GoogleはAndroid15の本配信をPixel 9シリーズに配信するより前に、12月のFeature Dropのβ版となるAndroid15 QPR 1 Betaの開発を進行。現時点では3月のFeature Dropの開発を進めている感じになります。
少なくともAndroid16が来年の第二四半期に配信されることを考えると、GoogleとしてもAndroid15の開発はさっさと終わらせたいのかもしれません。今回9To5GoogleによるとGoogleが12月のFeature Dropの配信を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。
12月のFeature Dropを配信開始。
今回の情報によるとGoogleは12月のFeature Dropを配信したことが判明しました。
新機能 | |
Pixel 9シリーズ専用 |
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Pixel 9 Pro Fold |
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Pixel Tablet |
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アップデート対象全てのPixel |
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現時点だとアメリカのみでしか解放されていない機能もあることから、日本ではあまり関係ないものもあります。また今回の情報をみる限りGemini Liveも日本語にまだ非対応のままという感じです。
個人的にPixel 9 Pro Foldがデュアルスクリーンでポートレートモードで撮影できるようになったのは地味に大きいかなと思います。
アップデートのタイミングが戻った?
何より個人的に驚きだったのが今回のFeature Dropはいつもと同じタイミングに戻ったことです。Android15の本配信は10月中旬だったことからも12月中旬頃までずれこむかなと思っていましたが通常通りのタイムスケジュールです。
アップデートの内容的にはそこまで目ぼしい感じもなく配信するタイミングを元に戻しやすかった可能性もあります。一方で手持ちのPixel 9 Pro XLだと執筆時点で配信がきていません。
何より昨年と比較するとアップデートの内容はちょっと寂しいですが、GoogleとしてもAndroid16の開発が主軸になっていると思うので、3月のFeature Drop含めて軽めのアップデートに終わるのかもしれません。
またGoogleによるとアップデートサポートが長期化したことで、既存機種と最新機種でアップデート内容が露骨に差が出ないように配慮するとの話だったので、Feature Dropとはいえ今後大きなアップデートはしにくくなるのかもしれません。