Galaxy S25 Ultra 開封レビュー。超使いやすくなったけど面白みに欠ける

先日にSamsungはグローバルイベントを開催してGalaxy S25シリーズをついに正式発表しました。国内でみると1月23日正式発表で2月14日発売のことから第二次販売国に選ばれた可能性があります。

何より以前のようにグローバル展開とほとんどタイムラグがないのは非常に嬉しいところです。今回はSamsung JapanよりGalaxy S25 Ultraをお借りしたので開封レビューをしてみたいと思います。

開封。

まず開封していきたいと思いますが前モデルの時と化粧箱のデザインは地味に変更されています。前モデルの方が分かりやすかったかもしれませんが個人的には今回の方がカッコよく感じます。

そして付属品を確認するとUSB-CケーブルにSIMピンに説明書と最低限のラインナップです。ちなみにGalaxy S25 Ultraは最大45Wに対応しているので最大速度で充電したい人は純正の45W電源アダプターを用意するのはありかなと思っていますがユーザー次第かなと思います。

何より最近中華系ばかり開封していたこともあり付属品はかなり寂しく感じてしまいます。

ガラスフィルムを確認。

そしてGalaxy S25 Ultraは進化したGorilla Glass Armor 2を採用していますが個人的にはGalaxyに限らずスマホのディスプレイの耐久性を信用していないのでフィルムは絶対貼ります。

今回もいつもお馴染みのSpigenのガラスフィルムを購入してみましたが貼りやすさは抜群です。

前モデルと同様にEZ Fitタイプなのでガラスフィルムとガイド枠が一体化したタイプです。ディスプレイ表面を綺麗にした上でガイド枠と合わせて押すだけと非常にシンプルで貼りやすいです。

少なくとも自分のような不器用な人間であっても装着に失敗することがないのでありがたいです。ただ反射率がカットされているGorilla Glass Armor 2との相性は最悪かなと思っています。

ここはユーザー次第であり自分は反射率よりもディスプレイの保護を優先したいと思っちゃいます。

デザインを確認。

そしてデザインに関して実機レポと重複しますが改めて確認していきたいと思います。本体上部を確認するとアンテナスリットにマイクで本体左側面に関しては特段何もないです。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンといつもお馴染みのボタン配置です。

最後に本体下部を確認するとスピーカーグリルにUSB-CにマイクにSIMトレイとなっています。

サイドフレームはフラット形状を採用しておりチタン+マット仕上げで質感は高めに感じます。

バックパネルを確認するとフラット形状のガラスで今回お借りした個体はブラックとなっています。

ただレギュラー色でみるとシルバーブルーやホワイトシルバーなどサイドフレームとバックパネルの色味が異なるカラバリはそれっぽい名称が採用されているのに同じ条件のブラックはなぜシルバーブラックなどの名称を採用しなかったのか個人的にはちょっと不思議に感じます。

Galaxy S24 Ultraと比較。

そしてGalaxy S24 Ultraからどう変わったのか改めて確認していきたいと思います。まず本体サイズを確認すると縦幅がほぼ一緒ですが横幅がスリム化され0.4mm薄くなっています。

スペックでみると横幅は1.4mmしか変わっていませんが実際に持ってみると印象は違います。ただざっくりと言ってしまえばサイドフレームがフラット形状になった分スリム化した感じになります。

そのためか0.4mm薄型化しているにも関わらず比較している感じだと薄型化した感じがないです。一方で本体の重さが218gまで軽量化されたこともあり取り回しのしやすは大幅に改善しています。

結局いくらスリム化されたとはいえ本体の横幅が77mmを超えてくる機種はかなり限定的です。そのため他社と比較しても持ちにくくデカいと感じるからこそ実際に持つとかなり軽く感じます。

少なくとも自分の手首だとGalaxy S24 Ultraの取り回しの悪さは正直致命的でした。ただGalaxy S25 Ultraの重さであれば自分の手首でも問題なく使えるのかなと思います。

