従来と同じ流れであればSonyは今年の5月にXperia 1Ⅶを正式発表する可能性があります。一方で様々な噂があるとはいえQualocommとの複数年契約を考えるとXperia 10Ⅶも発表される可能性があるのかなと思います。
何より今の時期になると最新のXperiaを購入するかどうかが気になるところです。逆に今回はXperiaの購入を考えているなら購入しない方がいいと思うXperiaについて主観的にまとめたいと思います。
市場価値を考えるべき。
Xperiaに限りませんがAndroidのほとんどの機種はiPhoneと比較して市場価値が落ちるのが早いです。iPhoneの中でも例外なのが廉価版で発売から半年もせず60%近くまで減少することが統計データからも分かっています。
一方でAndroidに関しては発売から2年で市場価値は発売時と比較して50%近くまで落ちることが分かっています。なので中古にしろ型落ちで新品を買うにしろ「市場価値」を見て購入した方が良く表面的な価格だけで判断しない方がいいです。
例えばXperia 1Ⅵでみるとキャリアのプログラムを利用した場合の実質負担金がバラバラです。
プログラム利用時の実質価格(発売当時) | |
docomo | 16万600円 |
au | 13万4800円 |
SoftBank | 6万7500円(12回) |
docomoは2年後に返却で僅か4万円でしか引き取ってくれないので相当シビアな価格設定に感じます。一方でauやSoftBankでみるとざっくりと21万円のものを2年利用で13万円くらい負担することになります。
つまり2年後に約8万円でひきとってもらえることになるので発売から2年で市場価値は半額以下に落ちると判断していることになります。なので型落ちや中古で購入する際に市場価値をある程度見て買った方がよくXperiaの場合は2年で半額以下が目安。
例えば1万円で買えたと喜んだとしても市場価値が8000円しかないのであればお得に見えて損していることになり、正直Xperiaの直販版は価格改定で安くなっているとはいえ新品という付加価値があるとはいえ市場価値で見ればかなり割高に感じてしまいます。
購入を避けた方がいい機種。
次に主観ですが今からの購入を避けた方がいいと思う機種をまとめると以下のようになります。
機種名 | |
価格次第では全然あり |
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ハードに問題 |
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まもなく2世代分の型落ちになる2023年モデルは価格次第では全然ありです。ただ懸念点としてメジャーアップデートが終了しており、セキュリティアップデートがあと1年ちょいと短いことです。
またXperia 1ⅤはSony最後の真のフラッグシップモデルとも言われており今までのコンセプトが好きだった人には貴重な選択肢です。逆に使いやすさ重視ならXperia 1Ⅵを選べば間違いないです。
一方で個人的にどんなに価格が安くてもおすすめしないのが2022年モデルでセキュリティアップデートがまもなく終了すること。この世代は発熱に問題を抱えていますが、アップデートが終了すれば今後改善することもなくなります。
また評判が悪いので市場価値もかなり低い上にXperia 5ⅣはRAMに問題が発生している個体もいます。また新品の在庫が残っている販路もありますが正直今から購入することはおすすめしないです。
どんなに安くなっているとしても、個人的には多少無理をしてでも2023年モデルを購入した方が満足度が高いかなと思います。