少なくとも中国市場において折畳式機種は飽和しているとの話でメーカーはラインナップを強化するよりもラインナップを制限した上で一つ一つの機種の完成度を上げることに注力していると言われています。
その中で今年最初に動きを見せたのがOppoでOppo Find N5は折畳式機種としては同社初となる全世界で同時に正式発表しました。今回はOppo Find N5を購入したので開封しつつOnePlus Openと比較レビューを主観的にまとめたいと思います。
開封。
まず開封をしていきたいと思いますが今までと大きくイメージが異なり白を基調した化粧箱に変更されています。
そして付属品を確認すると電源アダプター。
次にUSB-Cケーブル。
そしてSIMピンに説明書とお馴染みです。ただ全ての市場で電源アダプターが同梱されているわけではないみたいなので注意が必要です。
また本体のカラバリに合わせて付属されているケースも異なり今回購入したのはブラックなので専用ケースもブラックでレザー基調と質感も高めでシンプルに背面のみを保護するタイプです。
ただ本体を閉じた時にヒンジ部分も保護してくれる仕様ですがvivoの時はヒンジ保護部分がサブディスプレイに干渉することから不評でグローバル版では変更されたとも言われています。
何より実際に使っていかないと分からないですが個人的には専用ケースがあるだけでも嬉しいところです。ただワイヤレス充電に対応しているからこそマグネット内蔵タイプが欲しくなっちゃいます。
中華系ならもうお馴染みですが付属品だけで最低限のアクセサリーが揃うのはありがたいです。特にアリエクを見ていると現時点で全く物欲が刺激されるケースがないので非常に困っています。
デザインを確認。
そして最大の特徴とも言えるデザインから確認していきたいですがめちゃくちゃ薄く感じます。まず本体を閉じた状態で本体上部を確認するとIRブラスターにマイクにスピーカーグリルを搭載しています。
そして本体側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンにアラートスライダーとお馴染みです。電源ボタンは指紋認証が統合されておりアラートスライダーでサイレントモードへ切り替えが可能です。
最後に本体下部を確認するとマイクにスピーカーグリルにSIMトレイといつも通りの感じです。
サイドフレームはアルミを採用しつつマット仕上げを採用しているため質感はかなり高く感じます。
そして背面はフラット形状かつマット仕上げなのでサイドと合わせて全体的に引き締まった印象を受けます。ちなみにグローバルモデルはホワイト/ブラックの2色で大陸版のみ3色目にパープルがあります。
OnePlus Openと比較。
次に実質前モデルとなるOnePlus Openからどのように進化したのか比較したいと思います。ちなみにOppo Find N3も手元にありますが子供に借したりしている内にフレームに傷がついたりメインディスプレイにドット抜けが発生しているのであまり良い状態とは言えません。
なので今回はメーカーは違えどハードは共通化されているOnePlus Openと比較したいと思います。
まず本体を開いた状態で確認すると横幅がそこまで変わらないですが縦幅が全く違いますOppo Find N5は単純にデカくなったなという印象ですがだからこそ薄さが際立つという感じです。
スペックでみると1.6mm程度の差しかありませんが実際に比較すると印象が全く違います。OnePlus Openはめっちゃ分厚く全体的に太っているように感じてしまうくらいです。
何よりOppo Find N5の4.21mmは現時点だと世界で最も薄く大きな特徴の一つとなっています。
次に本体を閉じた状態で比較してみると横幅はほとんど一緒ですが縦幅が明らかに違います。少なくともOnePlus Openのサイズ感はかなり絶妙でOppo Find N5の大型化はマイナスだと実機を触る前まで思っていましたが実際に比較してみるとOppo Find N5でも十分に持ちやすいです。
何より本体の厚みに3mm弱の差はめちゃくちゃ大きい上にOppo Find N5の方が16g軽いです。そのためOppo Find N5の方が手にフィットしにくいかと思いきやめっちゃ取り回しがいいです。
本当に折畳式機種でありながらストレートタイプの大型モデルとほとんど変わらないという印象を受けます。おそらく薄型化するために大型化したんだと思いますが個人的にはマイナスの印象がないです。
あとは好みが分かれる部分としてカメラ部分で個人的にはOnePlus Openの方が好きでした。Oppo Find N5は同じサークル型でも出来るだけカメラバンプが目立たないように配慮している印象を受けます。
そのせいかちょっと中途半端なサイズ感に感じますがだからこそ重心がカメラ側に寄っていないです。あとは両機種ともテーブルにおいても左右にガタガタしないのはちょっと嬉しいところです。
