これは絶対買う。Galaxy S25 Ultra 正式発表。実機を見たら超欲しくなった

国内で発売されるAndroidの中でも完成度の高さといえばやはりGalaxyなのかなと思います。さらに豊富なカスタマイズ性からも年々着実にファンを増やしている印象を受けます。

今回はSamsungさんにイベントにご招待頂きGalaxy S25 Ultraの実機を触る機会を頂けたのでざっくりとまとめたいと思います。

デザインを確認。

まずデザインから確認していきたいと思いますがスペック以上に取り回しが良くなった印象です。

本体上部を確認するとマイクにアンテナスリットのみで本体左側面にミリ波用アンテナスリットを搭載しています。国内で見るとミリ波に消極的なメーカーが多い中でSamsungは割と積極的なのが嬉しいところです。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンと毎度お馴染みのボタン配置です。

最後に本体下部を確認するとSIMトレイにUSB-CにスピーカーグリルにS-Penを搭載しています。前モデルと同様にサイドフレームにチタンを採用しており耐久性と質感を両立しています。

あくまでもデモ機を触っている感じだと前モデルと比較して指紋が目立ちにくくなった印象です。

次に前モデルを会場に持っていたので比較していきたいと思いますが本体上部は特段変わらずです。

そして本体右側面を確認すると物理ボタンの配置は一緒ですがサイドフレームが地味に違います。Galaxy S24 Ultraのサイドフレームは丸みを帯びていますがGalaxy S25 Ultraはフラットに変更されています。

さらに四隅部分に関してGalaxy S25 Ultraは逆に丸みを帯びたことで手にささりにくいです。

一方でスペックでみると0.4mm近く薄型化していますが比較した感じでは印象は変わらずです。ただ実際に持ち比べた印象だとGalaxy S25 Ultraはめちゃくちゃ取り回しが良くなっています。

本体の横幅は1mm程度しかスリム化されていないですがフラット形状になったこともあるのか持ちやすくなった印象で何より本体の重さが218gまで軽量化されたのはかなり大きいです。

正直Galaxy S25 Ultraの横幅は持ちやすいサイズ感ではありませんが軽くなったことで印象が大きく違い持ちにくいからこそスペック以上にめちゃくちゃ軽い印象を受けるのでありがたいです。

バックパネルに関しては両機種ともガラスを採用している上でフラット形状を採用しています。ただ四隅が丸みを帯びたこともあるのかGalaxy S25 Ultraの方がデザインが柔らかく感じます。

あと地味に分かりやすい違いとしてGalaxy S25 Ultraはカメラリングが太めになっています。ただカメラリング太くなったことでユーザーによっては好みが分かれる可能性があるかもです。

そしてカラバリに関して会場にあったデモ機の一つ目としてはブラックで以前のような濃さはないです。ちなみにGalaxy S24 Ultraのバイオレットとある意味似ており背面とサイドフレームの色が違います。

そして2色目としては新色となるシルバーブルーでバックパネルは淡いブルーという印象です。ただサイドフレームはシルバーとなっており正直ブラックも全部がブラックではないのになぜブラックという名称なのか不明に感じますがあえて色が違うのは個人的に面白いです。

またレギュラー色としてグレーとホワイトシルバー含めて合計4色展開でめっちゃ悩ましいです。

さらにオンラインショップ限定カラバリとしてジェットブラック/ジェードクリーンにピンクゴールドとなっており実機で確認できていませんが個人的にはジェットブラックが気になります。

そしてレギュラー色の中でホワイトシルバーが気になるのでどちらかを選びたいかなと思います。Galaxy S24 Ultraの時は国内でオンラインショップ限定カラバリの取扱がありませんでした。

ただGalaxy S25 Ultraではグローバルと同じく全色あるのでSamsungも本気に感じます。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますがディスプレイは僅かですが大型化しています。前モデル対比で縦幅が増したことに加えベゼルがスリム化したことでディスプレイサイズが大型化しているんだと思います。

ただ実際に比較してもそこまでベゼルがスリム化したという印象はなく個人的にはどっちもどっちです。また購入するガラスフィルムによってはベゼル部分までカバーされる可能性があります。

そうなると今度はケースに干渉する可能性があるのでベゼルのスリム化はアクセサリーに影響が出る可能性があります。とりあえず自分はSpigenのガラスフィルムを購入予定なので後日しっかりと試してみたいです。

ちなみにGalaxy S25 Ultraは進化したGorilla Glass Armor 2を採用しています。そのため前モデル対比で反射率がカットされた上で耐久性の改善としっかりとコストをかけています。

