原点回帰?結局売れていたXperaiは普通のXperiaだったよね

一部噂によるとXperia 1Ⅶでは一般化が進むと予測されていますがXperia 1Ⅵでの進化はみる限りは妥当とも言えます。むしろここでまたニッチ向けに進化したら迷走していると評価されてもおかしくないです。

今回は歴代Xperiaをみる限り結局売れるのは「普通」のXperiaだと思うので主観的にまとめたいと思います。

結局は普通が一番売れる。

Xperiaのピークは2013年から2014年頃と言われており、この当時はXperia ZシリーズでXperia ZやXperia Z3などは非常に評判が良かった印象を受けます。ただ中華メーカーの台頭もありXperiaの出荷台数減少が止まらず2016年からはXperia Xシリーズに移行しました。

シリーズ全体で見るとあまり評判が良くなかったとはいえXperia XZ premiumやXperia XZ1シリーズなど評判が良かった機種も存在しています。そして歴代Xperiaでみると評判が良かった機種は「シンプル」であることがほとんどです。

スマホ黎明期においてAndroidはある程度挙動が安定するだけでも評価が高かった。その中でXperia Z3は神機種と呼ばれるくらい何か特徴があるわけではなかったですが挙動が安定していました。

またXperia XZ premiumやXperia XZ1シリーズは神SoCを呼ばれていたSnapdragon835を搭載していたこともあり安定していた。またこの時代のCompactモデルは今と真逆で抜群の電池持ちを実現していました。

Xperia XZ premiumのクロムなど派手な要素もありましたが結局のところ「安定」しているXperiaの評価がかなり高い印象を受けます。一方でXperia Z Ultraなど変態要素を含んだ製品もありましたがいまだ後継機種は登場していないです。

このことを考えるとXperiaには「安定性」が求められていると判断することが出来ます。

ラインナップを追加すれば良かった?

スマホ市場の競争が激化している中でSonyは存続をかけて2019年から現行シリーズに移行しています。その際に好きな人にとことん好きになってもらえるようにとSonyの拘りを集約した進化を遂げており、何方かと言えばニッチ向けとなっています。

販売台数は減少しても興味がある人にしっかり買ってもらって利益を確保する選択しかなかったのかもしれませんが、高評価を獲得した歴代Xperiaとは真逆の動きという感じでユーザー離れが加速した印象です。

自分は現行シリーズのコンセプトが好きなのでXperia 1から特に好きになりましたが多くのユーザーにとってはそうではない。また今更どうこう言っても仕方ないですが、ニッチ向けを派生モデルとして追加して、メインシリーズは従来通り一般向けにした方がまだ良かったのかもしれません。

一方で現状のSonyをみるとラインナップを増やす余裕がなさそうで、今後ニッチ向けの端末を追加するのは難しいのかもしれません。その中でXperia 1Ⅵは原点回帰を目指したのか一般化しておりXperia 1Ⅶで踏襲されてもおかしくないです。

今後基礎的な部分がしっかり底上げされた上で価格をある程度抑制することが出来ればXperiaは少しずつ売り上げが回復していくのかもしれません。

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