一部市場では「Xperia 1Ⅵ」に対してAndroid15の配信を開始しましたが、アップデートの配信スケジュールは順調なのか、今度はXperia 1Ⅴに対してもAndroid15の配信を開始しました。
今回RedditにおいてXperia 1ⅤはAndroid15で電池持ちが大幅に改善する可能性があるので簡単にまとめたいと思います。
新たなオプションが追加に。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
ここアメリカで更新したばかりで、この機能に気づきました。確かに覚えていなかったので、事前に存在していたかどうかはわかりません。
今までXperiaに解像度に関するオプションがなかったのでAndroid15で追加された新機能と判断することが出来ます。一方でSonyはなぜ今更解像度のオプションを追加したのか不明で、追加するのであればもっと前からやってほしかったようにも感じます。
電池持ちの改善に期待。
従来のXperia 1シリーズは4K対応コンテンツは4Kで表示。そして4Kにアップコンバートできるコンテンツは4Kにアップコンバートしており、非対応コンテンツはFHDと、表示するコンテンツに合わせて解像度が自動調整されていました。
ただこれが最大の特徴でありながら燃費の悪さに繋がっていました。よりユーザーのニーズに応えることが可能で多くのユーザーが必ずしも4Kでコンテンツを楽しんでいるわけではなく、そもそも4K対応コンテンツも劇的に増えているわけではありません。
だったら表示解像度をFHDに固定した方が分かりやすいと感じるユーザーも一定数いて消費電力を抑制することが可能です。さらに消費電力を抑制できるということは発熱の抑制にもつながります。
もちろんXperia 1ⅥのようにSoCレベルでチューニングされているわけではないのでFHDに表示解像度を固定化しても同等の電池持ちを実現出来ないと思います。ただオプションを使い分けるだけでも電池持ちや発熱は地味に改善する可能性があります。
なんとなくですけどXperia 1Ⅶでは2Kの表示解像度に対応させるための下準備を既存機種で実験的に行なっているようにも見えてしまいます。何よりXperia 1Ⅴにとっては神アプデなのかなと思います。