事前情報からもSamsungは現時点で3種類の折畳式機種を開発していることが判明しています。ただ正確に言えばコードネームが判明している折畳式機種が3種類という感じで、直近の情報を考慮すると3種類以上開発している可能性もあります。
今回GSM ArenaによるとGalaxy Z Flip FEとGalaxy Z Flip 7の搭載SoCが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
Exynosを採用する可能性。
今回の情報によるとリーカーが以下のようにポストしていることが判明したとしています。
Z Flip FE Exynos 2400e (IPoP)
Z Flip 7 Exynos 2500There are rumors circulating that the Exynos 2400 might be featured in the Z Flip 7, but I do not agree with this speculation.
— Jukanlosreve (@Jukanlosreve) November 22, 2024
今回のポストを確認すると、リーカー自身も今回の情報に信憑性はないとした上で、Galaxy Z Flip SEはExynos5400eを採用しているとしています。Galaxy S24 FEも搭載しているSoCであることを考えると順当に感じます。
一方で以前よりGalaxy Z FlipシリーズでExynosが採用されるとの噂があれど実現していません。ただSnapdragon 8 Eliteを搭載すると値上げ回避が不可能になることからもExynos2500の搭載をかなり本気で考えているのかもしれません。
Exynos2500が間に合うかどうか。
直近の情報からも深刻な歩留率の悪さからもSamsungはGalaxy S25シリーズでExynos2500の搭載を見送ったとも言われていますが実際のところは不明です。ただGalaxy Z Flip 7やGalaxy Z Fold 7は従来通りであれば来年の7月に正式発表なので時間的猶予はあります。
そのためExynos2500を搭載してもおかしくないかなと思いますが、一方でSamsungの半導体部門は業績不振から大規模な自主退職を勧めている上で、今後半導体の製造量自体を半減させるとの噂もあります。
また現状だと半導体部門は利益率の高い半導体を製造していないと言われておりExynosに関しても同様のなのかもしれません。このことを考えるとExynosのプロジェクト自体を今後安定して継続できるのか不明です。
何よりExynos2500を搭載するのであればSamsungの製造状況によりますが型落ち感が否めません。またSnapdragon888の時のように品質がイマイチで爆熱パラダイスにならないかだけが心配です。