いよいよ11月下旬になりアメリカ企業を中心のホリデーシーズンに突入と大型セールが開始の時期になります。国内においても認知度が上がってきたこともあるのかブラックフライデーを行う企業が増えた印象を受けます。
今回Googleがブラックフライデーセールを開催したのでセール内容をざっくりとまとめたいと思います。
まさかの下取りを開始。
ここ近年でみるとGoogle Storeで毎年のようにブラックフライデーが開催されており自分も人生で初のPixelとなったPixel 4 XLを購入したのはブラックフライデーのタイミングです。
そして今回Googleによると日本時間の11月21日から12月3日までセールを行うことを明らかにしました。ちなみに12月3日はアメリカのサイバーマンデーに合わせている可能性が高いかなと思います。
まずちょっと驚いた部分として自分の認識違いでなければPixel Watchの下取りが開始したことです。
正直イヤホンとスマートウォッチの処分に困っていたので下取りをしてくれるのはありがたいです。今回のセールだとPixel Watch 3の41mmは1万800円分で45mmは1万2800円分のクレジットがもらえる形になっておりPixel Watch 2を下取りにだすことで実質1万9200円の値引きになります。
最新のスマートウォッチが3万円程度で購入できることを考えると個人的には安いかなと思います。また前モデル対比で41mmでさえディスプレイが大型化したことに加え45mmになると視認性が全く違います。
さらに45mmに関して自分の使い方だと電池持ちがめちゃくちゃ良くなっていることを実感できます。もちろんユーザーの使い方次第で充電も自分の使い方なら2日に1回はする必要があります。
ただ以前のように1日に1回は充電しなければいけない訳ではないのでユーザビリティが改善しています。
一方でPixel Watch 2もセール対象で約4万円で購入できることからもとりあえずPixel Watchを試してみたいと思う人にとっては選択肢があるのは嬉しいところだと思います。
Pixel Buds Proも対象に。
次に最新機種となるPixel Buds Pro 2もセール対象になっているのが地味に嬉しいところです。あくまでも主観ですが3万6800円という価格はちょっと高いなと思っていますが6800円分のストアクレジットが貰えることからも実質3万円程度になるのであればまだありかなと思います。
ケースのデザインが前モデルから大きく変更がないことから新製品としての新鮮味はないです。ただイヤホンの形状は刷新されておりデジタルノイズキャンセリングが大幅に強化されたことに加え外部音取り込み機能が強化されたこともありマイク性能が一段階上がった印象を受けます。
そのため前モデルの時でも通話用に使って聞こえないと言われることは少なかったですがPixel Buds Pro 2になってさらに聞き返される確率は減ったので個人的に満足度は高いです。
対象製品 | 通常価格 | セール内容や特典 |
---|---|---|
Google Pixel Watch 3 (45 mm) | 59,800 円より | 実質値引き額:最大 32,000 円
– 12,800 円分のストア クレジット – 対象デバイスの下取りで払い戻し(Google Pixel Watch 2 の場合、最大 19,200 円) |
Google Pixel Watch 3 (41 mm) | 52,800 円より | 実質値引き額:最大 30,000 円
– 10,800 円分のストア クレジット – 対象デバイスの下取りで払い戻し(Google Pixel Watch 2 の場合、最大 19,200 円) |
Google Pixel Watch 2 | 39,800 円より | 7,960 円引き |
Google Pixel Buds Pro 2 | 36,800 円より | 6,800 円分のストアクレジット |
Google Pixel Buds A-Series | 13,700 円 | 3,425 円引き |
ただやはりネックだったのが価格で今回のように安くなっている時に買うのが一番ありです。
狙い目は直接値引きがある製品。
次にスマホを確認していきたいと思いますが最新機種からはPixel 9とPixel 9 Pro XLが対象となっています。これは創立記念セールの時と同じでシリーズの中で売れ筋が対象になっているのか不明です。