ただ自分のようにスクリーンプロテクターを使いたい人にとっては恩恵はあまりないと思います。またGalaxy S25 Ultraのピーク輝度は前モデルと同じく2600nitsとなっていますがディスプレイの反射率が抑制されているのであれば輝度は変わらずとも視認性は改善する可能性があります。

何よりいつものGalaxyという感じでデモ機でもディスプレイは十分な明るさを確認できました。その他スペック部分に関しては前モデルから特段変更はないですがM14を採用している可能性があります。

そのため動画を再生する際に発色は改善している可能性があるのでユーザビリティが改善すると思います。もともとディスプレイのバランスが良かったというのもありますが正直特段進化はない印象です。

ただほとんどのユーザーにとってスペック以上に満足できるディスプレイに違いはないです。

基礎スペックを確認。

基礎スペックを確認していくとAndroid15をベースにしたOneUI7.0を標準搭載しています。フラッグシップなので心配していませんでしたがOneUIは処理性能が低いと重く感じることが多いです。

ただデモ機を触った感じだと変なカクツキなどはなくデータを入れた時にどうなるかだと思います。Galaxy AIに関してはアプリ間の連携性を強化した新機能が中心に進化した印象を受けます。

あくまでもSamsungの純正アプリがメインになりますがAIに複数のことを指示できます。例えば従来は自分がみたいサッカーの試合を検索してから別途カレンダーに登録していた感じだと思います。

ただ強化されたGalaxy AIでは試合の検索とカレンダーへの登録を一度に指示ができます。また自分が確認したいYouTubeの動画の要点をノートアプリにまとめさせることも出来ます。

容量構成を確認。

容量構成に関して一部市場ではRAM16GBモデルが存在との話でしたが国内モデルはRAM12GBになります。そしてストレージオプションに関しては256GBから1TBと従来通りでSDカードスロット非搭載も一緒です。

何より現時点で確認がとれていませんが個人的にはRAM16GBモデルも導入してほしかった感じです。そしてGalaxy用にチューニングされたSnapdragon 8 Eliteを搭載して処理性能を底上げしています。

Samsungによるとパフォーマンスももちろん向上していますがレイトレーシングも大幅改善しているとの話です。さらにベイパーチャンバーも前モデル対比で大型化していることからゲームがより快適とアピールしています。

これは実際に試してみないと分からないですがSnapdragon 8 Eliteになったことでパフォーマンスが向上している分発熱も増えベイパーチャンバーでカバーしている感じになるのかなと思います。

そのためパフォーマンスの持続性が改善したというよりは維持したと考えた方がいいかもです。

またバッテリー容量は残念なことに変化はありませんが搭載SoCの進化で電力効率は改善している可能性が高いです。そのため電池持ちが改善している可能性がありますが最適化次第になるのかなと思います。

その他を確認。

また純正ケースにもマグネット内蔵のものが用意されており事前情報通りQi2 Readyに対応しています。

ただ注意点として本体にマグネットを内蔵していないのであくまでもケースが必須になります。そして個人的にはそこまで気にならないですがS-Penが簡単に言えば退化しています。

本体に内蔵にS-Penの形状も一緒で本体に近づけるとポインターは表示されます。ただバッテリーの残量が表示されないことからもS-Pen自体にバッテリーを内蔵していない可能性があります。

またS-Penでシャッターをきることが出来ないのでBluetoothもカットされていると思います。なのであくまでもスタイラスペンが内蔵されている程度に思っていた方がいいかなと思います。

その他IP68でインカメラを利用した2D顔認証に加え超音波式画面内指紋センサーを搭載しています。あとはWi-Fi7に対応するなど通信関連はユーザーの環境次第ですがちょっと進化しています。

カメラを確認。

そしてカメラに関してセンサーの詳細は確認出来ていませんがメインカメラと望遠は維持している可能性があります。一方で超広角は50MPと高画素化されておりマクロ撮影も従来の4倍綺麗に撮れるとの話です。

ただ前モデルと同様にテレマクロに非対応など使い勝手の部分は大きく変わらない可能性があります。カメラに関しては実機が届いてからしっかり試したいところで正直期待値は高くないです。

ちなみにLOG撮影が可能となっており写真編集機能である消しゴム機能も地味に強化されています。従来と比較してAIを上手く組み込むでユーザーが消したいと思う範囲を自動でより的確に認識できるように進化しています。

