国内でもAppleはVision Proを発売していますが、発売当時の為替の影響もあり非常に高価に感じます。またMacなどと比較すると汎用性が限定されることもあり、Apple製品の中でも売れ行きはかなり厳しいと言われています。
ただAppleはVision Proの廉価版に加えVision Proの後継機種も開発していると言われています。今回Phone Arenaによると次期Vision Proは少しずつiPhoneの代わりに近づいてくると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
iPhone SEのお陰?
事前情報通りであればAppleは2025年3月にiPhone SEを正式発表する可能性があると予測されています。A18チップの搭載やRAM8GBに対応などApple intelligenceを最も低価格で楽しめるデバイスとして人気を集める可能性がありますが、Appleとしては大きな試みがあります。
それはApple独自開発の5Gモデムを搭載することだと予測されています。歴代iPhone SEでみても初の5G対応機種になることに加えApple製品として初めて独自の5Gモデムを搭載する機種に。
少なくともAppleは以前よりQuralocmmのバカ高いライセンス料に嫌気がさしていたとの話でしたが、独自の5Gモデムの開発が難航していた。ただ2025年にようやく形になるという感じですが、Appleとしてもフラッグシップにいきなり採用するのはリスクが高い。
そのためiPhone SEで先に搭載することで市場データを集めつつiPhone 17シリーズから本格的に採用するという流れにする可能性があります。
Vision Proも採用する可能性。
そして今回の情報によるとVision Proの後継機種ではApple独自の5Gモデムを採用する可能性があるとしています。独自5Gモデムの存在は製品コストを下げる上でも重要なことに加え、Vison ProがiPhoneの代わりになるための第一歩になる可能性があります。
Appleとしては「iPhone」主軸のマーケティングはリスクだと考えており、iPhoneに代わる主力製品の開発に注力してきたとの話です。その第1弾がApple Watchだったと言われていますが、iPhoneありきの存在になっているためiPhoneに取って代わる存在になるのは厳しい。
そして第2弾としてはVision ProでApple IDさえあればiPhoneなしでも使うことが可能になっています。そのためAppleとしてはVision Proを今後の主力製品にしたいと考えている可能性がありますが、実現するにはいくつものハードルがあるように感じます。
結局は「iPhone」という感じになりそうですが、Vision Proは非常に面白いデバイスだからこそ今後に期待です。