。一方でvivo X200 Proは2回目の途中でフリーズ気味になったので安定率がかなり低いです。

バッテリー関連を比較。

バッテリー関連を確認するとシリコンカーボンバッテリーが進化しており前モデル対比で増加しています。筐体サイズがほとんど一緒とはいえ本体がかなり薄型化していることを考えるとすごいと思います。

またシリコンカーボンバッテリーの影響なのかカメラ部分が大きすぎることが影響しているのか前モデルは充電速度は遅くなっていますがvivo X200 Ultraではワイヤレス充電が高速化しています。

一方でvivo X200 Proと比較するとバッテリー容量は一緒ですがヨーロッパ向けは少ないです。詳細は現時点で不明ですが搭載しているバッテリー自体は同じ可能性があるのかなと思います。

そして電池持ちに関してvivo X100 Ultraは13時間弱とスコアでみればPixel 9と同程度です。一方でvivo X200 Proは15時間オーバーと最近のフラッグシップの中では割と普通という感じです。

単純にDimensityの方が電力効率が優れているのか表示解像度が2Kになると燃費が悪すぎなのか不明ですが大体Ultraの方がProよりも悪いことが多いのでvivo X200 Ultraは期待できないです。

執筆時点でスコアが公開されていませんがおそらく14時間前後に落ち着くのかなと思います。

そして充電速度に関してvivo X100 Ultraは充電開始30分で65%でフル充電に48分です。一方でvivo X200 Proは充電開始30分で68%でフル充電に要した時間は49分となっています。

スペックでみればvivo X200 Proと同じなのでvivo X200 Ultraも同程度になるかなと思います。

その他を比較。

そして生体認証に関してはインカメラを利用した2D顔認証に加え超音波式画面内指紋センサーを採用しています。事前情報通りであれば3機種ともコストが安くなった中華製のセンサーを採用していることになります。

正直3機種で比較しても明確な差があるわけではなく自分の指紋だと十分に快適という感じです。そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。

なんかそれぞれに特色というか傾向がある感じですがvivo X200 Ultraは明確な進化を感じないです。やはりvivoは他社と比較してもスピーカーはフラッグシップでもちょっと弱い印象を受けます。

カメラを確認。

最後にカメラですがvivo X200 Ultraはカメラコントロールキーを新たに搭載しています。歴代vivoの大陸版はグローバル仕様でよくある電源ボタンのダブルタップでカメラの起動が出来ませんでした。

ちなみに音量ボタンをカメラの起動に割り当てることが出来ましたが動画や音楽などを再生している場合本来の音量ボタンとしてしか使えなくなるなどカメラに簡単にアクセスすることが出来なかったです。

ただ新たに物理ボタンを搭載したことでカメラのアクセスがかなり容易になった印象を受けます。また嬉しい部分として本体横持ちを想定してカメラコントロールキーを搭載していることです。

Oppo Find X8 UltraやiPhone 16のように中途半端にすると結局使いにくいという印象です。操作もシンプルでダブルタップでカメラを起動することができ一度のタップで写真の撮影が可能です。

また長押しすることでバースト撮影が可能でスライドさせることで露出の調整やズーム倍率の調整ができることに加え半押しの状態でフォーカスをロックすることが可能です。

そしてカメラセンサーを確認するとvivo X100 Ultra対比ではメインカメラが小型化しています。ただSonyと共同開発したLYT-818の方がHDR性能含めて優秀だと判断したからこそ搭載したのかもしれません。

またvivoの新たな試みとしてvivo X200 Ultraは標準画角を24mmから35mmに変更しています。そのためカメラバンプがより派手になったとはいえ他社の広角の1.5倍がデフォルトのイメージです。

一方でvivo X200 Proと比較するとメインカメラは一緒で大きく異なるのが超広角です。他社は大型望遠の搭載の弊害として超広角を犠牲にしていますがvivo X200 Ultraは大型化しています。

メインカメラセンサーと同じセンサーを超広角に採用しており現状トップクラスのサイズ感です。さらに手ぶれ補正なども大幅に強化するなどここまでセンサーが強いと撮り方が変わると思います。

そして望遠は3機種とも同じですが望遠ユニットを改良しているため画質が向上しているとの話です。また今回のサンプルは画角を全く揃えず基本は機種ごとの倍率は出来るだけ合わせた感じです。

接写などはある程度同じような画角になるようにしていますがズームなどは本当それぞれで、とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはvivo X100 Ultra/vivo X200 Ultra/vivo X200 Proの順番になっているので予めご了承下さい。

やはりセンサーが大型化したこともありvivo X200 Ultraは高照度の環境でもより繊細な描写を出来ている印象を受けます。

広角で撮影。

vivo X200 Proとvivo X100 Ultraはツァイスナチュラルカラーモードで独立していましたが、vivo X200 UltraではUIが変更されており、テーマを変更する部分に統合されている感じです。

vivo X200 Ultraは35mmに変更された影響もあるのか従来より被写体にちょっと寄りにくい印象を受けます。

改めて24mmと35mmの画角差は大きなという印象を受けます。またvivo X200 Ultraの方が被写体に寄るからこそ他の2機種が影になっている部分でも明るく補正されています。

