GoogleはGoogle Pixel 6シリーズからGoogle Tensorに移行した際、今後Google Tensorを幅広い自社製品で採用することを計画していたとも言われています。ただ実際のところ多くの計画は頓挫したと言われており、スマホ以外でみるとPixel TabletにPixel Buds Pro 2との話です。
今回Android HeadlinesによるとGoogleはPixel Laptopを開発していることが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
パソコンを開発中。
今回の情報によるとGoogleは「Snowy」というコードネームを採用したGoogle Pixel Laptopを開発していることが判明したとしています。またこのプロジェクト自体はすでに許可されていることからも、コンセプトの段階を超えGoogleは専属チームの元で開発しているとの話です。
さらにGoogleの開発チームはMacBook ProやSurface Laptopなどと比較した上で開発を進めていることからもプレミアムモデルになる可能性があります。一方で肝心のOSに関してはChrome OSを搭載する可能性があると指摘していますが、一部噂によるとChromeOSはAndroidに吸収統合されるとの話もあります。
何よりGoogleがパソコン部門に力を入れるのは超久しぶりで、仮に製品化された場合2019年以来の話になるとしています。
Googleが「Pixel」ブランド(実際には「Pixel」ブランドを使用した最初の製品)を備えた最初のChromebookは、Chromebook Pixelでした。それは、同じく1,300ドルのオーバーザトップのChromebookでした。当時、Intel Core i5-3427U、4GBのRAM、32GBまたは64GBのSSDを搭載し、スペック部門ではかなりやりすぎでした。しかし、それはまた、4:3のアスペクト比ディスプレイトレンドの一部であった美しいディスプレイを持っていました。
現状だと分からないことが非常に多いですが楽しみです。
搭載SoCが気になる。
一方で気になる部分としては「搭載SoC」で今回の情報では全く言及していません。初代Chrome BookではIntelを採用していますが、その当時Google Tensorが製品化されていなかったことを考えるとGoogle Pixel LaptopでGoogle Tensorを搭載する可能性もあります。
とはいえスマホで見ればまだしもハイエンドのパソコンということを考えるとGoogle Tensorではパフォーマンス不足になる可能性が高いです。何よりリークしているGoogle Tensor G5やGoogle Tensor G6のアーキテクチャを見る限りGPU不足で動画編集など高負荷のタスク処理は厳しいと思います。
一方でIntel系を採用するのか、それともSnapdragon X Eliteを採用するのかも非常に気になるところです。何よりハイエンド向けのパフォーマンスを実現するにはSoCにしっかりと拘ってほしいところです。
何よりパソコンの場合は基礎パフォーマンスがしっかりしていないの「AI」と言っても説得力がないように感じてしまいます。