またデザイン上の地味な違いとしてGalaxy S25 Ultraは四隅が丸みを帯びたことです。

ここはユーザーの好み次第だと思いますが角ばったデザインの方が好きだったとの声も多いです。ただリーカーの推測に過ぎませんがアニメーションと本体のデザインを一致させたとの話です。

つまりアプリアイコンは四隅が丸みを帯びているためアプリが展開される時に本体が角ばっているとアニメーションに違和感が生じることがGalaxy S24 Ultraのマイナスポイントだったと指摘しています。

実際のところは分からないですが体験向上という部分で合わせてきていてもおかしくないです。

そしてカメラデザインも地味に変更されておりGalaxy S25 Ultraはカメラリングが太くなりました。ここは完全に好み次第でカメラリングが太くなったからといってカメラが強くなるわけではないです。

何より個人的には前モデルと比較して取り回しが大幅に改善されたことがかなり大きいです。

正直前モデルは長期間使うことが出来なかったらこそGalaxy S25 Ultraでの改善は嬉しいです。ただぱっと見のデザインとしては大きな変化はなく新鮮味は正直全然ないかなと思います。

質感が高く所有欲を満たしてくれるデザインですがそろそろ大きな変化が欲しいところです。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますがディスプレイサイズでみると大型化しています。本体サイズがほとんど一緒でアスペクト比も一緒であることからベゼルのスリム化が要因なのかもしれません。

ただ実際にベゼルを比較してもそこまでスリム化したのかなという印象を受けてしまいます。もともとGalaxy S24 Ultraの時点で十分にスリムに感じていたからこそ印象は変わらずです。

そしてスペックでみると表示解像度やリフレッシュレートなどに特段変更はない感じです。それこそ先ほどの話と重複しますがGorilla Glass Armor 2が地味な違いになると思います。

ちなみにCornigの実験によると2.2mmの高さからコンクリートに落としても耐えたとの話です。そのため現状だとスマホ向けディスプレイの中で耐久性はトップクラスになる可能性があります。

コンテンツの表示を比較。

そしてコンテンツの表示に関してYouTubeを再生してみると僅かに発色が良くなったように見えます。ちなみに現時点で確認はとれていませんが一部情報によるとSamsungのM14を採用しているのと話です。

そのため事前情報通りであれば発色の改善に加え電力効率も改善している可能性があります。

ディスプレイ輝度を比較。

そしてディスプレイ輝度に関してスペックでみると変更はなく進化どころかちょっと退化しています。海外サイトによるとGalaxy S24 Ultraは自動調節で1447nitsですがGalaxy S25 Ultraは自動調節で1417nitsとあくまでもテスト結果でみると僅かに退化しているのはちょっと寂しいです。

ただテスト結果と異なり屋内で実際に比較してみると本当に僅かですが明るく感じます。また屋外にサンプルを撮影しにいった時は明らかにGalaxy S25 Ultraの方が明るかったです。

とはいえシーンによってはGalaxy S24 Ultraの方が明るく感じることもあるのでほぼ変わらないという印象です。

あと自分はあまり気になりませんが海外サイトによると最大輝度を維持することに消極的でディスプレイが暗くなるのが早いことからもシーンによってはユーザビリティを欠くとの話です。

何よりスクリーンプロテクターを使わないのであればGorilla Galass Armor 2の採用で反射率がカットされていることからも高照度の環境でディスプレイの視認性は改善されています。

さらにSamsungによるとコントラスト比の改善などアクセサリーがないほど恩恵があります。一方で相変わらずDolby Visionに非対応など他社と比較するとHDR系は弱いかなと思います。

何より日常使いでは十分なディスプレイですがここ数年あまり変わり映えしないかなと思います。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますがAndroid15をベースにしたOneUI7.0を標準搭載しておりアプリのアイコン含めてアニメーションは大きく変更されています。

ただ従来のカスタマイズ性はそのままという感じでGalaxyの良さが引き立った感じです。また軽く触った感じだとGalaxy S24 Ultraに感じていたもっさり感が軽減された印象です。

