ここ数年で見るとGoogleがGoogle Storeで大型セールを開催するタイミングは大体固定化されています。今後12月下旬にホリデーセールを開催する可能性がありますが従来でみるとかなり渋いです。
なのでブラックフライデーが年内最後の大型セールになる可能性が高く年内最後のチャンスです。今回はブラックフライデーでPixel 9 Pro XLを買った理由を主観的にまとめたいと思います。
ブラックフライデーで購入。
なんだかんだブラックフライデーでPixelを買い直していることも多く2022年のセールはPixel 7 Proのヘーゼルをスノーに買い替えて今年でみるとヘーゼルからオブシディアンに変更しました。
先日の記事ではあまり詳しく触れなかったので今回はPixel 9 Pro XLを買い替えた理由をまとめていきたいと思いますが一つ目の理由としてはPixel 9 Pro Foldがセール対象外になったことです。
アメリカだとPixel 9 Pro Foldは$300の値引きとかなり購入しやすくなっていますが日本だとセール対象外となっており正直このタイミングで購入するのはちょっと微妙に感じます。
自分の手持ちの個体は通信関連の不具合が発生していることに加え電池持ちも異常に悪いです。ゲームやカメラを使わない状態でスクリーンオンタイムが2時間程度で電池がなくなります。
個人的にはAndroid15へのアップデートで多少不具合が改善してくれないかと期待していました。ただ残念なことに改善されることはなく11月のセキュリティアップデートも改善しないです。
正直現状だと実用性がない状態なのでセール対象になるのであれば買い替えたかったところですとはいえ定価で買い替えたいかと言われれば微妙でレビュー用に他の機種を買う方が優先度が高いという感じで今回は見送りました。
そして2つ目の理由としては妹に渡したPixel 7 Proの調子が悪くなってきたことです。2年前にPixel 7 Proを買い替えた際にヘーゼルは妹にお下がりとして渡していました。
ただ調子が悪くなってきたということもありお下がりがあれば何かほしいとの話が出てきました。とはいえ定価で買ってあげるほど自分は気前が良くないところに限定クーポンが配布されたことが大きいです。
Pixel 9とPixel 9 Pro XLが40%オフになるクーポンでPixel 9 Pro XLの128GBなら10万円ちょいで購入できるので安いといえば安いという感じでしたがあとちょっと値引きが欲しいのが本音です。
少なくともクーポンを確認すると他の施策との併用は出来ないとなっていましたがブラックフライデーがまもなく開催というタイミングなので下取りだけでも反映されてないかと期待して待ってみたところでブラックフライデーの下取りキャンペーンは併用が可能なことが判明しました。
また妹が使っているPixel 7 Proは最大で7万円の下取りになることからもクーポンと併用でPixel 9 Pro XLが約3万6000円程度で購入できるとなれば買うしかないという感じです。
折角なので自分は新しく買ったオブシディアンを手元に残して妹にヘーゼルを譲る形になります。何よりこの価格であれば個人的にはめっちゃ安くGoogleもここまで値引きして大丈夫なのかと思っちゃうくらいです。
2台目なので新鮮味はありませんが個人的にはセールを活かしていい買い物ができたと思います。
セール以外は買わない方がいい。
また先日の記事においてPixelはセール以外で購入してはいけないスマホとのコメントを頂きましたが個人的にはごもっともだと思っており定価があってないような機種だと思います。
Pixel 6シリーズやPixel 7シリーズの頃は為替に対して国内の売価が非常に安かったです。その結果シェアの大幅拡大に成功していますが世代を重ねるごとに本体価格が上昇しています。
アメリカ現地で値上げされていることに加え為替に対してより忠実な価格設定になったので今や安いというイメージはなくコスパ目的だった人にとっては高いと感じてしまうかもしれません。
ただセールを上手く活かすことでPixelをかなり安く購入できることに違いはないと思います。
今回自分が購入したPixel 9 Pro XLの時のように他社で本体が大幅値引きになるクーポンを配布していることもなければセール時にストアクレジットで大盤振る舞いすることもないです。
ブランドを毀損しないようにするためかもしれませんがAppleはほとんど値引きを行わないです。またSamsungもアメリカではストアクレジットなどやっていますが国内だとかなり渋い感じです。
さらに下取りに関してもアメリカほど大盤振る舞いという感じではなく無難という感じです。Sonyに関しては約半年周期で価格改定を行うことあってもセールによる値引きや下取り強化もほぼない感じで他社の直販版でPixelと同様の価格で購入することはほぼ不可能だと思います。
なのでセールを上手く活かせば他社より圧倒的に安く購入できるというアドバンテージがあります。またストアクレジットに関して囲い込み施策だから好きではないとの声もよく聞きます。
