これは待ちきれない。Pixel 9aがほぼフルスペック判明で神機種の予感

GoogleはPixel 9シリーズの発表時期を例年より約2ヶ月前倒ししたことに合わせてAndroid16も例年であれば第3四半期に公開される中で第2四半期に公開予定となっています。

おそらくですがPixel 10シリーズでAndroid16を標準搭載するために前倒しした可能性があります。さらにPixel 9aに関してもフラッグシップモデルとのバランスをとるためか3月に発表と予測されています。

今回はGoogle Pixel 9aのほぼフルスペックがリークしたのでざっくりとまとめたいと思います。

デザインを確認。

まずデザインから確認していきたいと思いますが本体サイズは154.7×73.3×8.9mmと予測されています。Pixel 9シリーズは全体的に薄型化されていますがPixel 9aは現行モデルと同じ厚みです。

一方で縦横は現行モデルより大型化していることもあり片手操作はちょっとしにくくなります。

ただ今回の情報によると本体の重さは185.9gと現行モデルから軽量化されているとの話ですなので取り回し全体で見ると悪くない感じで現行モデルよりデカくて軽いことを考えると現行モデルよりもずっしり感が減って何より多くのユーザーにとって軽量化は嬉しいところです。

またリークしているレンダリング画像や実機画像からもサイドフレームにバックパネルはフラット化されておりサイドフレームは現行モデルと同じくアルミを継続採用している可能性があります。

そしてバックパネルに関してはコンポジットマット仕上げとしていることからも現行モデルと同じなので質感に関しては現行モデルに近い可能性がありカメラフレームのデザインで好みが分かれると思います。

個人的には結局カメラバンプが0.5mmとあるなら従来通りカメラフレームがあって欲しかったです。ここは完全に好みの問題なので何ともですが従来通りのデザインの方がマシだったと思います。

そしてカラバリに関して正式名称か不明ですがオブシディアン/ポーセリン/アイリス/ピオニーの4色展開でアイリスに関してはPixel 3aシリーズ以来の採用なので懐かしく感じる可能性もあります。

個人的にはアロエあたりがあれば面白かったですが見覚えのあるカラバリにまとまった印象を受けます。ちなみにバックパネルはGorilla Galass 3を継続採用ですが防水/防塵性能はIP68に強化されています。

何よりデザインはユーザーの好み次第ですが質感に関しては割といい感じになると思います。また大型化により取り回しが悪くなりそうに見えて軽量化でそこまで悪くはないかなと思います。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していくと今回の情報では6.285インチとなっていますがスペックではおそらく6.3インチでGoogleとしてもPixel 9やPixel 9 Proと揃えるのが狙いの可能性があります。

ただ従来aシリーズは無印よりコンパクトというメリットがありましたがPixel 9aではそのメリットがなくなります。表示解像度はFHD+でアスペクト比は20:9でリフレッシュレートは最大で120Hzと変更はないです。

ちなみに今回の情報だと画面占有率は83%なのでレンダリング画像から確認できましたがベゼルは地味に太めという感じでフラッグシップが90%を超えていることを考えると大きな差です。

またタッチレートサンプリングは最大240Hzで現行モデルから変更はないですがPixel 9と同じくGoogle Tensor G4のチューニング強化により動作性はスペック以上に滑らかに感じるかもしれません。

あくまでもスペックで見ればほぼ一緒ですが操作感の改善でユーザビリティは改善する可能性があります。ちなみにディスプレイはやはりGorilla Glass 3を継続採用で耐久性に進化はないです。

コストカットしたい気持ちもわかりますがそろそろ耐久性を強化してもいいように感じます。

そしてディスプレイ輝度ですが標準表示で最大1000nitsでHDR表示で最大1600nitsとの話です。またピーク輝度で2700nitsとしていることからもPixel 9とほぼ一緒と考えれば分かりやすいです。

仮にPixel 9と同程度の明るさが出るのであれば手動調節で1000nits超えで自動調節は2000nits超えとAndroidの中でもスコアで見ればトップクラスの輝度に対応することになります。

残念なことに今回の情報では採用しているディスプレイ自体には言及していないので何ともです。ただSamsungのM14を搭載しているとは思えないので燃費が悪い可能性があります。

その中でディスプレイ輝度を強化して電池持ちにどこまで影響がでるかGoogle次第です。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますがAndroid15を標準搭載して発売との予測ですが正直妥当です。アップデートサポート期間は最大7年は変わらずでeSIM+物理SIMのDual SIMに対応と予測されています。

また地域によってはミリ波対応モデルも存在しているみたいですが日本での発売はない可能性もあります。

そして容量構成を確認するとRAM8GBは継続なのでGoogle AIは差別化される可能性があります。おそらくPixel 9シリーズで追加された一緒に写るは追加されると思いますがPixel 9で非対応となっている8Kの動画ブーストやズームエンハンスなどには期待出来ない状況です。