さらに消した後の精度も改善しているみたいで従来より汎用性が強化されている感じです。

そしてPixelが実装していますが動画の雑音など削除できるオーディオ消しゴム機能に対応しました。音声/音楽/風/自然/人混み/ノイズなど自動で音量を調整できるように識別してくれるのでユーザーは識別されて項目の音量をそれぞれ調整するだけと簡単に編集が出来ます。

また低照度におけるナイトグラフィービデオ機能で前モデルよりも動画性能が強化されています。

価格と発売日を確認。

そしてSamsungオンラインショップにおいて1月31日より予約開始で2月14日より発売予定です。また非常に嬉しい部分としてストレージオプションがカラバリによって制限されることないです。

つまり全てのカラバリにおいて256/512GB/1TBとユーザーのニーズに合わせて選択が可能です。そして本体価格はSamsungオンラインショップにおいては19万9800円と20万円以内になりました。

オンラインショップ 価格
256GB 19万9800円
512GB 21万7800円
1TB 25万3800円

事前情報では値上げされると予測されていたことを考えると20万円以内は地味に嬉しいです。そして予約期間内に予約した上で購入/アプリで応募する必要がありますがGalaxy Buds 3がもらえるのはありがたいですが個人的にはこれで4台目になるのでちょっと特典は変えてほしいところです。

また同時購入が条件になりますがGalaxy Tab S10シリーズやGalaxy Watch Ultraが10%オフになるキャンペーンも期間限定で行われます。

そして予約期間内限定として一部アクセサリーは50%オフになるので同時購入を活かすことで実質負担金を少しは抑制できるのは嬉しいところで個人的にはケースなど気になります。

Galaxy Ringが正式発表。

最後に個人的にめちゃくちゃ待望していたGalaxy Ringもついに国内で正式発表されました。カラバリは限定されると思いましたがグローバルと同じく3色展開ですが注意点としてサイズです。

サイズ
ブラック 7~15
シルバー 7~13
ゴールド 5~13

全体でみると国内では5~15までと全てのサイズがありますが例えば14とか15はブラックのみです。

ちなみにSamsungは人差し指を推奨しており自分の指のサイズだと14が丁度良かったです。Samsungによると男性は13までのサイズだと入らないとの声が多かったとの話です。

そのため男性は割とブラックに限定される可能性がありしっかりサイジングキットで計測すべきかなと思います。ちなみに日本の一般的な指輪のサイズが基準ではなくアメリカが基準なので注意が必要になります。

何よりの特徴としてシンプルさで本体の重さはカラバリによりますが3g前後とめちゃくちゃ軽いです。さらにグレード5のチタンを採用していることからも金属アレルギーの人も付けやすいです。

またIP68に対応しており10ATMに対応と日常生活特段気にせずつけることができるのが魅力です。ちなみにバッテリーは最大1週間となっており充電方法は専用ケースでする感じになります。

ただ1週間も持つのであれば長期の旅行じゃない限り充電ケースすら持っていかなくてもいいです。

そして着けているだけで心拍数やワークアウトのトラッキングや睡眠計測が可能なのが魅力だと思います。電池持ちを気にする必要がないので何も考えずヘルスケア分析ができるのはシンプルだと思います。

またGalaxy Watchと同時に使うこでより正確なヘルスケアデータの収集が可能になる上に2台で上手くデータ収集を行うことからもWatchとRingの電池持ちがより長く持つとの話です。

こうなってくるとGalaxy Ringを買うならGalaxy WatchにGalaxy S25シリーズと全て合わせて買って完璧な状態でヘルスケア管理が出来るようにしたいと思っちゃいます。

本体価格と発売日。

そしてSamsungオンラインショップにおいて2月14日発売で価格は6万3690円となっています。ちなみにアメリカで$399なので今の為替を考えると妥当な価格設定なのかなという印象です。

また指のサイズが分からない人はGalaxy Ringとサイジングキットの両方をカートに入れて決済した上でサイジングキットが手元に届いて指を計測したら購入履歴からGalaxy Ringのサイズを確定させることでGalaxy Ringが後日発送するという流れになっているみたいです。

何よりめちゃくちゃ欲しかった製品なので絶対買って試してみたいと思います。

まとめ。

今回はGalaxy S25 UltraとGalaxy Ringに一足先に触れる機会を頂いたので実機レポをしてみましたがやはり実機に触れるとめちゃくちゃ物欲を刺激されたので買おうと思います。

Galaxy Ringに関しては指のサイズからもブラックで確定ですがGalaxy S25 Ultraはまだ決めかねている感じで迷っているカラバリの実機がどっちもなかったので悩ましいところです。

ただ絶対買うことは確定という感じで今月はSamsungに対しての出費が増えそうです。

取材協力:Samsung Japan

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