ただGoogleやAppleで見ると短期利益ではなく長期利益を優先しているので当たり前です。
はっきり言ってしまえば本体が安くないと購入してくれないとか自社のサブスクリプションを使ってくれないユーザーはメーカーにとっては全く旨味がないので優先度は最も低いと思います。
個人的には囲い込みの施策だとしても既存ユーザーを何も優遇してくれないメーカーよりは圧倒的に購入しやすいことに違いはないと思っておりユーザーはメーカーのマーケティングを上手く利用すればいいだけだと思っており囲い込みを否定したとしても変わらないと思います。
Googleにおける下取り施策においても傾向としては発売してから1年経過した機種と3年経過したPixelとiPhoneを強化する傾向があり自分が買い替えたいタイミングで下取りが強化されそうな機種を予測して中古で仕入れておいてセールの準備をしておくのは個人的にありだと思います。
既存ユーザーであれば単純に手持ちの機種の下取りが強化されるタイミングで買い替えるか判断すればいいだけです。
次にPixelを使いたくないとしても最新機種に買い換えて最新機種は新品の状態で売却もありです。個人的にはセールを上手く活かせば十分に安く購入することが出来るので多少の実質負担が発生したとしても囲い込みから抜け出すことも出来れば継続することも可能だと思います。
自分は毎年Pixelを買い替えたいので囲い込み施策はウエルカムで現時点でクレジットは約18万円はたまっているのでPixel 10 Proあたりならおそらくタダになるかなという感じです。
またPixel 10 Proの予約特典でストアクレジットがもらえると思うので今後も一定額貯まります。
どこで買うかはユーザー次第。
あくまでもPixelの定価があってないようなのはGoogle Storeの直販版のみという感じです。キャリアに関してはプログラムの利用を全力アピールしており使うユーザーも多いと思います。
ちなみに最新の情報は不明ですがキャリアでスマホを購入する人は全体の9割近いとの話でキャリアモデルを購入するユーザーで一括で購入する人は全体の1割にもみたないとの話です。
またXiaomiによると少なくともauにおいてプログラムを利用して購入する人は全体の8割近いとしています。なのでキャリアで購入する人のほとんどはプログラムを利用して購入することになると思います。
またキャリアからすればプログラムを利用してもらうことでも利益が出るようにしています。そのため2年後の引き取り額が一般の市場買取価格よりも低く設定してあることもあります。
例えばdocomo版Xperia 1Ⅵの引き取り額は4万円くらいなので明らかに想定価格より低いです。
またプログラムは2年後にキャリアが求める一定の基準を満たし上で端末を返却することでキャリアがアピールしている実質価格になりますが一部ユーザーは返却せず使うと思います。
例えばSoftBankでみると最初の24回払いまでは安いですが24回以降の分割支払いは高いです。
実際の統計情報がないため何ともですがキャリアとしてユーザーの動向からもおそらくですがプログラムを利用して購入するけど2年後に返却せず使い続けるユーザーが多いことからここで利益を最大限にできるようにプログラムを構成している可能性が高いかなと思います。
そのためキャリアのプログラムの方がGoogle Storeの囲い込みよりある意味厳格です。ただ実質負担金という部分ではタイミングや機種によりますが直販版より抑制することが出来ます。
繰り返しになりますが基本最大の恩恵を受けるには2年後に返却することが必須になるのでプログラムを利用している場合は返却してしまうと2年後に手元には何も残らないのがネックです。
なのでキャリアのプログラムが嫌で直販版を購入しているユーザーも地味にいるのかなと思います。キャリアのプログラムを利用するかGoogle Storeを上手く使うかはユーザー次第だと思います。
自分は直販版の方が購入しやすいと思っておりキャリアのサイトで予約するのも面倒に感じます。また一括で購入することを想定しており端末を手放すタイミングも出来れば決めたいのでGoogle Storeで購入することが多くキャリアモデルは納期が分からないのも面倒に感じます。
結局のところキャリアに囲い込みされるかメーカーに囲い込みされるかの違いにも感じます。自分は実質負担金よりは下取りなどある意味直接値引きの方がわかりやすく好きという感じです。
キャリアと直販版でどちらが正解はユーザー次第で絶対的な答えがあるわけではありません。なので自分の買い方に合っている方を選ぶべきですが直販版は上位モデルであっても比較的積極的に割引をしてくれるので機種の選択肢は広がりやすいのかなと思います。
まとめ。
今回はPixel 9 Pro XLをブラックフライデーで購入したので簡単にまとめてみました。来年のPixelも楽しみなので当面は現行世代への投資をちょっと様子見をしたいかなと思います。
またPixel 10シリーズも今年と同じく4モデル構成だと全部揃えるのはちょっと厳しいかもです。ただセールを上手く活かして少しでも安く買い替えができるようにしておきたいと思います。