中華メーカーは短期利益が重視しているとの話でいかに多くのユーザーに購入してもらえるかが非常に重要とされておりAppleやSamsungと比較すればソフトよりハードが主軸となっています。
一方で自分のようなオタクからすればハードで分かりやすい進化があった方がワクワクさせられます。今回はDigital Chat Station氏が上半期に登場かつ注目すべき機種に言及しているのでまとめたいと思います。
Xiaomi 15 Ultra
まず前提としてスケジュールはあくまでも現時点での暫定的なものとしているので注意が必要です。その上で2月に注目すべき機種としては2機種あり一つ目として1インチのメインカメラセンサーに2億画素の望遠センサーを搭載した機種としていることからもXiaomi 15 Ultraを示唆している可能性があります。
直近の情報通りであれば2月下旬に正式発表としているので現行モデルと同じ2月20日頃に中国市場で正式発表され2月25日前後にMWCでグローバル向けのイベントが開催される可能性があります。
何よりの特徴としてはカメラでメインカメラセンサーは1インチのLYT-900を継続採用すると予測されています。ただ現行モデルと異なり可変絞りはカットされるとの予測ですが現時点では詳細は不明です。
超広角は1/2.76インチのJN5に刷新との予測ですが一つ目の望遠センサーはIMX858を継続採用するとの予測です。そして最大の特徴とも言える2つ目の望遠センサーは1/1.4インチのHP9を採用すると予測されています。
ちなみに光学5倍に対応すると予測されているので同じセンサーを採用しているvivo X200 Proとレンズ構成は異なる可能性があり使い勝手の部分でみても大きく異なる可能性があるかなと思います。
現に1/1.4インチのHP3を採用したHonor Magic 7 Proを使って思うのは使い勝手に大きな違いがあります。Honorはおそらくズーム性能を底上げするためにセンサーを大型化しただけと考えると分かりやすい感じでvivo X200 Proと比較すると画質も微妙でテレマクロも非対応です。
おそらくXiaomi 15 Ultraはテレマクロに対応すると思いますが使い勝手がどこまでいいか気になるところです。何よりvivo X200 Proの使い勝手が良すぎるだけの可能性もあるので過度の期待は厳禁です。
ちなみにバッテリー容量は6000mAh弱と言われており電池持ちがどこまで改善するのか非常に楽しみです。また現行モデルと比較するとガラスを基調としたカラバリでメインはレッドになる可能性があります。
国内で発売される可能性がある機種で今年グローバルで発表される機種の中ではハードは最強になるかもしれません。一方でXiaomiはライカと共同開発するようになってからカメラソフトがだいぶ底上げされた印象です。
ただハードの良さを完全に活かしきれていないと感じることが多いので実際にどうなるのか不明です。何より中華系の最上位モデルの中で最も動きが早い可能性があるので非常に楽しみです。
Oppo Find N5
次に2月の2つ目の機種としてOppo Find N5でグローバル展開は3月以降になる可能性があります。最大の特徴としては発表時点で世界で最も薄い機種になる可能性があり9mm以下の可能性があります。
少なくともリーカーによると今年登場する折畳式機種が8mm以下になることはないと指摘しています。とはいえ9mm以下の時点で驚異という感じで下手ストレートタイプより薄い可能性があります。
シリコンカーボンバッテリーの搭載でバッテリー容量は現行モデル対比で大幅増となる5800mAh程度になるとの予測でOppo Find X8シリーズと同じく有線で80Wの充電に対応する可能性があります。
さらにワイヤレス充電に対応することに加えマグネット式充電もケースありで対応との予測です。そしてIPX8に対応と現行モデルのデメリットだった部分がしっかり底上げされる可能性があります。
またSnapdragon 8 Eliteを搭載した世界初の折畳式機種になる可能性があり期待値はかなり高いです。おそらく薄型化の影響でパフォーマンスは制限される可能性がありますがOppo Find X8みたく最適化が優先されているのであれば折畳式機種の中では圧倒的な電池持ちを実現する可能性もあります。
また筐体サイズは不明ですが現行モデルから僅かに大型化すると予測されていますが仕方なしないです。
やはり薄型化するにあたって内部スペースを確保するために大型化するのは仕方ないと思います。またカメラに関しては一時期Oppo Find X8 Ultraと同じ構成でテストをしていたとの話です。
ただ流石に諦めたとの話でメインカメラセンサーは現行モデルと同じくLYT-T808の可能性があります。超広角はJN5あたりが有力で望遠に関してはOppo Find X8シリーズと同じくLYT-600が有力です。
あくまでも勝手な推測ですがOppo Find X8 Proの2個目の望遠をカットした感じになるかもしれません。なので推測通りであればカメラはOppo Find X8よりは優秀になる可能性があるかなと思います。
少なくとも認証情報からグローバル展開される可能性が高く個人的には国内発売にも期待です。価格が30万円以下であれば個人的にはおサイフケータイなしでも発売してほしいと思います。
何より上半期に登場するフラッグシップの折畳式機種として唯一の存在になる可能性があります。
Oppo Find X8 Ultra
そして3月になる1インチのメインカメラセンサーに2つのペリスコープを採用としているのでOppo Find X8 Ultraの可能性があり一部情報からもグローバル展開される可能性もあります。
Oppoによると年に2回に分けてOppo Findシリーズを発表することを明らかにしていたのでOppo Find N5とOppo Find X8 Ultraは同時発表かと思いきや別々になりそうです。
