Googleはユーザビリティを改善させることにフォーカスしていると言われており、先日より発売されたGoogle Pixel 9aは廉価版でありながらもPixel 9 Proシリーズと同様にベイパーチャンバーを搭載しており、さらに現時点でPixel史上最大容量となる5100mAhのバッテリーを搭載しています。
今回Android AuthorityがGoogle Pixel 9aのバッテリー関連のテスト結果を公開しているのでまとめたいと思います。
バッテリーテストの結果公開。
まず上記の画像からもGoogle Pixel 9aのバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。前モデルであるPixel 8aと比較して「カメラ」の項目は電池持ちが悪化していますが、それ以外のカテゴリーに関してはしっかり改善されていることを確認することが出来ます。
またGalaxy S24 FEやiPhone 16eなど同価格帯のライバル機種と比較してもPixel 9aは他社と圧倒していることを確認することが出来ます。
Pixel 9aを使用すると、メキシコへの旅行日を数えない限り、使用初日にバッテリーの不安を感じることはめったにありませんでした。メキシコへの旅行日は午前3時に始まり、東部標準時午後11時頃まで終了しませんでした。
平均的な1日、私は外出したり、地図、翻訳、時折Spotifyの休憩の間を行き来したりして、ソーシャルバッテリーを充電する必要があるときに、多くの時間を過ごしましたが、問題はありませんでした。マヤ遺跡への旅行のようなカメラの多い日でも、Pixel 9aのニーズとコンセントへのアクセスの制限のバランスをとることができます。
少なくとも同サイトの結果でみれば他のPixel 9シリーズに抜いてiPhone 16eやGalaxy S24 FEより電池持ちがいいと評価しており、Pixel 9シリーズの中でも最も優れた電池持ちを実現していると判断することが出来ます。
充電速度も改善。
また公式サイトを確認すると充電速度が最大23Wと前モデル対比で改善されていますが、5100mAhという大容量バッテリーを搭載しているからこそ充電速度はちょっと不安です。
さらに最大速度で充電するにはGoogle純正の45W電源アダプターを使用する必要がありますが、今回のテスト結果を確認するとPixel 9aは最大で25Wで充電していることが判明しました。
同サイトによると23Wはおそらく絶対的な限界ではなく、ほぼ平均的な限界なのでは指摘しています。そして充電開始30分で50%でフル充電に要した時間は93分前後という感じでしょうか。
ちなみにPixel 8aに関しては充電開始30分で48%前後でフル充電に要した時間は98分くらいという感じです。Pixel 8aと比較するとPixel 9aはバッテリー容量が大幅に増加していることを考えると充電速度はスペック以上に速くなっていると考えることが出来ます。
同価格帯のライバル機種の中では優れた電池持ちに大きくひけをとらない充電速度を実現していることになります。いつも参考にしているGSM Arenaがバッテリーテストの結果を公開していませんが、今回のテスト結果をみる限り13時間オーバーの電池持ちを実現しているかもしれません。
実際に使っていても電池持ちはかなり安定しており、ライトユーザーにとっては十分に満足できる電池持ちを実現していることに違いはないのかなと思います。