Googleの内部ドキュメントがリークしたことからもGoogle Tensor G5やGoogle Tensor G6のアーキテクチャが判明。少なくともGoogleは電池持ちや発熱改善を最優先事項にしている可能性があるとしており、リークしているアーキテクチャを見てもパフォーマンスの改善が最優先ではないことを確認できます。
またGoogle Tensor G5やGoogle Tensor G6を搭載するPixelにどのような新機能が追加されるのかもリークしています。今回Phone ArenaによるとGoogleはPixel Tabletの開発をキャンセルした可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
プロジェクトをキャンセルした可能性がある。
今回の情報によるとGoogleはPixel Tabletのプロジェクトを放棄した可能性があると報告しています。ただ現状だとPixel Tablet 2の開発を進めており2025年に正式発表する可能性があると予測されています。
一方でGoogle Tensor G6関連のドキュメントからGoogleは2027年にPixel Table 3を正式発表する可能性があると予測されていましたが、今回の情報によるとPixel Tablet 3の計画は放棄された可能性があるとしています。
つまり今回の情報通りであればPixel Tablet 2が最後のタブレットになる可能性があります。現行のPixel Tablet自体がGoogleにとって数年ぶりのタブレットとなっておりGoogleもタブレット市場の重要性を説いていましたが結局は売れずにプロジェクトを放棄するという流れになるのかもしれません。
また今回の情報によるとプロジェクトに参加していた人は別のチームに再配属されていると言われており、今後Googleがレイオフを行なってもおかしくないと指摘しています。
ユーザーに響かなかった可能性。
残念なことにAndroidタブレットは1日の内8割の時間が使われていないとしており、GoogleはPixel Tabletのコンセプトに「カジュアルタブレット」を採用しています。
使う時は「タブレット」として機能して、使わない時はGoogle Homeを管理する「スマートディスプレイ」になるコンセプトを採用しましたが、スペック的に見ればハイエンドタブレットと呼ぶのは難しい。
セルラーモデルが用意されているわけでもなく、基礎スペックは時代遅れで専用アクセサリーもほとんど用意されていません。なので興味を持つユーザーが限定された可能性が高いのかなと思います。
また海外サイトによるとGoogle Pixel Tabletが非常に高価であることも問題だとしています。
Pixel Tablet 2は、おそらく開発が行き過ぎで、冷たく終了できないため、来年は出回ると言われています。しかし、Googleがすべてをあきらめた場合、サポートがいつまで続くかは言うまでもありません。
何よりPixel Tabletはあまり長生きしない可能性があります。そもそもPixel Tabletはアップデートサポート期間が最大3年と同世代のPixelと比較しても圧倒的に短いのでGoogleとしても様子見の側面が強かったのかもしれません。