ただタイムラグを考えるとOppo Find X8 UltraとOppo Find N5のグローバルモデルを揃えて発表するために3月と時期をあえてずらして発表するのかと勘繰っちゃうところです。
また3月のイベントでは6.3インチのOppo Find X8 miniも正式発表される可能性があります。
事前情報通りであればOppo Find X8 UltraはメインカメラセンサーにLYT-900を採用すると予測されています。そして望遠に関してはIMX858とIMX882を採用するとの予測ですがハードで劇的な差がないです。
そのためどのようにカメラで差別化しているのか気になるところですが現時点で詳細は不明です。またOppo Find X8シリーズでは唯一Snapdragon 8 Eliteを搭載しているとの予測です。
おそらくディスプレイサイズやディスプレイ輝度などはOppo Find X8 Proに似ている可能性があります。ただバッテリー容量は6000mAhオーバーと一部スペックで差別化されている可能性があります。
個人的にはOppo Find X8シリーズにハマっているのでめちゃくちゃ気になる機種です。国内でOppo Find X8 Proは発売されませんでしたがOppo Find X8 Ultraを22万円前後で発売してほしい感じで今年は国内でもカメラが面白い機種を積極的に発売してほしいところです。
vivo X200 Ultra
次に4月を確認すると直訳で重量級のコア交換フラッグシップとなっていますが詳細は不明です。一方で2つ目の機種としてトリプルレンズカメラ構成で全てが大型としているのがおそらくvivo X200 Ultraで現行モデル対比で約1ヶ月の前倒しで正式発表になる可能性があります。
今年は3月にvivo X Fold 4が発表されないことから同社のフラッグシップとしては初めてSnapdragon 8 Eliteを搭載している可能性があり画像処理チップも強化される可能性があります。
またカメラ構成が独特でメインカメラセンサーと超広角にLYT-818を採用するとの話です。さらに望遠はvivo X200 Proと同じくSamsungのHP9センサーを採用する可能性があります。
なのでリアカメラは最低でも1/1.4インチと大型で超広角と広角はクロップでそれぞれ2つの画角に対応するとも予測されておりメインカメラに関しては35mmが標準になるとの話もあります。
詳細なデザインは不明ですが認証情報からもデザインの全体像は確認することが可能です。おそらくvivo X200 Proと共通化されている部分が多くカメラの違いが大きな特徴だと思います。
SoCに画像処理チップが異なることで写真や動画の質が改善されている可能性があると思います。またvivo X200 Proはレンズフレアが問題になっているのでレンズも強化してくる可能性があります。
そしてリーカーによると動画性能の強化が大きな特徴としていますが現時点で詳細は不明です。現時点での情報をみる限りでは残念なことに中国市場専売モデルになる可能性があります。
何より他社の最上位がメインカメラセンサーに1インチを採用する中でvivoは独自路線にスペックで見劣りする可能性がある中でカメラをどうアピールするのか非常に楽しみという感じです。
Huawei Pura80 Ultra
そして最後に5月には1インチ+超大型ペリスコープ搭載なのでHuawei Pura80 Ultraの可能性があります。現行モデルはメインカメラセンサーに1インチのIMX989を採用していますが駆動式の構造を採用することでカメラバンプの薄型化に成功しており後継機種でも継続する可能性があります。
何より一時期は規制強化の影響からSony製のセンサーを仕入れることが出来ないとの話でした。そのためHuawei Pura70 UltraでSony製が採用されたのはちょっと驚きでした。
一方で後継機種では現行モデルと同じなのか最新となるLYT-900になるのかOV系になるか不明です。ただサプライヤーのことを考えるとOV系の1インチのセンサーを採用すると考えた方が分かりやすいです。
また現行モデルはメイン以外が弱かったですが事前情報通りであれば1/1.3インチの望遠センサーを搭載するとも予測されており噂通りなら現状最大の望遠センサーを搭載する可能性があります。
何より望遠が大幅に強化されるのであればHuaweiのカメラソフトと合わせてかなり強いかもしれません。またメインカメラセンサーはAIで補完しているとはいえ動体の撮影が異常に強かったです。
なので後継機種でもこの良さを継続してほしいところでカメラだけでも買う価値が十分にあると思います。一方で気になる部分としてはHaromonyOSのバージョンでHuawei Mate70シリーズは2種類用意しています。
中国国内であればAndroidと完全に互換性がなくても問題がないのかもしれませんが中国のユーザーが海外で現地のアプリを使いたいとなった時に互換性がないのは不便です。
そのため2種類用意されたとの話ですがHuawei Pura80シリーズでどうなるのか現時点で不明です。また現行モデルと同じくGMS非対応とはいえグローバルモデルを用意するのか気になるところです。
おそらく大統領が代わることからも中国に対してアメリカの規制が緩和されるとは考えにくいです。そのためGoogleとの取引が復活するとは期待できないからこそかなり勿体無いです。
これでGMSが普通に使えるようになるのであればHuaweiは完全に復活する可能性もあります。
まとめ。
今回は有名なリーカーが上半期に登場する機種の中から注目すべき機種について言及していることが判明したのでまとめてみました毎月のように興味深い機種が登場します。
海外スマホが好きな人にとっては最上位モデルが今後続々と登場するので楽しいかもしれません。個人的には今回言及されていた機種は出来るだけ購入したいと思っています。