調査結果公開。人々はなぜ他のAndroidではなくPixelを使うのか

国内市場において異常な成長を見せてきたGoogleですがここ2年くらいでみたらちょっと落ち着いた印象を受けます。今後どれだけ維持できるか不明ですが、それでもトップ5位に入っており、何より一般層まで幅広くリーチすることが出来たのが大きいと思います。

今回Android Authorityが人々はなぜPixelを使うのか主な理由について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

アンケートを実施。

今回同サイトが「なぜ他のAndroidやiPhoneではなくPixelを使うのですか?」という内容でアンケート調査を行ったことを明らかにしました。今回のアンケートに対して4700人近くが回答しているので母数はそれなりに大きめなのかなと思います。

その上でアンケート結果を確認すると最も回答が多かったのが「上記のすべて」でPixelを選ぶ理由として複数の理由があるということになります。一方で部分的に見ると最も人気があった回答が「カメラ」と回答したユーザーが多いです。

Xiaomiやvivoなどは、それ以来、いくつかの点でGoogleを上回っていますが、Pixelsは他の多くのブランドと比較して、快適で自然な外観の写真を撮ります。また、Add MeやBest Faceなどの便利な写真機能も見ています。

また約17%のユーザーはCall Screening、Hold for Me、Google Recorder、Pixel ScreenshotsなどPixel限定機能に魅力を感じているとしています。また先日の記事にもまとめさせて頂きましたが「安全機能」に魅力を感じて選んでいるユーザーも全体の約16%近くを占めています。

改めて今回のアンケート結果をみると極端に何かに寄っているわけではないので何か特出したものがあるわけではなく、全体的に評価しているユーザーが多いという印象を受けます。

コスパからの脱出が重要。

一方で国内におけるPixelのイメージといえば「コスパ」という感じで、ここ数年で高くなったからこそ否定的な声が多いです。否定的な声が大きいだけなのか結局「価格」だけで見ているユーザーが多いという印象で、Pixelの良さで選んでいるという印象を受けます。

シェアを拡大するためには、より多くの人に手にとってもらう必要があるため「安さ」は重要かもしれません。ただ現状だと安い以外に価値がないとPixelの良さが伝わりにくい状況になっているので今後このイメージを払拭する必要があります。

そのためにもGoogleは安定性を改善してブランドロイヤリティに繋げたいと考えている可能性。ブランドロイヤリティが高くなれば、どんなに進化がなくてもユーザーは定期的に買い替えてくれる可能性があり自社サービスを使ってくれる可能性が高くなるのかなと思います。

現時点でPixel 9aの国内における価格も不明ですが、Pixel 10シリーズ含めて価格含めてどのようなマーケティングをしてくるのか非常に気になるところです。

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