Pixel 9に関しては本体価格が2万900円の値引きとなっているので誰でも10万円ちょいで買えることになります。さらにストアクレジットと下取りを満たすことで実質1万8900円になるのでかなり安いと思います。
ただ注意点として先日よりGoogle Play Storeにおけるランクに基づいてクーポンが配布されています。
このクーポンにおいてPixel 9は対象となっており他の施策と併用出来ませんが40%オフです。なのでPixel 9が単純に8万円前後で購入できることを考えるとセールよりインパクトがデカいです。
ただ条件を上手く満たすことができる人はブラックフライデーのセールを利用した方がいいです。一方で残念なことに動画撮影時点で全色全容量の在庫が品切れなので今後の復活に期待するしかないです
そして2つ目の機種としてPixel 9 Pro XLで残念なことに直接の値引きがないので渋いです。一方で下取りを上手く利用することができれば実質8万9800円からと個人的にはインパクトに欠けます。
ただ先日配布された限定クーポンと下取りの併用が可能だったので今回色違いを購入しました。下取りが最大条件となる7万円を満たせばになりますが実質3万6000円くらいだったので超安いです。
次に3つ目の機種としてPixel 8aで下取りを上手く利用することで実質3万2800円と地味に安いです。最後に4つ目の機種としてPixel 8 Proで通常価格から6万円の値引きと個人的にはインパクトがあり、この時点で10万円以下になることに加え下取りが最大条件を満たせば3万5000円の値引きです。
つまり実質6万4900円になるので安く長期間使えるPixelが欲しい人にとってはありだと思います。
対象製品 | 通常価格 | セール内容や特典 |
---|---|---|
Google Pixel 9 | 128,900 円より | 実質値引き額:最大 110,000 円(実質 18,900 円)
– 通常価格から 20,900 円引き – 24,200 円分のストア クレジット – 対象スマホの下取りで払い戻し(Google Pixel 8 / iPhone 13 の場合、最大 64,900 円) |
Google Pixel 9 Pro XL | 177,900 円より | 実質値引き額:最大 88,000 円(実質 89,900 円)
– 対象スマホの下取りで払い戻し(Google Pixel 8 Pro / iPhone 13 Pro の場合、最大 88,000 円) |
Google Pixel 8 Pro | 159,900 円より | 実質値引き額:最大 95,000 円
– 通常価格から 60,000 円引き – 対象スマホの下取りで払い戻し(Google Pixel 6 Pro の場合、最大 35,000 円) |
Google Pixel 8a | 72,600 円 | 実質値引き額:最大 32,800 円
– 対象スマホの下取りで払い戻し(Google Pixel 7a の場合、最大 32,800 円) |
最新機種と比較すると電池持ちがあまり良くないのはデメリットですがアップデートサポートはあと6年近く残っていることに加えRAM12GBに対応しているので当面はAI機能も極端に差別化される可能性は低いと思っておりPixelを試してみたい人にとって下手に廉価版を買うよりフラッグシップの型落ちをいい条件で購入した方が最終的な満足度は高いのかなと思います。
あくまでも主観ですが今回のセールにおいて狙い目に感じるのはPixel 9とPixel 8 Proです。やはり直接値引きがある機種の方が誰でも恩恵を受けられることから分かりやすいと思います。
おそらくですが年内で最も条件よくpixelを購入できる最後のチャンスだと思うので下取り含めて気になる人はブラックフライデーセールの内容を吟味した方がいいのかなと思います。
大型セールの注意点。
そして大型セールで気になる部分について確認していきたいと思いますがそれはシステムエラーです。以前ユーザーの方から情報を頂きましたがセール終了直前のタイミングで購入しようとした場合にシステムエラーが発生する可能性がありセールの特典をしっかりと享受出来ない可能性があります。
頂いた情報によるとセール期間内でありながらも対象機種の下取り最大額が変更されたことです。例えばセールの特典としてPixel 8 Proの下取り額が最大で8万円になっているのに実際に購入しようとした場合に下取りの最大額が通常時の5万円に変更されていたみたいなことが発生しています。