何よりOnePlus Openが登場してから1年以上あいたこともありデザインの進化が著しいです。1世代でここまで進化を感じられるのであれば毎年出さない方がメリットにも感じてしまいます。
何よりこの薄さはヤバいという感じでもう普通のスマホと変わらないレベルに到達した印象です。
メインディスプレイを確認。
次にメインディスプレイを確認していきたいと思いますがサイズでみると大型化しています。ちょっと公式サイトで確認出来ませんがOnePlus Openはほぼアスペクト比が1:1に対してOppo Find N5はちょっと縦長になったので本当にちょっとだけスマホ寄りになった印象です。
表示解像度はほぼ一緒なので単純にディスプレイサイズが大型化した分画素密度は落ちます。何より他社の折畳式機種が8インチ前後の中でOppo Find N5は現状トップクラスの大きさです。
またディスプレイの面積でみるとiPad miniを超えているとの話で単純にこの薄さはすごいです。
ディスプレイ輝度を確認。
そしてディスプレイの視認性に関わる部分としてディスプレイ輝度ですが海外サイトのテスト結果を参考にするとOnePlus Openが自動調節で1238nitsに対してOppo Find N5は1188nitsです。
ピーク輝度がかなり低くくなったことからももっと暗くなるかと思いきやほとんど変わらずです。実際に比較してみるとほとんど差がない印象を受けむしろテスト結果以上に明るく感じます。
ちなみに外でサンプルを撮影してきた時はむしろOppo Find N5の方が僅かに明るく感じました。少なくともピーク輝度が下がったことはマイナスになっておらず実使用の面で差がないことからむしろ合理的な判断だったともいえディスプレイの消費電力抑制に繋がっているなら嬉しいところです。
コンテンツの表示を確認。
そしてコンテンツの表示に関してとりあえずマンガUPで無料のコンテンツを表示してみました。まず本体縦向きの状態で拡大表示をしてみるとOppo Find N5が縦長な分大きく表示されます。
一方でそのまま見開き表示に切り替えると横幅はほとんど一緒であることからあまり差がないです。
次に本体を横向きにして拡大表示しましたが本体サイズに差がないことからも大きさはほぼ一緒です。
最後にそのまま見開き表示にすると本体縦幅に差があるためOppo Find N5の方が大きく表示されます。マンガUPだと表示を切り替えが可能でアプリによってはほとんど差がないと感じるかもしれません。
次にYouTubeですがまず本体を縦向きの状態で動画部分は僅かにOppo Find N5の方が大きいです。
そしてそのまま全画面表示にしてみましたがOppo Find N5の方が僅かに大きい程度です。
次に本体横向きにして再生してみましたが明らかにOppo Find N5の方がコンテンツが大きく表示されます。
最後にそのまま全画面表示にするとOppo Find N5の方がコンテンツが大きく表示される感じです。OnePlus Openは正方形に近いアスペクト比を採用していることからもスマホ向けのコンテンツはちょっと無駄が多いという印象でしたがOppo Find N5が縦長になったことでより大きく表示されている印象です。
そのため視認性は向上した感じでコンテンツが見やすくなってもサイズ感は犠牲になっていないです。
なので今まで以上にコンテンツを楽しみやすい折畳式機種に進化した印象を受けます。ちなみに自分の目だとOnePlus Openは青みが強いからこそディスプレイがより明るく感じやすいです。
一方でOppo Find N5は青みが抑えられてた結果想定以上に発色がよく見やすくなっています。
サブディスプレイを確認。
次にサブディスプレイを確認していきたいと思いますが他社では6.5インチの採用が多い中でOppo Find N5は6.62インチとかなり大きめに感じOnePlus Openだと余計に差を感じます。
少なくともOnePlus Openはコンパクトモデル寄りのサイズでOppo Find N5は大型モデル寄りのサイズ感です。可変式120Hz表示は一緒で表示解像度に関してはメインと異なり画素密度で見れば完全に一緒です。
スペックでみればサイズが分かりやすい違いで基礎的な部分では気になるような差がないです。
ディスプレイ輝度を確認。
そして海外サイトのテスト結果を参考にするとOnePlsu Openは自動調節で1164nitsに対してOppo Find N5は1178nitsとなっているので本当にちょっとだけ明るくなっていることになります。
ただメインディスプレイと同様に両機種ともテスト結果以上に明るく感じるディスプレイで個人的にはシーン問わず十分に見やすく改めてピーク輝度は実使用において関係ないと実感します。
コンテンツの表示を確認。
そしてマンガUPで無料コンテンツを表示してみると本当に僅かですがOppo Find N5の方が大きいです。
一応本体横向きにして見開き表示にしてみましたがOppo Find N5の方が僅かに大きいです。
