Android16の最新β版。勘違いする人が続出しているあの機能により詳細な説明追加

事前情報からもGoogleは例年より約3ヶ月の前倒しでAndroid16を第2四半期に公開予定であることを明らかにしています。ユーザーからすれば新しいバージョンが早く公開されるので嬉しい一方で開発者の方々にとっては非常に厳しいスケジュールになると思います。

今回9To5GoogleによるとAndroid16 Beta 3においてPixelの80%充電についてより詳細な説明が追加されたと報告しているのでまとめたいと思います。

新たな説明が追加に。

先日の情報からも3月のセキュリティアップデート以降、充電容量を80%に制限するオプションが一時的に無効化されていることが話題になりました。ただ今回Android16 Beta 3において一時的に「無効化」される理由が追加されているとしています。

今回の情報によるとPixelは1~2週間ごとに完全に充電するとしています。

バッテリーレベルレポートの精度を維持するために、携帯電話は1〜2週間ごとに100%に充電されます。

バッテリーをキャリブレーションするために一度100%に充電する必要があるという感じで、逆に80%のまま続けていくとバッテリー容量の把握に狂いが発生する可能性があることになります。

少なくともバッテリーをよりケアするために必要なことであって不具合やバグでもありません。だからこそ先日100%まで充電されたとなった時に不具合が発生したと話題になった感じになります。

電源オンのオプションも追加すべき。

少なくともGoogleはPixelのバッテリーケアをより強化していますが、「80%制限オプション」に関して現時点で一つの欠点があります。それは電源がオフの状態のまま充電すると100%まで充電されてしまうことです。

ソフトで管理しているので電源オフのまま充電すると制限されないのは当たり前といえば当たり前です。ただ他社の場合は充電を開始すると電源が自動でオンになる機種もあり、電源さえ入ればバッテリーの管理も適切に出来ます。

なのでGoogleとも充電を開始したら電源が自動にオンになる仕様は採用した方がいいのかもしれません。何よりAndroid16のBeta版も安定期に入っておりGoogleの予定より僅かに早いタイミングで移行した印象です。

なのでこのまま順調にいけば6月に公開される可能性が高いですが、一方でPixelに対してはいつ頃に本配信が開始するのか気になるところです。昨年のようにソースコード公開から1ヶ月程度遅れるのか。

それともソースコード公開と合わせて配信を開始するのか。この感じだとPixel 10シリーズはAndroid16を標準搭載している可能性が高いのかなと思います。

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