Xperia 1Ⅶのアスペクト比変更の噂。本当ならXperiaは終わりの始まり

事前情報からもXperia 1Ⅶでは一般化がより進むと予測されていますが実際のところは不明です。ただXperia 1Ⅵである意味Sonyの拘りを捨ててきたからこそ後戻りをするのは難しいのかなと思います。

今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperia 1Ⅶのディスプレイのアスペクト比について投稿されていたので簡単にまとめたいと思います。

冷静に考えるとありえない。

先日の記事にもまとめさせて頂きましたがXperia 1Ⅶではアスペクト比19.5:9からアスペクト比16:9に変更されると噂されています。一方であくまでも噂に過ぎませんがXperia 1Ⅵでアスペクト比が変更された理由としては「コストカット」とも言われています。

従来Xperia 1シリーズが採用してきた4K/アスペクト比21:9のディスプレイは言ってしまえばXperia用の特注品です。また近年のXperiaの販売台数が減少傾向であることを考えると発注量も限定されている可能性があり、コストがどんどん高くなっていった可能性があります。

そのためSonyは普遍的なFHD/アスペクト比19.5:9に変更したとも言われています。このことを考えると今やアスペクト比16:9を採用したスマホなんてほぼないと思うので表示解像度がFHDだとしてもまたコストが増す可能性があります。

アスペクト比19.5:9はGalaxy S25シリーズやiPhone 16シリーズで採用されているアスペクト比なのでSamsungとしてもコストを抑制しやすいと思いますが、16:9に変更した場合結局Sonyは何がしたいの?となっちゃいます。

適したコンテンツがほぼない。

またXperia 1Ⅵで新しいカメラアプリが採用された理由の一つとしてPhoto ProやVideo Proなど専用アプリの再開発に十分なコストをかけることが出来なかったとも言われています。

つまり専用のカメラアプリをそれぞれ19.5:9に最適化させるのも厳しかったと言われている中で、仮にXperia 1Ⅶでアスペクト比16:9に変更すればカメラアプリの見直しがまた必要になります。

従来と異なり今は1つしかないためコストを抑制することが出来ると思いますが結局のところ作り直しになる可能性も。あくまでも16:9というアスペクト比は動画などをみる時には最適です。

ただ一方で動画以外においては一度に表示できる情報量も少ないことに加え、ディスプレイサイズを大きくしようとすれば本体サイズもかなり大きくなるので取り回しはかなり悪化します。

少なくともSonyは「コンテンツ」を最大化することを考えており、動画のみを最大化しようとは考えていないはず。また今のスマホ向けのコンテンツの多くはアスペクト比18:9以上に対応している感じで16:9にすれば逆に表示が崩れる可能性があります。

あくまでも16:9に戻すというのは噂に過ぎませんが、本当に噂通りであれば迷走の始まりと言われても仕方ないのかもしれません。変にXperia 1シリーズでアスペクト比をちょこちょこ変更するくらいなら、Xperia Z Ultraを現代の技術で蘇らせてほしいところです。

最新情報をチェックしよう!