ちょっと残念。キャンセルされたPixel Tablet 2の一部スペック判明

事前情報からも2027年に正式発表が予測されていたGoogle Pixel Tablet 3がキャンセルされたかと思いきや、直近の情報からも2025年に登場が予測されていたGoogle Pixel Tablet 2がキャンセルされたとの話。

このことを考えると、Pixel Tablet 3が正式発表される可能性もほぼなくなったと判断することができます。今回Android AuthorityがキャンセルされたPixel Tablet 2の一部スペックに言及しているのでまとめたいと思います。

一部スペックが判明。

事前情報からも現行モデルと比較してPixel Tablet 2のデザインはほぼ一緒になると予測されていました。ただ内部は地味にアップデートする可能性があると予測されていて、今回の情報によるとGoogle Tensor G4を搭載するとの話。

ただPixel 9シリーズが搭載しているGoogle Tensor G4は「FOPLP」を採用していますが、Pixel Tablet 2が搭載するGoogle Tensor G4はIPOPを採用するとの話で、Pixel 9aが搭載するGoogle Tensor G4も同じくIPOPを採用していると予測されています。

GoogleがコストカットのためにGoogle Tensor G2から取り入れている手法で、廉価なパッケージング技術となっています。ただデメリットとしてはSoC自体が分厚くなることでパフォーマンスや電力効率が僅かに下がることに加え、発熱しやすくなるとも言われています。

一方で驚きだったのがExynos5400を統合するとの話で5Gに対応する可能性があったこと。ただPixel 9シリーズのように衛星通信には非対応だったことくらいです。とはいえGPSにも対応した可能性があるので外での班っ妖精は一気に改善していた可能性があります。

基礎スペックの底上げ。

また一部スペックにも言及しており、ディスプレイサイズや表示解像度にも変更がなく「液晶」も継続採用。ただリフレッシュレートが120Hzに強化されることに加えディスプレイ輝度が500nitsから550nitsと僅かに強化されるとの話でした。

屋外で使うことを考えると550nitsという明るさは物足りなかったかもしれませんが、120Hz表示に対応することで動作性は現行モデルと大きく違った可能性があります。

そしてインカメラに関してはIMX355(1/4インチ8MP)からSamsung S5K3K1(1/3.94インチ10MP)に変更。ただPixel 9 Pro Foldと同じカメラセンサーでありながら顔認証には非対応だったみたいです。

その他4Kの外部出力や専用アクセサリーも用意されていたみたいですが、結局製品化されずの流れになりそうです。Googleがどの程度の価格を意識していたのか不明ですがGoogle Tensor G4であることを考えるとiPad ProやGalaxy Tab S10シリーズと競合するのは余計に難しかったのかもしれません。

Pixel Tablet (“tangorpro”) Cancelled Pixel Tablet 2 (“kiyomi”)
SoC
Tensor G2 (IPoP package)
Tensor G4 (IPoP package)
Modem
Optional Exynos Modem 5400
GPS support (5G variant only)
Thread support
Included
Display
10.95’ 2560×1600 LCD
500 nits
60 Hz
10.95’ 2560×1600 LCD
550 nits
120 Hz
Camera
Front: Sony IMX355 (1/4″, 8MP)

Rear: fixed-focus Sony IMX355 (1/4″, 8MP)

Front: Samsung S5K3K1 (1/3.94″, 10MP)

Rear: autofocus Samsung S5K3J1 (1/3″, 11MP)

Battery
6900 mAh
7200 mAh
DisplayPort
up to 4K

何より折角タブレットが復活したと思いきや、すぐに終わってしまうのはちょっと残念です。個人的には5Gに対応するだけでも汎用性がだいぶ改善したのでは?と思っちゃいます。

 

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