少なくとも予約開始直後において日米のGoogle StoreでGoogle Pixel 9 Pro Foldは入手困難な状況に。Googleの想定を大きく超えるニーズが発生した可能性が高いと判断することができ、結局在庫が落ち着くのに2ヶ月弱くらいかかった印象を受けます。
また先日まで開催されていたブラックフライデーにおいてアメリカではセール対象製品になるなど、Googleも積極的に売りたい可能性。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9 Pro Foldの中期レビューを公開しているので簡単にまとめたいと思います。
意外なキラー機能。
今回同サイトがGoogle Pixel 9 Pro Foldの中期レビューを公開しており、気になった部分を確認したいと思います。ユーザーの環境次第だと思いますが、キラーコンテンツとして「Made You Look」です。
この機能は写真撮影する際に赤ちゃんの視線を集めるためにカバーディスプレイにアニメーションを表示する機能になります。
私の親しい友人の中には幼い子供がいる人もいますが、これは実際に機能する現実世界の機能の1つです。生後6ヶ月の子供にカメラに注意を向けさせるのは素晴らしいことでした。そして、誰もが同時に注意を払っていたので、家族写真を撮るのは簡単になりました。
自分は使ったことがなかったので気が付きませんでしたが、面白いと思うののは大人も視線が誘導されることです。あとは集合写真を何枚か撮影しておいて、仮に失敗したと思ったら「ベストテイク」で修正するなど割と赤ちゃんを撮るには最強の布陣なのかもしれません。
真の青いオタクのためのデバイス。
同サイトによるとPixel 9 Pro Foldは全てにおいて中間的な存在だと総評しています。
それは完全な最高のディスプレイまたはカメラシステムを持っていません、そしてあなたはクラストップのバッテリー寿命も得られません。ほぼ2,000ドルであることを考えると、「中間」にとっては大きな財政的支出です。
何より本当の魅力は変化するフォームファクターであり、例えばアプリの最適化が不十分だとしても折りたたむことである程度不満をカバーすることができます。
ただ繰り返しになりますがスペックに対して価格は高すぎるとの評価。なのでPixel 9 ProやPixel 9 Pro XLを多くの人におすすめしたいとしています。
問題は、私はこのデュアルフォームの折りたたみ式電話に戻り続け、その理由を本当に説明するのは難しいということです。
結局のところ折畳式機種って自分もそうでしたが使ってみないと良さが分からないです。そして自分に合っているかどうか試すにも本体価格が高すぎるというデメリットがあります。
なのでメーカーが本気で折畳式機種のシェアを拡大したいのであれば「廉価版」を出す必要があります。ただ廉価版を例え$1000で出したとしてもスペックと価格のバランスの悪さは健在という感じになってしまうのかもしれません。
何よりPixel 9 Pro Foldは前モデル対比で圧倒的に使いやすくなった一方でデザインの変更からアプリの最適化の不十分さと、折畳式機種特有機能欠如が今まで以上に目立つようになったと思います。
個人的には折畳式機種にハマってしまったのでストレートタイプに戻りたいという気持ちはあまりないかという感じです。