そして次に本体縦向きの状態でYouTubeを再生してみると動画部分はOppo Find N5の方が僅かに大きいですがその他の部分の情報量は意外にもそこまで変わらないという印象を受けます。
そして全画面表示にしてみると本体縦幅の違いからもOppo Find N5の方が大きく表示されます。OnePlus Openを使っていた時は絶妙なサイズ感だと思っていましたがOppo Find N5の方が取り回しが優秀な上にディスプレイが大きい分コンテンツが見やすく使い勝手がよくなったと思います。
何より圧倒的なサイズ感が折畳式機種に求められる視認性をさらに底上げした印象を受けます。
折畳式機種特有機能を確認。
そして折畳式機種特有の機能について確認していきたいと思いますが一つ目としてヒンジです。OnePlus Openは割と緩めというか180度に近づくにつれて徐々にきつめになっていく印象です。
そしてOppo Find N5はチタンフレクションヒンジを採用しており前モデル対比で26%小型化しています。さらに36%耐久性が改善しており実際に開閉してみると角度関係なく均等な硬さという印象です。
あくまでも使い始めの際の開きやすさという面ではOnePlus OpenでOppo Find N5は本体が薄型化した上にマット仕上げを採用していることからも指が滑ってしまうこともあります。
ディスプレイの折目。
そしてディスプレイの折目に関しては相変わらずという感じになりますが開封直後では目立たないです。折畳式機種の中でもOppoやOnePlusの折目はトップクラスに目立ちにくくOppo Find N5も健在です。
ちなみにOppoによると耐衝撃フィルムが進化したことで前モデル対比で耐久性が70%改善しています。
さらにディスプレイの折目自体は前モデル対比で10%狭く50%浅くなったとしています。何より使い始めてから1年以上経過しているOnePlus Openでもほとんど気にならないレベルです。
なので期待値は高いですが今後Oppo Find N5を使っていきどうなるのか様子見は必要です。
オプションはそこまで充実していない。
そして折りたたみ機能としてはアプリのアスペクト比変更/タスクバー/サブディスプレイの連携性という最低限という感じでGalaxyやvivoと比較するとちょっと遅れている印象です。
特に折畳式機種特有の使い方の一つとしてフレックスモードがありますがYouTubeや純正カメラなど対応しているアプリは最適化されていますがGalaxyのように強制化するオプションが見当たらないです。
ただ自分が愛用しているAmazon Prime Videoは最適化されずとも分割表示されて良かったです。
マルチタスク機能を確認。
またマルチタスク機能ですがOppoはビュー分割と呼んでおり左右の分割はもちろん出来ます。
一方で上下分割に関してアプリの組み合わせにもよりますがとりあえず出来る感じです。
ただビュー分割のUIからも中途半端にどっちも見れないみたいなことになるので4本指でピンチしてあげるととりあえず2つのアプリの視認性が最低限担保される感じになります。
折畳式機種特有機能としてGalaxy対比では仕方ないとしてもvivoに劣るのはちょい残念です。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認していきたいですが後継機種が登場するまで時間があいたこともあり標準搭載しているOSは2世代分の差がありOnePlus Openはあと2回と考えるとちょっと寂しいです。
一方でOppo Find N5はOppo Find X8シリーズと同じくメジャー5回に対応かと思いきや4回です。セキュリティアップデートだけ6年に拡張された感じですがそもそも本体が修理なしで持たないかなと思います。
もちろん使い方次第ですがメインディスプレイのフィルムは経年劣化で浮いてくる可能性があります。
とはいえユーザー自身でサードパーティのフィルムに交換してしまうと改造扱いになる可能性があります。なので現状だと国内で正規販売されていないためメンテナンスの部分はデメリットになるかもしれません。
またAI関連に関してOppo Find N5はGeminiをベースにしておりかこって検索にもちろん対応しています。そしてOppo Find X8シリーズが対応している機能はほとんどカバーしているという感じです。
Macとの連携性を強化。
またColorOS15からの大きな特徴としてApple製品とデータ共有が可能なO+ Connectに対応しています。Apple製品同士のAirDropのようにはいかず共有したいApple製品にアプリのインストールが必須で今まではiPhoneやiPadとデータ共有が可能でしたが新たにMac用も用意されました。