ポートレートで撮影。

まずそれぞれの機種で1倍で撮影しています。ちなみにvivo X100 Ultraは24mm/vivo X200 Proは24mm/vivo X200 Ultraは35mmです。ちょっとvivo X200 Ultraはやらかしておりフォーカスがずれています。

設定はデフォルトのままですがvivo X200 Ultraはボケ感がより自然な感じで強めになっています。

次にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは2.2倍(50mm)でvivo X200 Ultraは1.5倍(50mm)で撮影しています。

他社の機種だとフォーカスが合わせにくい機種でも流石vivoという感じで簡単に合わせられます。

そしてvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは光学となる3.7倍(85mm0でvivo X200 Ultraも光学となる2.5倍(85mm)で撮影しています。

同じ撮影モードですがvivo X200 Ultraはより現実寄りの色味で撮影されています。

そしてvivo X100 Ultraは4.3倍(100mm)/vivo X200 Ultraは4倍(135mm)/vivo X200 Proは5.9倍(135mm)で撮影しています。ちなみに今回のポートレートモードの撮影はワンタップで切り替えれるズーム範囲で撮影しただけなので画角を揃えることは考えていないです。

倍率が上がるとvivoは塗り絵感が強くなりますが、少なくともこの程度の倍率だとvivo X200 Ultraは塗り絵感がより抑制されている印象を受けます。

望遠で撮影。

まずvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは2倍でvivo X200 Ultraは1倍(24mm換算で1.5倍)で撮影しています。

次にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは3.7倍でvivo X200 Ultraは2.5倍(24mm換算で3.7倍)で撮影しています。

そしてvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは10倍で撮影しておりvivo X200 Ultraは5倍(24mm換算で7.4倍)で撮影しています。

次にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは20倍でvivo X200 Ultraは6.7倍(24mm換算で10倍)で撮影しています。

 

次にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは30倍でvivo X200 Ultraは13.4倍(24mm換算で20倍)で撮影しています。

そしてvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは50倍でvivo X200 Ultraは33.1倍(24mm換算で50倍)で撮影しています。

最後にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは100倍でvivo X200 Ultraは70倍(24mm換算で105倍)で撮影しています。

そして撮影後に気がついてショックだったのがズーム表記のオプションが変更されていることです。従来はポートレートモードにおいて焦点距離かズーム倍率で変更することが出来ましたがvivo X200 Ultraではポートレートに限らず通常撮影においても同様に変更することが可能になりました。

さらに他社と画角を合わせやすいように24mm換算での倍率も表記することが可能になっています。最初からこれに気がついていたらサンプルの撮り方もだいぶ変わった思うので申し訳ないです。

マクロで撮影。

そしてマクロモードで撮影してみました。倍率は変更していないのでvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは3.7倍でvivo X200 Ultraは2.5倍(24mm換算で3.7倍)で撮影しています。

チューニング不足かちょっとvivo X200 Ultraはズレることが多いです。

次にvivo X200 Proとvivo X100 Ultraは3.7倍でvivo X200 Ultraは2.5倍(24mm換算で3.7倍)で通常モードで接写してみました。

やはり全体的にvivo X200 Ultraはちょっとだけ被写体に寄りにくい印象を受けます。一方で接写の場合は長距離撮影と比較してそこまで差を感じないです。

マクロ撮影で最大倍率で撮影してみましたが、こんな写真が撮れるのはvivoの特権という感じです。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。

白飛び含めてvivo X200 Ultraが安定していることを確認することが出来ます。

広角(低照度)で撮影。

割と1インチのvivo X100 Ultraに負けていない印象を受けます。

広角は35mmにしたことで低照度の環境は不利になるかなと思っていましたがそんなことはなかったです。

3機種とも十分にゴーストや白飛びが抑制されている印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

次にvivo X100 Ultraとvivo X200 Proは光学となる3.7倍でvivo X200 Ultraも光学となる2.5倍(24mm換算で3.7倍)で撮影してみました。

同じ望遠センサーを採用しているとはいえvivo X200 Ultraが最も安定している印象を受けます。

次にvivo X100 Ultraとvivo X200 Proは2倍でvivo X200 Ultraは1.4倍(24mm換算で2.1倍)で撮影しました。

そしてvivo X100 Ultraとvivo X200 Proは3.7倍でvivo X200 Ultraは2.5倍(24mm換算で3.7倍)で撮影してみました。

次にvivo X100 Ultraとvivo X200 Proは7.4倍でvivo X200 Ultraは4倍(24mm換算で5.9倍)で撮影してみました。

まとめ。

今回はvivo X200 Ultraを購入したので開封しつつ前モデルやvivo X200 Proと比較しました。

レビューを少しでも早くあげるために今回は通常版を購入しましたが後日カメラキットと外付けレンズが同梱されている1TBモデルの撮影キットも購入してあるので届いたら確認します。


ちなみに今回もまめこさんのところで購入しておりベースなら16万円くらいから買えるので安いです。

大陸版なのでスマホとの使いやすさを求めるべきではなく何よりカメラにどれだけ価値を感じるかです。まだまだ試し足りないですがカメラコントロールキーと超広角の進化でかなり使いやすくなった印象を受けます。

また改めて使って思うのは24mmは広すぎで人物を中心に撮る人は35mmの方が圧倒的に楽です。ただそうなると標準画角が24mmの機種と比較するのが非常に面倒と悩ましい感じになります。

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