事前情報からもSonyはXperia 5シリーズの開発を昨年の4月頃に中国企業に委託したと言われています。実際のところどうなっているのか不明ですが開発期間を考えると1年以上のことが多いので、早くても今年の下半期に正式発表という流れになるのかもしれません。
何より噂通りであればSonyは従来のラインナップすら継続することが困難になっていると判断することが出来ます。今回は2025年でSonyは国内市場におけるXperiaのシェアを大きく落とす可能性が出てきたので主観的にまとめたいと思います。
噂通り1モデルに?
あくまでも噂に過ぎませんが今年登場する新型Xperiaは1モデルのみになると予測されています。ちなみにここ数年でみると最大でもXperia 1シリーズ/Xperia 5シリーズ/Xperia 10シリーズ/Xperia Aceシリーズになると思います。
ただ1モデルのみを残すとなった時に利益率が低いとされているミドルレンジやエントリーモデルを残すとは考えにくいです。そうなるとXperia 1シリーズとXperia 5シリーズになりますが、噂通りXperia 5シリーズが外部委託されているのであれば、外部委託している機種のみを残すとも考えにくいです。
なので噂に噂を重ねた前提になりますが、仮に1モデルのみ出るとすればXperia 1シリーズからXperia 1Ⅶのみの可能性が高いのかなと思います。本当に1モデルのみになるか不明ですがXperia 1Ⅶのみになっても正直違和感はありません。
シェアは大幅減少になるかも。
ただ仮にXperia 1Ⅶのみなった場合国内市場におけるシェアは激減する可能性があります。以前教えて頂いた情報だとdocomoショップのその店舗における感覚としてXperia 1シリーズの約10倍近くXperia 10シリーズの方が売れるとの話です。
つまり国内市場でシェア維持に貢献しているのはミドルレンジであるXperia 10シリーズでXperia 1シリーズはシェアにそこまで貢献していない可能性があります。
つまりXperia 10シリーズがカットされればXperiaの国内におけるシェアは半減どころではすまないかもしれません。ちなみにグローバル市場でみるとXperia 10シリーズが販売されている地域はそこまで多くないことからもカットになっても影響はあまりないのかなと思います。
少なくともSonyがモバイル部門を継続する上で重要視しているのは「利益率」でシェアはもう関係ないのかなと思います。現時点で出荷台数ベースのメーカー別シェアを見てもSonyは「その他」扱いで国内においてシェアが5%以下であることに違いはないと思います。
だいぶ昔の話になりますが、Xperia 1の時の購入特典が先着1万人という感じで特典の在庫がはけるのに4ヶ月近くかかった記憶です。あの当時と比較して本体価格が2倍弱になっている中国内でXperiaのフラッグシップモデルが1万台売れるのもかなり厳しいのかもしれません。
何より噂通りであればシェア減少は避けられない可能性が高いのかなと思います。