ただこれはOneUI7.0の問題なのかハードに起因する問題なのか不明でOneUIの問題であればGalaxy S24 Ultraもアップデート後にもっさり感はちょっと改善されるのかなと思います。

アップデートサポート期間に関してはメジャーアップデート含めて最大7年と従来通りです。また国内においてミリ波に対応している上にWi-Fi7に対応としっかり揃えてきてくれる感じです。

容量構成を比較。

容量構成に関しては前モデルから大きくな変更がないのはちょっと残念に感じてしまいます。一部情報だと韓国や中国に台湾ではRAM16GBモデルが用意されているから余計にそう感じます。

一方で国内展開で地味に嬉しい部分として直販版であればカラバリによって制限されないことです。例えばキャリアでみると1TBモデルはブラックのみですが直販版は全カラバリで全容量が選べます。

Galaxy Z Fold 6の時はオンラインショップ限定カラバリは256GBに制限されたのでデカいです。そして搭載SoCに関して販売地域関係なくSnapdragon 8 Elite for Galaxyを共通搭載しています。

そのこともあるのかGeminiをより最適化できた可能性がありGalaxy AIをより強化しています。

強化されたGalaxy AI

現時点だとGalaxy S25シリーズの新機能としてアプリ間の連携を強化する機能になります。ざっくり言えばGeminiに一度で複数の指示を出した上で処理してくれるようになった感じです。

現時点でSamsungの純正アプリの一部のみが対応しているのでそこまで汎用性は高くないです。また今後連携性が強化されるとしてもSamsung純正アプリが中心になるのかなと思います。

なのでSamsung純正アプリを使用しているユーザーほど恩恵を受けやすいのかなと思います。

そして2つ目としてはNow Briefで自分が日々確認したいことを一箇所でまとめて確認することが可能になっています。また一部情報によるとGalaxy S25シリーズは第二世代のGemini Nanoを統合との話です。

実際にGeminiで同じ内容を同時で検索させてみましたが検索スピードはほとんど一緒です。ちなみに表示された内容はほとんど一緒ですが表示される順番が僅かに違う感じになります。

発熱とパフォーマンスの持続性を確認。

次に発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。バランスモードでベンチマークをかけたともありスコアでみるとSnapdragon 8 Gen 3のトップスコアに近い感じで内部温度でみると41度程度でスロットルダウンをかけています。

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測したところGalaxy S24 Ultraは35.1/38.3/40.1度でGalaxy S25 Ultraは36.1/41.3/41.2度でスコアが高い分ちょっと暖かい感じです。

少なくともバランスモードだと外部温度の割には不快に感じるような熱さではないです。ちなみにパフォーマンスモードで計測したらスコアが下がったのでちょっと様子見してみます。

そして持続性を調べるために3D MARK Wild Life Stress Testをしてみました。

トップスコアに差があるため何ともですがGalaxy S24 Ultraの方が安定率が高いです。少なくとも自分のようにゲームをガチでやらない場合はGalaxy S24 Ultraの方がバランスがよく感じてしまいます。

何より開封したばかりのタイミングで計測しているので今後様子見が必要かなと思います。

バッテリー関連を確認。

そしてバッテリー関連を確認していくとバッテリー容量に変化がなかったのはちょっと残念です。Galaxy S24 Ultraが発売された当時で見ればバッテリーテストのスコアはかなり優秀でした。

ただ現状だとフラッグシップでも15時間を超える機種が増えておりスコア的に物足りないです。なのであまり電池持ちの改善に期待していませんでしたが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると15時間8分と大幅に改善しており中華系と比較しても遜色ないスコアを獲得しています。

現状トップクラスとなるXperia 1ⅥやiPhone 16 Pro Maxの17時間オーバーには及ばないもののここまでスコアが改善していると思っていなかったので個人的にはいい意味で完全に裏切られました。

電池持ちが改善した要因としてディスプレイ素材の進化により消費電力効率が改善した可能性があります。さらにSnapdragon 8 Eliteで電力効率が改善したことに加え今回はExynosモデルが存在していません。

