先日の情報からもQualcommはGoogleと連携を強化した結果Snapdragon 8 Eliteは最大8年のアップデートサポートに対応したSoCになっていることを明らかに。実際にサポート期間をそこまで拡張するかはメーカー次第ですが以前のようにSoCがネックになることは考えにくい。
一方でここまでのサポート期間が本当に必要なのかもユーザーによって評価が分かれるところです。今回はSoftBankなど大手キャリアの保証とメーカーのアップデートサポートについて一致していないことがあるので主観的にまとめたいと思います。
SoftBankは5年。
GoogleはPixel 8シリーズからアップデートサポート期間を最大7年に拡張した上で、修理用のコンポーネントも最大7年提供することを明らかにしました。少なくともユーザーからすれば長期間使えるというメリットがありますが、多くのユーザーにとってはキャリア側の対応も重要になります。
少なくともPixelのアップデートはGoogleが管理していることもありキャリアによって制限されることは考えにくいです。そのためGoogleが発表したサポート期間内であればアップデートは配信されると思いますが、それ以外の部分はどうなっているのか。
修理受付 | 受付終了予定日 | |
Pixel 8 | 受付中 | 2028年9月30日 |
Pixel 9 | 受付中 | 生産中 |
あくまでもSoftBankの対応になりますがPixel 8に関してはすでに生産が終了。そしてSoftBankは機種によって差があれど生産が終了してから4年後に修理受付が終了予定としていることが多いことから、ざっくりと発売してから5年の対応となります。
ちなみにPixel 8シリーズは2023年10月に発売されており、アップデートサポート期間は2030年10月までとなっているので、少なくともSoftBankではPixelのアップデートサポートが終了する2年前には修理依頼が出来なくなると考えた方が分かりやすいです。
買い方もあっていない。
またキャリアは端末の高価格化に対して「実質価格」を少しでも安く見せるためにプログラムを提供しています。プログラムの流れとしては指定された期日までに一定の条件を満たした状態で端末を返却することで、最初に提示された「実質価格」になるというもの。
プログラム自体の仕組みとして指定された期日までに端末を返却せず残債分を再分割して継続して使うことも可能ですが、指定された期日以上の期間を使いたいなら最初からプログラムを利用するべきではない。
何よりプログラムは「実質価格」を抑えることを前提にしていることからも、GoogleがどんなにPixelのサポート期間を拡張してもキャリアの支払い方法は変わらないです。
なのでプログラムを利用する人からすればアップデートサポート期間が拡張されたとしてもあまり関係ないです。国内においてGoogle Storeの実店舗がないため難しいと思いますが、キャリアモデルはサポートを受けやすい一方でサポート期間に対して対応期間が短いです。
一方でGoogle Storeにおいてはサポートを受けにくいけどサポートに対して対応期間が一致します。何より長く使いたい人ほど余分な手数料が上乗せされているキャリアモデルはやめ直販モデルを買った方がいいのかなと思います。