もちろん下取りの最大価格の恩恵を受けられるかは実際に下取りに出してみないとわからないです。ただ今回の事例のように最大価格が8万円から5万円に変更されてしまうと状態のいい端末を下取りに出そうと思っていたユーザーからすればセール期間内でも3万円分の損をしたことになります。
また欲しい製品をカートに入れて下取りの設定をした時は最大価格が8万円となっているのに購入後の確認メールにおいて下取りの最大価格が5万円に変更されていたみたいな話があります。
少なくとも頂いた情報をみるとセール最終日の23時以降に購入するのはちょっと危険です。
一番分かりやすいのはセール最終日を避けることでセール最終日に購入したいとなった時は下取りの最大価格が分かるようにスクショを撮影しておくことやカートに製品を追加して下取りを設定した上でスクショするなど自分が購入する時は大丈夫だったと証拠を残しておくのが大事です。
少なくともGoogleのサポートに証明出来ないと本来の条件で購入することが出来ないことが多いみたいです。正直Googleのシステムエラーなのか不明ですがたまに報告を頂くので注意が必要という感じです。
アメリカとの違い。
また改めてアメリカにおけるブラックフライデーのセールと比較すると内容が地味に違います。例年Googleは10月に新製品を発表していたことからもブラックフライデーでセール対象にならないこともありましたが今年は8月に発表されたことからブラックフライデーでどうなるのか非常に気になっていました。
そしてGoogleの発表内容を見るとアメリカではPixel 9シリーズをしっかりと売りたい印象です。
米Google | 割引 | 価格 | 販路 | ||
Pixel 8a | $100 | $399 | Google Store | Amazon | Best Buy |
Pixel 9 | $150 | $649 | Google Store | Amazon | Best Buy |
Pixel 9 Pro | $150 | $849 | Google Store | Amazon | Best Buy |
Pixel 9 Pro XL | $150 | $949 | Google Store | Amazon | Best Buy |
Pixel 9 Pro Fold | $300 | $1,499 | Google Store | Amazon | Best Buy |
特にアメリカにおいてはPixel 9 Pro Foldが$300の値引きと大幅値引きはインパクトがあります。一方で国内においては先ほどの話とも重複しますがPixel 9とPixel 9 Pro XLのみです。
国内で売れているイメージがあまりない2機種というイメージで国内だとPixel 8 Proが対象になっていることからもと在庫消化の側面を優先しているのかなという印象を受けてしまいます。
こればかりは実際に不明ですがアメリカとちょっと積極性が違うように見えてしまいます。またプロモーションも異なり下取りに関しては共通ですが国内はストアクレジットがメインの印象を受けます。
一方でアメリカだと直接値引きがメインの印象でこれはユーザーによって評価が分かれます。
毎年のようにストアクレジットの使い道がないとの声も聞くので直接値引きの方が嬉しいと感じるユーザーもいれば自分のように毎年買い替えるユーザーはストアクレジット込みで実質負担金を抑制してもらった方がいいと思うこともあるのでどっちが正しいとも言えないです。
ただ国によってプロモーションの内容が異なることを考えるとアメリカではストアクレジットよりも直接値引きを優先しているユーザーが多い可能性があり国内において値引きの金額よりも実質負担金を重視しているユーザーが多いとアメリカと日本では効果が大きく異なる可能性もあります。
少なくとも大手キャリアが2年後に返却を前提にしたプログラムをアピールしていることからも割引額よりも実質価格を抑制する方がイメージしやすいユーザーが多いということもあるのかもしれません。
何より国内においてはストアクレジットをどう上手く利用するかが重要になってくると思います。
まとめ。
今回はGoogleが11月21日よりブラックフライデーを開催したのでざっくりとまとめてみましたが個人的にはPixel 9 Pro Foldを狙っていたのでちょっと残念です。
手持ちの個体が不調で買い替えたいと思っていたのが定価のままとなるとちょっと微妙に感じます。一方でブラックフライデーの次の大型セールとなれば3月頃になるので後継機種が近づいてきます。
なので個人的には非常悩んでおり折角なのでブラックフライデー期間内に買うか決めたいところです。