これは画期的?Pixel 10では超強化されたPixel Senseを搭載へ

GoogleがAndroid16の公開時期を例年と異なり第2四半期に前倒しすることを考えると、Pixel 10シリーズはAndroid16を標準搭載している可能性が高いです。また「前倒し」している時点でPixel 10シリーズは現行モデルと同じく8月頃に正式発表されてもおかしくないです。

今回GSM ArenaによるとGoogle Pixel 10シリーズは強化されたPixel Senseを搭載する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

Pixel Senseに対応へ。

今回の情報によるとGoogleは今年の後半に発表するPixel 10シリーズでGemini Nanoをベースにした「Pixel Sense」を搭載している可能性があると報告しています。

ちなみに以前よりGoogleはよりPixelに最適化されたアシスタントである「ピクシー」を開発していると報告されていましたが、今回の情報によると「Pixel Sense」という名称になりそうです。

そしてPixel Senseの特徴として、他のアプリにアクセスができ、ユーザーに代わってアクションを実行できる全く新しいスマートコネクトアシスタントになるとしています。

今回の情報によると電話、メッセージ、写真、マップ、Gmail、ドキュメント、Chrome、ファイル、YouTube、レコーダー、Keep Notesなど、Googleのファーストパーティアプリ全てにアクセスすることが可能になるとしています。

またPixel Senseはタスクやルーチンを自分で完了できると同時に、使用するGoogleアプリやサービスに基づいてコンテキスト予測も可能になるとしています。

更新されたアシスタントはマルチモーダルになり、音声、テキスト、画像入力を処理できます。すべてのデータ処理は完全にデバイス上で行われ、一部のプロセスはオフラインでも実行できます。

何よりPixel 9シリーズで間に合わなかったアシスタント機能の強化がPixel 10シリーズで実装される流れになるのかもしれません。

Galaxy AIに似ている?

またPixel Senseで出来ることについてざっくりと以下のように言及しています。

  • 「個人的な予測提案:場所、製品、名前などの個人データを必要なときに提案するためにメモを取る。」
  • 「タスクをより迅速に完了する:タスクやルーチンをより迅速に完了するために、iPhoneをどのように使用するかを学びます。」
  • 「あなたの興味に適応する:どのトピックがあなたにとって重要かを学び、あなたと共に進化し続ける。」

ぱっと見はGalaxy S25シリーズで追加された新機能である「クロスアプリ」機能に似ているように見えますが、Pixel Senseの方がより深いレベルでアプリが統合されているようにも見えます。

今回の情報をみる限りGeminiの起動を起点にするのか不明で、Pixel Senseのアプリも用意されているみたいです。ただ今まで以上にAIが身近になることに違いはなく、AIに対して複数の指示が同時にできるようになると考えると分かりやすいのかもしれません。

AppleがApple intelligenceでSiriをより深いレベルで統合されるとしていましたが、まさにGoogleが先に実装する流れになるのかもしれません。

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