直近の情報からもSonyは一部市場でXperia 1Ⅵに対してAndroid15へのアップデートの配信を開始しています。少なくとも配信地域が限定されていることもあり、今のところ目立った不具合報告はほぼないように感じます。
何より他社と比較するとアップデート容量が少ないことからも不具合やバグに遭遇する確率は極力減らしてほしいように感じます。今回RedditにおいてAndroid15にアップデートしたXperia 1Ⅵの電池持ちについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
待機状態における消費電力が増加。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
要するに、アイドル状態ではバッテリーがかなり早く消耗します。Nattery Monitorアプリは、Androidシステムが犯人であると言います。オオネはスタミナモードがオンでも一晩で20%を失います。更新前は3-5%でした。
少なくとも今回の投稿をみる限り消費電力がアップデート前と比較して4倍以上に増えていることになります。Googleのサポートによると一晩で消費電力が10%以上ある場合は不具合が発生している可能性があるという判断なのでXperiaに関してもおそらく同様に20%も消費しているのであれば不具合扱いになるのかもしれません。
ただアップデート直後には判断出来ない。
ただ注意点としてアップデート後直後であればバックグラウンドにおける処理が増えるため電池持ちや発熱は悪化しやすくなります。また別のユーザーは以下のように投稿しています。
Android アダプティブ バッテリーは、アップデート後にリセットされる場合があります (Google Play システム アップデートを含む)。これは、制限されていたすべてのアプリがバックグラウンドで実行できるようになったことを意味します。新品の携帯電話と同じように、アダプティブバッテリーがアプリの使用パターンを再学習するまで少なくとも1〜2週間待つ必要があります。その後、元の画面オンとスタンバイ時間を取り戻す必要があります。
バッテリーの最適化がリセットされる可能性があるので今後様子見が必要になること。もちろんバッテリーの最適化が終了したからといって電池持ちが良くなると限らず、アップデート前と同等の電池持ちに戻るとも言い切れません。
ただアップデート直後は本体が不安定になるのでこのタイミングで判断することは出来ないという感じです。Xperiaの場合は90日に一度配信されるセキュリティアップデートであればそこまで気にする必要がありません。
ただAndroid15などメジャーアップデートはアップデート後も安定するまで長い目で見てあげる必要があります。とはいえXperia 1Ⅵの大きな特徴の一つが電池持ちの良さであることを考えるとアップデート後に電池持ちが明らかに悪くなるのは悲しいですよね。
一つの可能性としてはリフレッシュレート関連に不具合が発生して燃費が悪くなっている可能性もあります。とはいえ今後様子見して改善しないなら次のアップデートを待つか、とりあえず初期化してみるという感じになりそうです。