つまりSamsungがSnapdragon 8 Eliteの最適化に注力出来たのが大きいかなと思います。何より15時間オーバーのスコアであれば2025年は十分に戦える電池持ちなのかなと思います。

そして充電速度に大きな変化はありませんが形式としてQi2 Readyに対応したのは地味に大きいと思います。ある意味Galaxy S24 Ultraの時からユーザーによっては変わらないと思いますがマグネットを内蔵したケースを使用することで実質Qi 2対応機種として使えるようになるのは嬉しいところです。

またQi2対応の充電器であれば最低15Wで充電できるので充電速度の底上げになるかなと思います。

ちなみに海外サイトを参考にするとGalaxy S24 Ultraは充電開始30分で69%でフル充電に65分要しています。一方でGalaxy S25 Ultraは充電開始30分で72%でフル充電に要した時間は59分となっています。

なのでスペック上では一緒でも平均充電速度が改善したのか充電時間は地味に短縮されています。

その他を確認。

そして生体認証に関してインカメラを利用した2D顔認証に加え超音波式画面内指紋センサーを採用しています。ただ前モデルから大きな変更はなくコストをかけずこれ以上の進化は難しい感じなのかもしれません。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。Galaxy S25 Ultraの方がクリアになったという印象で明らかに音質が改善したことを確認できます。

ただ高音+音量大きめになると音がちらばってしまうのは相変わらずという感じですが大きな一歩です。

カメラを確認。

最後にカメラを確認していきたいと思いますが主な進化点としては超広角カメラの刷新です。高画素化されたことで通常の撮影に加えマクロ撮影も従来より4倍高精細になったとの話です。

ちなみに前モデルと同様ならメインカメラは1/1.3インチのHP2で一つ目の望遠は1/3.52インチのIMX754で2つ目の望遠は1/2.52インチのIMX854を搭載している可能性があることになります。

そして超広角は1/2.5インチのJN3に刷新さており基本はカメラソフトの進化が主軸になります。とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはGalaxy S25 Ultra/Galaxy S24 Ultraの順番になっているので予めご了承下さい。

Galaxy S25 Ultraは超広角センサーが刷新されていますが今回のサンプルだと明確な違いがある感じではありません。ただ全体的に僅かに明るく補正されている印象でフレアも僅かに抑制されている印象を受けます。

広角で撮影。

Galaxy S25 Ultraの方が全体的に明るい上で色味が現実よりになった印象を受けます。

次に接写してみましたがGalaxy S24 Ultraの方が寄りやすいです。

ポートレートで撮影。

次にポートレートでまずは1倍で撮影してみました。

ただソフトの問題なのかGalaxy S25 Ultraはポートレートになるフォーカスが全然合わないことが多くサンプルを撮るのにかなり苦労しました。

次に2倍で撮影してみました。

基本Galaxy S25 Ultraの方が被写体に寄れないです。

ただ3倍になってようやく安定してくる印象です。

とはいえGalaxy S24 Ultraの方がフォーカス精度はまだマシな印象を受けます。

そして5倍で撮影してみました。

現時点だと明らかにGalaxy S24 Ultraの方がポートレート撮影をしやすいです。

望遠で撮影。

まずは3倍で撮影してみましたが、Galaxy S25 Ultraの方がより忠実な色味に見えます。

次に5倍で撮影してみました。

10倍になるとGalaxy S24 Ultraは僅かに色潰れが発生している印象を受けます。

20倍になるとGalaxy S25 Ultraの方が明らかに色潰れせず撮影できています。

次に30倍で撮影してみました。

50倍で撮影してみましたがGalaxy S24 Ultraは全体的に暗いというべきか青みが強い印象を受けます。

最後に100倍で撮影してみました。

正直100倍になると実用性の部分はちょっと微妙で大して差がないように感じます。

ズームで接写。

次に5倍で接写してみました。

個人的にはGalaxy S24 Ultraの方がよりクリアに撮れている印象を受けます。

マクロで撮影。

次に超広角を利用したマクロ撮影をしてみました。

全く同じ画角で撮れていないため何ともですが正直あまり進化を感じられないです。

一応5倍で中距離撮影もしてみました。

遠くをとる場合はGalaxy S25 Ultraの方が優秀に感じますが、近距離や中距離になるとそこまで変わらないという印象で、むしろGalaxy S24 Ultraの方が安定している時もあるかなと思います。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。

