Google Tensorに移行してからGoogleはSamsung製の5Gモデムを採用。あのAppleですら5Gモデムの開発が難航していることを考えると、GoogleもコストカットのためにGoogle Tensorと同じくSamsung製の5Gモデムを採用するのは納得という感じです。
ただ一方でGoogle Tensorに移行してから通信関連の不具合が多発するようになったのも事実。今回RedditにおいてPixel 9 ProのWi-Fi性能について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Wi-Fiの感度が悪い。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
Pixel 9 Proは、WiFiアンテナまたはチップがそれほど強力ではないように見えることを除いて、ほとんどすべての点ではるかに優れた電話です。
私は今、Pixel 9 Proが次の4つの異なるホテルにいました:
- WiFiを見るが、正常に接続できない
- 接続しますが、インターネットは遅くて不安定です
- 接続するが、ランダムに切断する
一方、Samsung S21は弱い信号をつかみ、それでもそれで動作し、同じ状況で信頼性が高く、使用可能なWiFiを提供することができるようです。
Pixel 9シリーズではあまり聞かなくなったとはいえWi-Fiがあまり安定しないというのは歴代Pixelでもあった症状になります。何より電波感度が他社と比較して弱いのはPixelの大きなデメリットになっています。
モバイルデータ通信が不安定な場合の対処方法。
正直な話Wi-Fiがあまりにも不安定な場合はもう単純にオフにするくらいで、ユーザーができることは限定されてしまいます。一方でモバイルデータ接続も不安定な場合としての対処方法として以下のように投稿されていることが判明しました。
わかった…アダプティブ接続をオフにしましたが、現在滞在しているホテルの弱いWiFi信号に接続できませんが、Samsung S21は問題なく接続できます。
少なくともWi-Fiの不安定さを改善してくれるわけではありませんが、アダプティブ接続をオフにすることで消費電力は増えてもモバイルデータ接続が安定する場合があります。
ちなみに昨年の今頃に通信関連の深刻な不具合が発生しましたが、この時の原因は「アダプティブ接続」だったと言われており、あまりにも通信が不安定な場合は一度オプションをオフにするのもありです。
とはいえオプションをオフにしても必ず改善するとは限りません。結局Pixelの通信関連の不具合はハードに加えソフトにも問題があるとも言われています。何よりスマホとしてみた場合にWi-Fiやモバイルデータ接続が安定しないのは割と致命的です。
Pixel 9シリーズではだいぶ不具合報告が減った印象を受けますが、今後のアップデートでどうなるのか。またPixel 10シリーズではSamsung製からMediaTek製に変更されると予測されている中で品質が改善するのか気になるところです。