馬鹿にしすぎ。Xperiaが売れなくなった理由は愛国心に依存したから

事前情報からもまもなくXperia 1Ⅶが正式発表される可能性が高いですが、Xperia 1Ⅵで一般向けの進化を遂げたからこそXperia 1Ⅶではどのような進化を遂げるのか非常に気になるところです。

今回YouTubeにおいてXperiaが売れなくなった理由についてコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。

愛国心に依存したから。

2023年には前年対比で国内市場向けの出荷台数が40%も減少したと言われているSonyですが、この頃から四半期ベース/メーカー別シェアにおいてトップ5にも入れなくなったので厳しい状況にあることに違いはないと思います。

そして今回以下のようなコメントを頂きました。

売る側も買う側も愛国心ばっか考えたせいだろ。フィードバックするやつが誰もいないからこんなことになるんだよ

Xperiaが売れなくなった理由は「愛国心」に依存したからだとしていますが、失礼承知でSonyは馬鹿にしすぎでは?と思っちゃいます。仮に愛国心に依存して売れると考えているのであれば、そもそもiPhone一強のような市場情勢にならないと思います。

過去のSonyの発言をみる限り、Xperiaが売れなくなった理由の一つとしては、他社との差別化をし過ぎてニッチになり過ぎたことが原因なのかなと思います。

また「スマホ」としての安定性が欠如していたことでユーザビリティがなかなか上がらずにユーザーをひきとめることが出来なかったことも原因なのかなと思います。

とはいえこんなの勝手な推測で、Sonyはもっと原因をしっかりと把握していると思います。

コストの問題もある。

またSonyがモバイル部門を継続する理由の一つしては「通信技術の開発」のためとも言われています。そのためスマホをしっかり売って利益をとることよりも、Xperiaの開発で培った通信技術を他のSony製品に応用させることが目的です。

ただモバイル部門も継続させるなら利益は重要だよねということで利益重視に。また生産台数が限定されていることからもコストの抑制が難しく他社より高くなりやすいです。

その中でコストとのバランスを見つつ出来るだけフィードバックをもとに改善していると判断できます。「フィードバック」があるならすぐにでも改善しろよ?と思うかもしれませんが、その全てを一気に改善すればコストは爆増する可能性があります。

仮にシリコンカーボンバッテリーを搭載して、カメラも全てvivoのように大型センサーを搭載したとしたら本体価格はめっちゃ高くなる。自分のようなオタクで興味があれば50万円でも買うかもしれませんが、ほとんどの人は買いません。

なのでコストとのバランスをみるとどうしても進化は小刻みになりがちで、少なくともXperiaは1年以上の開発期間があるため、複数の世代が重複している可能性が高く、より小刻みになるのは仕方ないと思います。

これはGalaxyやiPhoneも一緒でXperiaだけが特別というわけではありません。何よりXperia 1Ⅶではどのような仕上がりになっているのか非常に楽しみです。

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