Galaxy Note 7の爆発炎上騒ぎが最も有名かもしれませんが、世界でみるとスマホのバッテリーによる発火事故はGalaxyやiPhoneなどでも発生しています。そのためどのメーカーの機種なら安心ということもなくユーザーの使い方次第の面もあります。
今回はRedditにおける投稿からGoogle Pixelのバッテリーが膨張した際の誤った対処方法について簡単にまとめたいと思います。
自宅の庭で燃やす。
個人的に一番驚愕した対処方法としてはスマホ自体を燃やしたことです。Pixel 6のユーザがある日バッテリーが膨張してきたことからも危険を感じたことから、直接燃やしたとしています。
バッテリーが膨張し始めたので、Pixel 9 Proを注文しました。P9が届いたときには、画面が完全にオフになったので、SIMを取り外して工場出荷時の状態にリセットしました…私はもうそれを私の家に入れたくなかったので、バッテリーが爆発して家の火事を起こすのではないかと心配したので、私はそれを私のファイヤーピットに入れて燃やしました
日本でやったら「事件」になりそうな感じですが、リチウムイオン電池を燃やすのは爆発を助長する可能性が高いので絶対やめて方がいいです。
バッテリーに圧力をかける。
またあるPixel 6aのユーザーはディスプレイが浮いてきたことからも修理店に持ち込んだとしています。
私はそれを地元の修理店に持って行ったが、そこの男は接着剤が緩んだためだと言った。Pixelデバイスからこのようなことを期待していなかったので、正直なところ、少しがっかりしています。
バッテリーが膨張したことでディスプレイが隆起してきた可能性が高く、ディスプレイの接着剤が中途半端な状況になっただけで中途半端に隆起するなんて考えにくいです。
何より誤った処置のパラダイスという感じで、ゴムバンドを膨張したリチウムイオン電池を圧迫させていること。さらに電源がいまだについた状態でしかも使っていることです。
この状態だといつ発火してもおかしくなく、最悪の場合は爆発します。
バッテリーの負荷を避ける。
長年同じスマホを使っているとどうしてもバッテリーに負荷がかかった結果劣化してバッテリーが膨張してしまう可能性があります。何よりバックパネルなど隆起してはずれかけている場合は末期状態です。
この状態になったら電源をオフにすること。さらに修理するとしても「配送」は危険なので、修理して使いたい場合は自分の足でいける範囲の修理提携店舗を探すことです。
ちなみに日本ではどのような対応なのか不明ですが、アメリカだとGoogleのサポートに相談した場合、バッテリーが膨張した個体専用のボックスを送ってくれて、それに入れて返送するみたいな話もあります。
何よりユーザーとしてバッテリーに出来るだけ負荷がかからない使い方をするのが一番です。
バッテリーに負荷をかけない方法 |
充電しながら何かやらないようにすること |
過充電をしないようにする(アダプティブバッテリーや充電制限のオプションを使う) |
頻繁に充電しないこと |
オプションから充電回数を把握してバッテリーの使用状況をある程度確認しておくこと |
特に電池持ちが悪い機種の場合、充電しながら何かしたり、充電頻度が高くなるなどバッテリーに負荷がかかりやすいです。電池持ちはユーザー次第の面もあり難しい部分でもありますが、少しでも修理なしで使いたいユーザーは電池持ちが良いと評判の機種を買った方がいいです。
また例えば2年周期にバッテリーを修理するなど、ダメになりかけてから修理するのではなく、定期的にバッテリーを交換するのもありかもしれません。