SamsungによるとGalaxy Zシリーズを購入するユーザーのほとんどは既存の折畳式機種ユーザーであることに言及。このことからも新規ユーザーを獲得するよりも前モデルのデメリットをしっかりブラッシュアップすることで既存ユーザーの買い替え促進を狙っている可能性が高いです。
このことからもデザイン含めてGalaxy Z Foldシリーズは「革新性」が欠如しているとの評価も高く、当初期待されていたほど売上も伸びていないのが現状です。今回9To5GoogleによるとGalaxy Z Fold 6が実質$399で買い替え可能であることが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
米Samsungが大幅値引き。
今回の情報によると米SamsungがGalaxy Z Fold 6への買い替えを促進するためか大幅値引きを行っていることが判明したとしています。また$300の値引きとなっており256GBモデルであれば$1599で購入することが可能です。
機種名 | 下取り価格 |
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Galaxy Z Fold 5 | $1,200 |
Galaxy Z Fold 4 | $1,100 |
Galaxy Z Fold 3 | $1,000 |
Galaxy S24 Ultra | $1,200 |
Galaxy S23 Ultra | $1,000 |
さらに下取りも強化されておりGalaxy Z Fold 5を下取りに出した場合は$1200になるので実質Galaxy Z Fold 6に$399で買い替えをすることが可能となっています。
あくまでもプロモーションを最大限活かした場合の価格ですが、めっちゃお買い得に感じます。
国内でも同様の施策が欲しい。
今年に入ってからSamsungは「直販版」の展開にかなり力を入れてきた印象を受ける一方で、今回アメリカのように「下取り」などの施策はそこまで魅力的ではないです。
また値引き自体もそこまでインパクトがあるわけではなく、同時に扱っているキャリアへ配慮している可能性があります。ただグローバルメーカーだからこそ、国内の面倒な柵に囚われることなく大胆にやってほしいと思っちゃいます。
何より普段が高価だからこそセールでインパクトのある価格設定にすれば興味を持つユーザーも増えるかもしれません。何より米Samsungがこれだけの値引きを行うということは、もちろんホリデーシーズンということもあると思いますが売れ行き自体が微妙なのかもしれません。
何よりこの時期にしっかり売って来年に繋げたいのかもしれません。