先日よりSonyはイギリスやドイツなど一部市場向けのXperia 1Ⅵに対してAndroid15の本配信を開始。従来と同じ流れであれば次はXperia 10Ⅵの可能性があり、あとは2023年モデルに配信されていく可能性があります。
少なくともアップデートの容量をみるとAndroid15の標準機能を実装した上で、僅かにSony独自の新機能が追加されていると判断した方がいいです。今回RedditにおいてAndroid15にアップデートしたXperia 1Ⅵがモバイルデータ接続が出来なくなったと投稿されているのでまとめたいと思います。
モバイルデータ接続が出来なくなった。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
昨日 Android 15 にアップグレードして以来、米国の Mint Mobile でインターネット接続が失われました。通話はまだできますが、3G、4G、または5Gではデータが機能していません。
アップデート前は、Android 14ですべてが完璧に機能していました。
そもそもXperia 1Ⅵはアメリカで発売されていないことからも、アメリカの通信キャリアに対して最適化されていないとしても文句は言えません。ただ今回の投稿をみると原因は「APN」の設定が削除されたことが原因だったみたいです。
Sonyが直販版を出し始めた頃は手動でAPNを設定してあげる必要があるキャリアもありましたが、今やSIMカードを挿せば大方のSIMは自動で認識されAPNも自動設定されることが多いという印象を受けます。
少なくともこれは「直販版」の話になりますが、国内モデルを国内キャリアで使う場合は特段意識する必要はないかなと思います。今回の事例はアップデートによる不具合なのか仕様なのか不明です。
そもそも投稿者は初めてXperia 1ⅥにSIMカードを挿した際に、別途APNの設定をしたのかも定かではありません
とりあえずAPNを確認。
基本キャリアモデルでいきなり通信が出来なくなったみたいな現象が発生した場合は「不具合」の可能性が高いと思いますが、一方でメーカー問わず直販版を使っているユーザーは初期設定後に一度正常に通信できているか確認するためにもWi-Fiを切って通信してみるのがわかりやすいと思います。
例えばdocomoだと正常に通信ができる状態だとSMSが送信されてくるのでわかりやすいです。一方で機種によってはアンテナピクトはたっているのにモバイル通信が出来ないなどややこしい場合もあり、その場合はAPNを確認するのが一番です。
APNと聞くと苦手意識がでる人も多いと思いますが、基本プロファイルは設定されていることが多いので、ユーザーとしてはどのAPNで接続するかタップして選んであげるだけと非常にシンプルだと思います。
もちろん選択肢がなければプロファイルを手動で設定してあげる必要がありますが、ネットで検索すればすぐに分かると思います。歴代Xperiaの中には電波感度が悪いとの不良個体が存在していましたが全く通信が出来ないみたいな話はほぼ聞いたことがありません。
なのでモバイルデータ接続が正常に動作していない時は「APN」を再確認するのがおすすめです。