先日よりSamsungは韓国でGalaxy Z Fold Special Editionを発売。ただ一度に用意される在庫数がかなり制限されていることからも入手困難になっていると言われています。
また二次流通価格は日本円で45万円以上となっており、もともと高いことに加えプレミアム価格になったことから更に高くなっています。今回Phone ArenaがGalaxy Z Fold Special Editionが高価である理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
ヒンジの刷新。
Galaxy Z Fold Special Editionの大きな特徴の一つとしてGalaxy Z Fold 6対比で薄型化していることです。そして今回の情報によるとGalaxy Z Fold Special Editionで本体価格が高くなった理由の一つとして「ヒンジの刷新」としています。
Galaxy Z Fold 6用のヒンジは約70個の部品で構成されていますが、Galaxy Z Fold Special Editionは約140個の部品で構成されているとしています。さらにヒンジの可動領域がGalaxy Z Fold 6用と比較して2倍になっているとの話です。
またSamsungは品質を維持するためにも「耐久性」にも拘り。少なくともIP48は維持しつつヒンジ自体の耐久性は維持していますが、逆に現状ではこれ以上の薄型化が厳しかったと言われています。
S-Penの廃止は耐久性との兼ね合い。
またGalaxy Z Fold Special EditionではS-Pen非対応になっています。事前情報では薄型化のためにデジタイザーをカットした結果S-Pen非対応になったと言われていますが、今回の情報によるとGalaxy Z Fold Special Editionのヒンジ部分のバックプレートには「チタン」を採用。
少なくとも耐久性を担保するためにチタンを採用したみたいですがチタンの特性上からもS-Penに干渉するとしています。なので素材だけでもSamsungはS-Penの対応を諦めたことがはっきりとわかります。
また今回の情報では言及していませんが、単純に通常のGalaxy Zシリーズと比較すれば生産台数が少ないことも大きく影響していると思います。何より本体価格が高いことからも購入するユーザーは限定的になりますが、それでもSamsungの想定を超えたニーズが発生している可能性が高いです。
来年も後継機種の登場に期待したいところです。