ユーザー一人一人にとって理想のスマホがあると思います。もちろんスマホにどこまで求めるか次第の面もありますが理想のスマホというのは出会うことが難しいと思っており、何より「完璧」なスマホなんて存在しないと思っています。
またスペックやデザインが条件を満たしたとしても価格が条件を満たすかは別の話になります。今回はどのメーカーにも言えることですがSonyはユーザーからのフィードバックを元にXperiaを開発していることについて主観的にまとめたいと思います。
ユーザーの声を元に開発。
Sonyがどの程度市場の声を取り入れているのか定かではありませんが、現行シリーズでみると「クリエイター」からのフィードバックを元にXperiaの開発を進めていることを明らかにしています。
Xperia 1Ⅵはスペックでみれば一般化したとはいえ、従来と同じくクリエイターと共に作り上げたXperiaというコンセプトからずれていないことからも命名規則を継続したことを明らかにしています。
もちろんメーカーによって差ははあれど、基本は「ユーザー」の声を反映させており、Sonyとしては拘りをより反映させるために、αシリーズやその他Sony製品を購入してくれたクリエイターの意見を中心に採用しています。
たまにXなどを見ているとネットの世界で騒いでいれば意見が採用されることがあるとの話もみますが基本は反映されていないと思います。ユーザーからのフィードバックとその騒がれている内容が一致して反映しただけと考えた方がいいと思います。
何よりキツい言い方になると思いますが、買わずに文句ばっかり言っている人の意見を採用するとは考えにくく、購入してくれたユーザーの声を大切にするというのはどのメーカーであっても基本は一緒だと思います。
Xperia 1Ⅵで流れが変わる可能性も。
一方で気になる部分としてXperia 1Ⅵで従来のSonyの拘りが薄くなったことから今まで興味がなかったユーザーも購入している可能性があります。そのためXperia 1Ⅵでの一般化を好意的に捉えているユーザーからのフィードバックと従来のシリーズが好きなユーザーからのフィードバックでは意見が真逆になる可能性もあります。
すでに大方の開発は完了している可能性が高いXperia 1Ⅶではどのような方向性になるのか非常に気になるところです。おそらくクリエイターが中心であることに違いはないと思いますが、クリエイターも以前と比較すれば専用機材が中心というわけではないと思います。
有名なYouTuberを見ると分かりやすいですが、スマホで簡単に撮影している人もいるくらいで、スマホとしての使いやすさを求めるクリエイターの母数もどんどん増えている可能性があります。
ちなみにSonyは一部ユーザーをターゲットに不定期でアンケート調査を行なっていることも判明しており、クリエイター以外のユーザーからのフィードバックを参考にしている可能性があり、その一つとしてイヤホンジャックの復活があったとも言われています。
ほぼ当たり前の話とも言えますが、その機種を評価するなら実際に使っているユーザーの声が最も重要です。よく案件は参考にならないとの声を聞きますが、スペックと価格だけで良し悪しを判断しているエアプと比較すれば何倍もマシなのかなと思っています。
自分の声を少しでもメーカーに拾って欲しいと思うなら、やはり購入して発信するしかないかなと思っています。