何よりRAMが8GBしかないことからもGemini Nanoが統合されていても今後アップデートでハードの問題から置いてきぼりをくらう可能性があり7年後にはかなりの差になっている可能性もあります。

とはいえ廉価版が欲しいと思うユーザーがガチでAIを使いたいと考える可能性は低いと思います。そしてストレージオプションは128/256GBの2択でUFS3.1と現行モデルから変わらずです。

国内においては256GBモデルが発売されるか不明でSDカードスロット非搭載も変わらずです。

そして搭載SoCは当たり前ですがGoogle Tensor G4を搭載していると予測されています。ただ注意点として事前情報通りであればPixel 9シリーズが搭載しているGoogle Tensor G4と比較して廉価なパッケージング技術を採用している可能性がありデメリットとして発熱しやすいです。

またPixel 9シリーズは最新となるExynos5400を統合していますがPixel 9はExynos5300を統合していると言われており通信関連の不具合が現行モデルからそこまで変わらない可能性があります。

またExynos5300を統合しているのであれば日本は関係ないですが衛星通信にも非対応です。廉価モデルのため仕方ないと思いますが分かりにくい部分でコストカットしている感じです。

一方で絶対的な特徴になる可能性があるのが電池持ちでバッテリー容量が5100mAhと大幅増加している可能性があります。現状だと歴代Pixelで最大容量のバッテリーを搭載しており電池持ちが底上げされる可能性があります。

また従来であればベースのフラッグシップよりもaシリーズの方が電池持ちが良いことが多いです。そのためPixel 9シリーズより電池持ちが優秀であれば電池持ちのイメージは変わるかもしれません。

ただ今回の情報によるとスーパーバッテリーセーバーの状態で最大100時間とPixel 9と一緒です。一方で充電速度は有線の場合は最大23Wとバッテリー容量の増加に合わせて強化された可能性があります。

ただワイヤレス充電は7.5Wのままであることからもこの時点でQi 2に非対応の可能性が高いです。少なくとも有線の場合充電速度は現行モデルと比較してそこまで変わらない可能性があります。

ただワイヤレス充電はバッテリー容量が増えた分充電に要する時間は増えると思います。何より電池持ちがしっかりと底上げされているのであれば十分に化ける可能性があると思います。

生体認証に関してはクラス3に対応した顔認証に対応しているので支払い時の本人認証も可能です。一方でコストカットのため仕方ないですが光学式画面内指紋センサーを継続採用との話です。

何より基礎スペック部分でみると電池持ちが改善していれば神機種になる可能性があります。

カメラを確認。

最後にカメラですがメインカメラセンサーは現行モデル対比で画素数が48MPと低下します。一部情報ではPixel 9 Pro FoldのようにIMX787をクロップして搭載との予測でしたが今回の情報によると1/2.0インチのSamsung GN8を搭載している可能性があるとの予測です。

ちなみにSamsungの公式サイトをみるとGN8は50MPでセンサーサイズは1/1.95インチです。そのため今回の情報通りであればPixel 9aは僅かにクロップして搭載していることになります。

一方で超広角とインカメラに関しては現行モデルと同じく13MPのIMX712を継続採用との予測です。

ちなみに今回の情報によるとIMX712のセンサーサイズは1/3.1インチと大きくはないです。何よりコストカットのためかメインカメラセンサーにSamsung製を採用してきた感じになります。

最大ズーム倍率は8倍で天体写真モードなど撮影モードは基本現行モデルから大きな変更はないです。カメラに関してはデザインからわかるように大型センサーを搭載しておらず現行モデルから基本維持という流れですがGoogle Tensor G4とアルゴリズムの最適化で画質改善に期待です。

何よりIMX787と比較してGN8はメーカーが違うので色味も変わる可能性があるので気になります。

価格。

最後に発売地域ですが日本やアメリカを含めて今回の情報だと27カ国で発売予定との話です。また現時点だと9カ国での販売が保留になっているため実際には最も販売地域が拡大される可能性があります。

価格に関してはアメリカにおいては$499と現行モデルから据え置きなのは嬉しいところです。ちなみに執筆時点の為替で計算すると税抜で約7万7000円で税込だと8万円を超えます。

ただGoogleは基本aシリーズでは為替対比で頑張ってくれるのでここまで高くない可能性があります。ちなみにPixel 8aのGoogle Storeにおける価格は税込で1ドル145円なので当時の為替と比較するとだいぶ安めで仮にPixel 9aが値上がりしたら円安のせいだと思うしかないです。

まとめ。

今回はPixel 9aのほぼフルスペックが判明したのでまとめてみました神機種の予感です。少なくとも近年のPixelでネックになっていた安定性の部分がしっかり底上げされる可能性があります。

もちろん実際に使ってみないと分からない部分ですが安定性が改善ならおすすめしやすい存在になると思います。何よりアップデートサポート期間が長くGoogle AIもそれなりに楽しめるとPixelの入門機としておすすめしやすくなりそうです。

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