一部情報によるとSonyはXperia 5Ⅵ用のディスプレイをSamsungから供給してもらえなかったことから2024年の正式発表を諦めたとも言われています。一方でSonyは今年の4月頃にXperia 5シリーズの開発を外部委託したとされており、2025年には新生Xperia 5シリーズとして正式発表されるのかもしれません。
今回SonyはXperia 5Ⅵを発表できなかったのはある意味ラッキーだったかもしれないので主観的にまとめたいと思います。
Samsungから離れられる?
少なくともXperia 1シリーズとXperia 5シリーズはSamsung製の有機ELディスプレイを代々採用してきたとも言われています。その中でXperia 5Ⅵ用に関してはSamsungの工場が閉鎖してしまったことからも仕入れることが不可能になってしまった。
いきなり工場が閉鎖になるとは考えにくいことを考えると、Sonyはタイムリミットまでに条件に合うSamsung以外のサプライヤーを見つけることができなかったと推測することができます。
もちろんSamsungの工場が閉鎖したというのは「噂」であった信憑性は定かではありません。Xperia 5Ⅵ用は確保できずにXperia 10Ⅵ用はなぜ確保することができたのかという疑問も残ります。
あくまでも噂を前提に考えると、Sonyが今後採用する道として、サプライヤーを変更してアスペクト比21:9を継続採用/Samsungを継続しつつアスペクト比を変更/サプライヤーもアスペクト比も変更という大きく3つなのかなと思います。
何より現時点での情報だとアスペクト比は分からないですがサプライヤーがSamsung以外になるのかなと思います。
歴代モデルの欠点が修正されるかも。
歴代Xperiaで発生している不具合の中でXperia 1シリーズではほぼ発生しないのに、Xperia 5シリーズで多発している不具合があります。それはディスプレイの縦線問題で、採用しているディスプレイの違いが影響しているのか定かではありませんがXperia 5シリーズの不具合報告は圧倒的に多い印象です。
運が悪いユーザーだとXperia 5から毎年買い替えているけど全ての世代で縦線が入ったとの事例も。ちなみにSamsungは一部対称のGalaxyに対してディスプレイを無料で交換するプログラムを実施していることがあります。
これは条件を満たす必要がありますが、Samsung自身が一部Galaxyに自社のディスプレイに問題があると認めていると捉えることもできます。なぜディスプレイに縦線が入ってしまうのか詳細な理由は明らかになっていませんが、Xperia 5ⅥでSamsung以外のディスプレイを採用すれば縦線問題とおさらばできる可能性。
少なくともBOE製などで縦線がひどいとの話はほぼ聞いたことがないです。なので多くのユーザーを悩ませていた不具合をおさらばできる可能性があると考えればXperia 5Ⅵを2024年に正式発表できなかったのかはある意味良かったのかもしれません。
何よりXperia 5シリーズが今後継続するかどうか確定的な情報もなければ、来年登場するXperia 5シリーズでSamsung製以外のディスプレイを採用していると確定的な情報はありません。
ただある意味期待できる部分は増えたのかなと思います。