正念場かも。Galaxy S25とGalaxy S26は値上げ回避不可能

事前情報からもSamsungは今月下旬に新製品発表会を開催する可能性が高いです。リークしているレンダリング画像をみる限り、デザイン自体は大きく変更されていない可能性が高いからこそ、各種新機能が非常に楽しみという感じ。

一方でやはり気になるのはぱっと見変わり映えがしないからこそGalaxy S25シリーズの価格がどうなるのか。今回Phone ArenaによるとGalaxy S25とGalaxy S26は値上げを避けることが出来ない可能性があると指摘しているのでまとめたいと思います。

Exynosの不在。

直近の情報からもSamsungはExynos2500の歩留率が一向に改善しないとの話。本来であれば歩留率が70%近くになる必要がある中一部噂によると30%程度しかしないとの話です。

つまりExynos2500を10個生産しても3個しか品質テストを合格出来ない状態。なのでSamsungはExynos2500の搭載を見送ったと言われておりGalaxy S25シリーズは販売地域関係なくSnapdragon 8 Eliteを搭載する可能性があります。

従来SamsungはグローバルモデルでExynosを搭載することで利益率の改善を図っていましたが直近の情報をみる限りSnapdragon 8 Eliteのみになるので利益率を改善するには本体を値上げするしかない。

そもそもSnapdragon 8 Elite自体がSnapdragon 8 Gen 3対比でコストが30%近く上昇している中で、Samsungの現状だとこのコスト増加はかなり痛いと判断することが出来ます。

来年も値上げされる可能性。

現状だと3nmプロセスルールを採用した半導体をまともに製造できるのはTSMCくらいで需要過多の状況になっています。そのため各メーカーに対してTSMCは値上げ交渉を行っているとの話ですが、他に頼れる存在がないためメーカーも飲むしかありません。

また今回の情報によると3nmと5nmを採用した半導体は2026年においても10%近く値上げされる可能性があるとの話。SamsungはExynos2500の歩留率が今年後半までにはある程度改善することからGalaxy Z Flip 7で採用するとの予測もあります。

ただ来年に発表されるExynos2600を安定して製造できるかは別の話で、結局Snapdragonに依存することになればGalaxy S26シリーズでも値上がりする可能性があります。

一部情報によるとGalaxy S25シリーズは僅か値上げに留まるとの話があります。少なくとも価格が据え置きにはならないと予測されており、今後Samsungにとっては厳しい流れで、あとはGoogleやAppleが次期新製品でどのような価格設定を採用するかで印象が変わってくるかもしれません。

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