歴代Pixelと比較するとGoogle Pixel 9シリーズはアップデートによる不具合やバグも減った印象を受けます。もちろん「減った」という印象というだけで不具合が発生している個体もいます。
一方で何が違うのか不明ですがPixel 9シリーズより前のモデルの方が不具合が発生しやすい印象を受けます。今回Phone Arenaによるとユーザーをイライラさせる不具合が一部Pixelに発生していると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
最新アプデで不具合が発生。
先日にGoogleは3月のFeature Dropと最新のセキュリティアップデートの配信開始。また配信対象となっているPixel全体で見た時に合計で11個の不具合が修正されていますが今回の情報によると一部個体で新たな不具合が発生していることが判明したとしています。
Redditに投稿されていた内容からも、あるPixel 8 Proのユーザーは最新のアップデート後に、Netflixを見ていると数分ごとにディスプレイが明るくなったり暗くなったりする現象が発生するとしています。
また別のユーザーによると「YouTube」でも同様の問題が発生しているとの話で、少なくともアプリ側に問題があるのではなく本体に問題があると推測することができます。
合わせて今回の不具合が発生するのは「ビデオ」を再生する時に限定されている可能性があると判断することも出来ます。
対処方法もイライラの原因に。
一方であるユーザーは対処方法として以下のように投稿しています。
「私がここで見た他の投稿に基づいて、ちらつきか何かのようです。残念ながら、私の9にもそれがあります。スムースディスプレイをオフにすると、消えます。最初はNetflixだけだと思っていましたが、YouTubeでも起こりました。」
少なくともこの投稿からもPixel 9シリーズにも同様の現象が発生している可能性があること。そして対処方法としては「スムースディスプレイ」のオプションをオフにすることです。
なので単純に考えるとリフレッシュレートの制御に何かしらの不具合が発生していると判断することが出来ます。ただ120Hz表示に慣れているユーザーからすればオプションをオフにしてしまうと60Hz表示に制限されるため、スクロールする際のもたつきや残像などでストレスを感じる可能性もあります。
仮に今回の不具合がビデオを再生する時に限定されているのであれば、何か動画を見る時のみオプションをオフにすればいいと考えることも出来ますが、ユーザーからすれば余計な手間が発生するためストレスになるかもしれません。
ちらつきが見られるアプリには、Netflix、YouTube、Prime Video、Disney+などがあります。それは、バグがそれらのアプリに限定されていることを意味するのではなく、Redditでバグについて不平を言った人々が、ちらつきが始まったときにたまたまそれらのアプリの1つを使用していたことを意味するだけです。
ディスプレイが明るくなったり暗くなったりするのは「ちらつき」に近い感じみたいなのでストレスだと思います。何より放置するにしてもストレスで対処方法でチラつきが抑制できても違うストレスが発生するとちょっと面倒な不具合に感じます。