Google Tensorに移行してからの歴代Pixel aシリーズでみるとPixel 7aの電池持ちはかなり不安定だった印象を受けます。コストカットのために廉価なパッケージング方法を最初に採用したことで十分な最適化を行うことが出来なかったのか発熱もしやすく、何より電池持ちが悪かった。
今回9To5GoogleによるとGoogleはPixel 7aのバッテリー拡張修理プログラムを開始したと報告しているのでまとめたいと思います。
バッテリー拡張プログラムを開始。
今回の情報によるとGoogleはバッテリーの膨張に直面しているGoogle Pixel 7aの拡張修理プログラムを正式に発表したとしています。Googleによると一部のPixel 7aは予期しないバッテリーの膨張の影響を受けていることからもプログラムを開始したとしています。
また「バッテリーの膨張」に関して以下のような症状が該当するとしています。
- デバイスの膨張が目に見える:iPhone が通常より厚く見える場合や、背面カバーが膨らんでいる場合があります。
- 電話カバーがデバイスから膨らんだり分離したりする:これは、電話の端に沿って隙間や開口部から目立つ。
- 最小限の使用でも、電話のバッテリーが通常よりも大幅に速く消耗したり、充電できなかったりします。
該当するなと思うユーザーはサポートからテストを受けて実際に診断してもらうのが一番分かりやすいかなと思います。そしてバッテリーに問題があると判断された場合に修理プログラムを経由して、無料でバッテリーを交換することが加納です。
また以下の国は認定の修理店でも対応可能だとしています。
- 米国 (配送修理オプションあり)
- インド (配送修理オプションあり)
- カナダ
- イギリス
- ドイツ
- 日本
- シンガポール
日本が含まれているのは非常に嬉しいところで、YouTubeにおいてもPixel 7aのバッテリーが膨張したとのコメントはたまに頂いているくらいなので気になる人はチェックしてみることがおすすめです。
ちょっと対応が遅い。
Googleとしても出来るだけ状況を見極めたいと思うのでプログラムを開始するまでに時間がかかるのも分かります。ただバッテリーの膨張が発生したとの報告はだいぶ前からもらっており今更感がかなり強いです。
だいぶ前に発生したと報告してくれた人は他社含めて修理するのではなく他の機種に買い替えたという感じです。何より今回の情報では結局のところバッテリー自体に問題があるのか、それ以外に原因があるのか分からないです。
なのでバッテリーを交換したとしても使い方次第では再発する可能性が十分に考えられます。先日にPixel 4aに配信された死のアップデートのように、今後状況次第ではアップデートで強制的にバッテリーの容量を制限させるようになることを願うばかりです。
何よりバッテリーが膨張している人はプログラムを利用して修理した上で、最新機種の買い替えのための下取り要員にした方が分かりやすいかもです。結局バッテリーが膨張している場合だと下取りに出せませんが、膨張してなければ下取りに出せるので少しでもお金にかえて新しいPixelに買い替えた方が満足度が上がるのかなと思います。
それこそPixel 9aは電池持ちがかなり安定したのでライトユーザーにとって分かりやすい存在になったと思います。