少なくともXperiaに関してはグローバルモデルと国内モデルではアップデートにタイムラグがあり、大体のイメージとしてはグローバルモデルより1ヶ月近く遅れる感じに。
何より国内版に関してはおサイフケータイへの対応など日本向けのファームウェアが用意されていることからも配信が遅くなりがちなのかもしれません。今回SonyがXperia 1Ⅴなど2023年モデルにAndroid15のアップデートの配信を開始したのでまとめたいと思います。
Android15の配信開始。
すでに海外版に関しては配信を開始していますが、今回SonyはXperia 1Ⅴ/Xperia 5Ⅴ/Xperia 10Ⅴの直販版に対してAndroid15の配信を開始しました。ちなみにちょっと嬉しい部分としては配信のタイミングでXperia 5ⅤとXperia 10Ⅴに関しては国内最速です。
Xperia 1Ⅴに関してはdocomo版よりちょっとタイムラグがあったみたいですが直販版に対して迅速にアップデートを提供する流れとなっています。正直今まではキャリアに配慮しているのか直販版への配信は後回しとなっているイメージでしたが、Android15からはイメージが変わりつつあります。
またアップデート容量は1.1GB前後で海外版とほぼ一緒です。3機種とも共通してAndroid15の標準機能を実装する流れに。またXperia 1Ⅴに関しては表示解像度をFHDに固定するオプションが追加されたのが大きな特徴です。
少なくともFHDに固定することで消費電力を抑制することが可能になり電池持ちも改善します。ただ固定してしまうとXperia 1シリーズを使っている意味とは?ともなっちゃいます。
バグが多い可能性。
一方で海外版でみると特にXperia 1Ⅴはバグが多い印象を受けます。電池持ちが大幅に悪化したとの話もあれば、YouTubeなど一部アプリの挙動に影響を出ており、不具合報告としてXperia 1Ⅴが発売されてから最も多い印象を受けます。
Sonyは海外版での不具合を修正した上で国内向けに配信したのか現時点で不明ですが、不安な人は様子見をした方がいいと思います。ちなみにXperiaのよく言われるアップデートの不具合対策は以下のようになります。
アップデート時の不具合回避対策 |
SDカードスロットにSDカードを入れない |
サードパーティのランチャーアプリに切り替える |
SIMカードスロットにSIMカードを入れない(eSIM含む) |
これら回避方法を試せば必ずしも不具合を回避できるという意味ではありません。あくまでもアップデート時の深刻な不具合を回避できるかもねと気休め程度に捉えてもらった方がいいと思います。
何よりXperia 1Ⅴに関しては不具合報告が多いので、不安な人は様子見をするかバックアップをとった上で十分に時間に余裕がある時にアップデートをするのがおすすめです。