Xperiaに根強い人気がある理由の一つとしてレガシー機能を継続採用していることだと思います。今やフラッグシップで見ればほとんどの機種が採用していないSDカードスロットやイヤホンジャックを搭載しています。
少なくともオーディオ性能に拘るSonyだからこそ一般化したXperia 1Ⅵでもイヤホンジャックを継続採用しているのはまだ分かる。今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperiaのイヤホンジャックについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
退化したイヤホンジャック。
市場のニーズからもSonyはXperia XZ2シリーズでイヤホンジャックを廃止。ただXperia 1で復活しており最新モデルまで継続で採用しています。そして今回以下のように投稿されていることが判明しました。
残念ながら、私はあなた方のほとんどと同じ船に乗っています。昨年は1v、iPhone 15 pro、Magic V3を手に入れました。正直に言うと、IOSはとても時代遅れで、1vと比べても、人々がそれに満足しているなんて信じられない。マジックV3はただの獣ですが。
私の最大の不満は、ソニーのエンジニアが怠け者だということです。3.5mmジャックでは、可能性は無限です。しかし、いいえ。ソニーは怠惰すぎてそれに取り組むことができないため、音質はモデルがないモデルよりもさらに悪いです。
AppleがiPhone 7でイヤホンジャックを廃止した理由として「アナログ入力」であることからも音質が良くない。そのため変換アダプターが必要になるとはいえLightning経由でデジタル入力にした方が音質が改善するとアピールしています。
自分はオーディオ関連の知識が全然ないことに加えイヤホンジャックがない機種でわざわざ変換アダプターを使ってまで有線イヤホンで音楽を聴こうとしないので、Xperiaのイヤホンジャックの音質が良くないと思ったことはありませんでした。
何よりXperia単体で使って音質が悪いという印象を受けません。
イヤホンジャックのデメリット。
ただXperia XZ1シリーズの頃と異なりXperia 1Ⅵは5極に対応していないためノイズキャンセリングに対応していないとの話です。なので昔のXperiaを知る人からすれば形上継続しているだけで退化していることになります。
また単純なデメリットとしてイヤホンジャックはハードの故障に繋がる可能性があり、イヤホンジャック経由で内部基盤が腐食することもあるとの話です。さらにイヤホンジャックは内部スペースに余裕がない本体上部に配置されていることからも他のスペックに影響している可能性。
仮にイヤホンジャックを廃止すればLED通知ランプの復活や3D顔認証の搭載などに繋がるかもしれません。もちろんあれば便利で自分もたまに使います。ただ昔のXperiaと比較して中途半端になっていることは残念です。
そのためSonyも今後継続させるのであれば、Sonyの有線イヤホンで最高のパフォーマンスを発揮できるように強化するのはありなのかもしれません。とはいえ一般化するという流れと反しているので難しいところです。