ちょっと専用アプリはApp Store自体で見つけることが出来ずOppoの公式サイトから入手しました。データ共有自体はOppo Find X8シリーズと変わらずですがOppo Find N5ではMacのリモートコントロールに対応しておりOppo Find N5でMacにアクセスすることが可能になっています。
正直な話ディスプレイが小さ過ぎてMacを遠隔で快適にコントロールとは言えないです。またフレックスモードにすることで下半分をトラックパッドやキーボードとして使えます。
ただジェスチャー自体は同じとはいえApple純正のトラックパッドのようにはいかないです。個人的にリモートコントロールに対応した最大のメリットはMacのデスクトップのデータをそのままOppo Find N5に共有出来ることでこれだけでもかなり汎用性が高いかなと思います。
自分のようにスマホはAndroidだけどパソコンはMacみたいな人には嬉しい機能だと思います。
容量構成を比較。
そして容量構成に関して市場によって両機種とも最大1TBモデルが用意されているとの話です。とはいえRAM16GBと折畳式機種であることを考えても十分で仮想RAMで拡張も可能となっています。
そして搭載SoCに関しても2世代分の差がありますがOppo Find N5はちょっとイレギュラーです。世界初の7コアバージョンのSnapdragon 8 Eliteを搭載した機種でCPUのコア数が少ないです。
そのため通常版と比較するとパフォーマンスは落ちますが消費電力が抑制されることからも発熱が抑制されやすく電池持ち改善に貢献と超薄型機種のために開発された派生SoCとの話です。
とりあえず発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。
発熱とパフォーマンスの持続性を確認。
久しぶりにOnePlus Openでベンチマークを計測してみましたがスコアがかなり低く感じます。SoCで見れば2世代差があるとはいえSnapdragon 8 Eliteでかなりインフレしていることを実感します。
一方でOppo Find N5は想定よりスコアが抑制されており200万点はとりあえずいかない感じです。ただ自分の中で衝撃的だったのが発熱の方で暖かくすらほぼならないと超バランスを優先している印象を受けます。
ちなみに計測終了ごとに外聞温度を計測してみましたがOnePlus Openは31.6/32.7/31.5度でOppo Find N5は31.8/31.8/32.7度と両機種ともほとんど発熱を感じないのでびっくりです。
またパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。
AnTuTuと比較して思っていたよりも安定率が悪いという感じで正直70%近くまでいくと思っていた。ちなみに計測終了後に外部温度を計測したところOnePlus Openは37.6度でOppo Find N5は42.8度と地味に高くなっています。
ただOppo Find N5は外部温度の割にはやはり発熱を感じにくいという印象を受けます。
バッテリー関連を確認。
次にバッテリー関連ですがOppo Find N5はシリコンカーボンバッテリーの採用で容量が大幅増加しています。そのため電池持ちも底上げされたおり海外サイトのテスト結果を確認すると1時間以上の差があります。
ちなみにハードは一緒ですがOSが違うことが影響しているのかOppo Find N3は11時間39分です。そのためOnePlus Openよりさらに電池持ちが悪いのでOppo Find N5との差が大きくなります。
今後使ってみる必要がありますがブック型の折畳式機種の中でOppo Find N5はトップクラスです。ただDimensity9400を搭載していればスコアがもっと伸びたのでは？とちょっと思っています。
また地味に嬉しい部分としてOppo Find N5は最大50Wのワイヤレス充電に対応したことです。そもそも前モデルの時点で非対応だったのでここまで一気に強化されるとは思わなかったです。
ちなみにOnePlus Openは充電開始30分で80%でフル充電に要した時間は42分となっています。一方でOppo Find N5は充電開始30分で72%でフル充電に要した時間は52分と遅くなっています。
とはいえバッテリー容量の差を考えるとそこまで遅くなった感じではなく個人的には十分です。
その他を比較。
その他Oppo Find N5はIPX8に加え折畳式機種としては世界初となるIPX9にも対応しています。前モデルがIPX4であったことを考えるとハードのデメリットをしっかり強化してきたことになります。
生体認証に関しては両機種ともインカメラを利用した2D顔認証に側面に指紋認証を搭載しています。正直特段変わりないという感じで側面式を採用する限りこれ以上進化の余地がない可能性もあります。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが薄型化したことが大きいのかスピーカーに関してはOppo Find N5が明らかに劣化しています。
