一部噂によるとSonyは利益率の改善のためかXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したと言われています。開発周期を考えれば中国企業の元で開発されたXperia 5シリーズは早くても2025年に登場する可能性があります。
今回RedditにおいてXperia 5Ⅵはなぜ2024年に正式発表されなかったのか投稿されていたので簡単にまとめたいと思います。
ディスプレイの調達が出来なかった。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私たちは推測することしかできません-ソニー以外の誰も本当にその理由を知りません。
結局のところ現時点でSonyが明らかにしていることは、2024年にXperia 5シリーズから最新機種を発表することはないこと。そしてXperia 5Ⅴの販売を2025年も継続することで、なぜ最新機種を出さなかったのかには言及していません。
一方で噂を元にするとXperia 5Ⅵを発表しなかった理由として大きく2つあります。一つ目としてはディスプレイの調達が出来なかったと噂されています。Xperia 5シリーズのディスプレイは代々Samsung製を採用していましたが、Samsungの事情からXperia 5シリーズのディスプレイを製造していた工場が閉鎖になったとの話。
またSonyはSamsung以外のサプライヤーを見つけることが出来ず販売が見送られたと言われています。ただ個人的には疑問があり、ほぼ同じディスプレイサイズにアスペクト比を採用しているXperia 10Ⅵ用は供給されていることです。
単純にXperia 10Ⅴ用に製造したディスプレイが大量に余っていたことからXperia 10Ⅵで流用した可能性もあります。ただXperia 10Ⅵも新たに発注しているのであれば、なぜXperia 5Ⅵ用だけ確保出来なかったのかちょっと疑問です。
Xperia 1Ⅵの実質5化。
そして2つ目の噂としてXperia 1Ⅵが一般化されたことが原因と言われています。ざっくりになりますが従来のXperia 5シリーズは取り回しが良く電池持ちが良いというのが大きな特徴でしたが、Xperia 1Ⅵでも似たような特徴になっています。
もちろんディスプレイサイズの違いなどがあるとはいえ差別化が難しいモデルを2つも出すほどSonyに余裕があるとも思えないです。そのためXperia 1Ⅵが実質Xperia 5Ⅵの立ち位置も兼ねているとの指摘があります。
なので言ってしまえば従来のプレミアムモデルが廃止になって、レギュラーフラッグシップモデルだけ残った感じに。何よりSonyによるとモバイル部門は成長性もなければ収益性も悪い。
ただ事業を継続するために利益率の改善は重要であることを明らかにしており、利益率を改善する方法の一つとしてラインナップの削減なのかもしれません。そのためSonyとしてはXperia 1シリーズを残すことを優先して一般化させたのかもしれません。
とはいえSonyの発言通りであれば2025年にはXperia 5シリーズから最新機種が出ると捉えることもできます。なので今後の動向が気になるところですが、Xperia 5Ⅵを狙っていた人の受け皿がないので他社に流れる可能性がありそうです。