Galaxy S24 Ultraの方が白飛びを僅かに抑制できている印象です。

広角(低照度)で撮影。

基本露光時間はGalaxy S24 Ultraの方が長いです。

このサンプルだとGalaxy S25 Ultraの方が塗り絵感をちょっと強く感じます。

強い光源があるシーンだとGalaxy S25 Ultraの方が僅かにフレアが抑制されている印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

まずは2倍で撮影してみました。

次に光学となる3倍で撮影してみましたがGalaxy S25 Ultraの方がクリアに感じます。

最後に5倍で撮影してみましたがそこまで変わらずです。センサーが刷新されたことで夜は特に超広角で差が出るかと思いきやそんなこともないです。現時点だとチューニング不足が目立っているのかもしれません。

PITAKA MagEZ Case 6

そして今回PITAKAさんからマグネット内蔵の専用ケースをご提供頂いたので確認したいと思います。昨年末からPITAKAのロゴが変更されており読みにくくなったけどカッコよくなった印象を受けます。

PITAKAお馴染みとも言える超薄くて軽いケースとなっておりマグネットが内蔵されているのも嬉しいです。

おそらくこれでQi2 Ready対応という認識でいいのかなと思いますが仮に最大速度で充電出来ていないとしても充電自体はしっかりできるので個人的には十分に便利かなと思います。

何より今までマグネット内蔵のケースを使っていた人はQi2 Ready対応だとしても特段変わらずです。

ちなみに前モデルの時はサイドフレーム半分しかカバーしていませんでしたがGalaxy S25 Ultraはサイドフレームがフラット化したことも影響したのかしっかり全面カバーしてくれるので安心です。

ただしっかり保護してくれている分ケース自体は本体からちょっと外しにくくなった印象を受けます。

そしてスマホショルダーも用意されているので合わせて使うことでさらに汎用性が高くなります。

いくら前モデルからスリムになったとはいえゴツいケースをつけると取り回しが悪化します。なので大型化モデルこそ薄くて軽いケースとの相性がいいと思っておりPITAKであればクッション性はなくても堅牢性はある程度担保してくれているので個人的に今後愛用していきたいと思います。

まとめ。

今回はGalaxy S25 Ultraをお借りすることが出来たので前モデルとの違いをまとめてみました。あとはS-PenがBluetooth非対応になりましたがデジタイザー自体は搭載しているので一部機能は継続で使えます。

ただBluetooth非対応になったことでリモートコントロールなどには非対応になりました。Samsungによると市場調査からS-PenのBluetoothを使用した機能を実際に使っている人は1%未満であることからコストカットのために削除されたとの話で仕方ないのかもしれません。

またGalaxy S25 Ultra全体でみた時の印象としては使いやすさにさらにフォーカスしてきた印象を受けます。さらにGalaxy AIをより強化することでユーザーにもっとAIを使って欲しい感じなのかもしれません。

一方でハードで見ると進化が分かりにくい感じで特にカメラは中華系と比較すると物足りないです。ただここはユーザー次第で今までのGalaxyのカメラでも十分だと思う人は気にする必要はないです。

直販版でみると前モデル対比で1万円の値上げになってしまいますが20万円以下なのはありがたいところです。またSoftBankはかなり気合が入っており一年での返却であれば実質負担金をかなり抑制できます。

今後OneUI7.1へのアップデートで既存機種でもGalaxy AIはある程度同様になるかもしれません。そうなった時にハードの進化の物足りなさをどう捉えるかで選ぶのがいいのかなと思います。

ただ小刻みの進化となったことからGalaxy S24 UltraユーザーよりもGalaxy S23 Ultraなどそれ以前のユーザーにとっても分かりやすい進化があるかと言われると微妙なところかもしれません。

製品貸与:Samsung Japan

製品提供:PITAKA Japan

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