カメラを確認。
最後にカメラを確認したいと思いますが薄型化のためかハードで見れば大幅に劣化しています。メインカメラでみるとOnePlus OpenはOppo Find X8 Proと一緒ですがOppo Find N5はOppo Find X8と同じなので上手く誤魔化せているようなそうではないようなと複雑です。
また超広角に関してはセンサーサイズで見れば半分で詳細は不明ですが物は良くない可能性が高いです。望遠に関してはJN5とセンサーサイズでみれば小型化していますが取り回しはいい可能性もあります。
その他Oppo Find N5の地味に嬉しい部分としては光学3倍のテレマクロに対応していることで、とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはOnePlus Open/Oppo Find N5の順番になっているので予めご了承下さい。
シーンによると思いますがOppo Find N5の方が白飛びや黒潰れがしやすく全体的にノイズが多い印象を受けます。今回のサンプルは晴れた日に撮影できたので良かったですが天気が微妙な日になるとさらに差が開く可能性があります。
広角で撮影。
割とOnePlus Openの方が色全体がシャープというか質素という感じです。
次に接写してみましたがOnePlus Openの方がセンサーサイズが大きい分綺麗なボケ感という感じです。
メーカーが違うのでチューニングも異なる可能性が高いです。その上での話になりますがOnePlus Openの方が全体的に現実寄りよいう印象を受けます。
ポートレートで撮影。
次にポートレートで撮影してみましたがOppo Find N5の方がかなり加工感が強めに感じます。
やはりセンサーサイズの差からちょっとだけOnePlus Openの方が寄りにくいです。
次に2倍で撮影してみましたが色味に違いがあることを確認できます。
Oppo Find N5はちょっとぶれやすいというかフォーカスが迷いやすい時があります。
3倍で撮影してみましたが思っていたより悪くないです。
センサーサイズの差か被写体にも寄りやすいです。
望遠で撮影。
次に両機種とも光学となる3倍で撮影してみました。
次にクロップとなる6倍で撮影してみました。
そして10倍になるとOppo Find N5は塗り絵みたくなっています。
ただ20倍になると加工感はかなり強めですが意外と頑張っている。
そして30倍で撮影してみました。
そして50倍で撮影してみました。
最後に100倍で撮影してみました。ちなみに最大倍率は120倍ですが実用性はありません。一方でざっくりみるとOppo Find N5は60倍以上のズーム倍率になるとAIで補正が入るのでまだついていける感じです。
ただ個人的には30倍くらいから適用してほしいと思っちゃいます。
マクロで撮影。
そしてOppo Find N5はテレマクロに対応しています。
雰囲気ある写真を撮りやすいですが撮影距離が難しいです。
3倍で撮影。
一応3倍でも接写してみましたがOppo Find N5の方が寄りやすいです。
意外と頑張っている印象を受けます。
マスターモードにも対応しており透かしと合わせることでただのワンシーンでもそれっぽい写真のように仕上げることが可能です。
超広角(低照度)で撮影。
次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。
センサーの差がもろに出ている感じです。
広角(低照度)で撮影。
全体的にOppo Find N5の方が暗いです。
Oppo Find N5はちょっと黒がきつすぎに感じます。
ただ強い光源があるシーンだと意外にも安定している印象を受けます。
望遠(低照度)で撮影。
まず2倍で撮影してみました。
次に3倍で撮影してみましたがOppo Find N5の方がノイズが多い印象を受けます。
最後に6倍で撮影してみましたが夜はハードの差がわかりやすくOnePlus Openの方が安定している印象を受けます。
まとめ。
今回はOppo Find N5を購入したので開封しつつ前モデルと比較レビューもしてみました。驚異的なデザインを実現した一方でカメラが露骨に犠牲になったのはかなり残念に感じます。
ただ実際に試してみるとそこまで悪くない感じで折畳式機種の中でみれば普通という印象です。何よりMacやiPhoneなどApple製品との連携性が強化されており個人的には地味に嬉しいです。
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また今回もまめこさんのところで購入しており自分が購入した時は26万円弱という感じでした。512GBモデルであることを考えるとPixelやGalaxyと比較しても特段高いわけではないです。
何より国内でも発売してほしい機種で今後Oppoには国内でフラッグシップを頑張ってほしいです。
