Pixel 9 Pro Fold 比較。最強のGalaxy Z 特別版に通用するのか

Samsungは先日より韓国においてGalaxy Z Fold Special Editionの販売を韓国で開始しました。ちなみに韓国のGalaxy Zシリーズユーザーに対して感謝の意を込めた特別限定モデルとなっています。

一方で問題なのが販売地域が限定されすぎていることからも入手がかなり困難であることです。今回はGalaxy Z Fold Special EditionとPixel 9 Pro Foldを主観的に比較レビューをしてみたいと思います。

デザインを比較。

Galaxy Z Fold 6とPixel 9 Pro Foldの比較であればデザインからもPixel 9 Pro Foldの方が好きです。ただGalaxy Z Fold Special Editionではデザイン上のデメリットが改善したので強いです。

まず開いた状態で本体サイズを確認していくと縦幅はGalaxy Z Fold Special Editionが僅かに縦長ですが横幅に関してはPixel 9 Pro Foldの方が大きい感じになります。

ぱっと見の印象としてもPixel 9 Pro Foldの方が正方形により近いデザインを採用しています。

そしてサイドフレームにに関して両機種ともフラット形状でマット仕上げを採用しています。ただGalaxy Z Fold Special Editionはスリットが入っているため独特の質感です。

一方でSamsungが頑張ったと思うのが開いた状態における厚みでPixel 9 Pro Foldより薄くなったことです。何より5mmは折畳式機種を開発する上で大きな壁になっている可能性があるので上手く超えたと思います。

実際に比較してみるとPixel 9 Pro Foldの方が大きく見えることからも薄く見えがちです。何より両機種とも十分に薄い印象でサイドフレームの形状からも十分に高級感を感じます。

そして本体を閉じた状態で確認すると本体の厚みはほぼ一緒でPixel 9 Pro Foldの方が横幅があることからもぱっと見の印象としては薄く見えますが取り回しに大きな差があります。

やはり横幅が77mmとなってくると多くのユーザーにとって片手操作は厳しいかなと思います。

一方でGalaxy Z Fold Special Editionは横幅が73mmなので無印よりちょい横幅がある程度です。そのため多くのユーザーにとってまだ許容できるサイズ感という印象で何より236gと軽いです。

Galaxy Z Fold 6の時は取り回しが優れているからこそ本体が分厚くて重く感じました。ただGalaxy Z Fold Special Editionは筐体サイズと重さのバランスが絶妙になった印象です。

何よりPixel 9 Pro Foldと比較しても取り回しがしやすくてかなり軽く感じます。

そしてバックパネルを確認すると両機種ともGorilla Galass Victus 2でマット仕上げを採用しています。ただGalaxy Z Fold Special Editionはスリットというべきか独特な質感を採用しています。

個人的にはGalaxy Z Fold 6のオンライン限定のブラックよりもかなりかっこよく感じてPixel 9 Pro Foldと比較するとより高級感を感じやすいデザインを採用しているように見えます。

何より全体的に角ばったデザインの方が個人的には好きなので所有欲を満たされます。

そして好みが分かれる部分としてはカメラデザインでGalaxy Z Fold Special Editionはカメラセンサーが大型化した影響なのか本体が薄型化したことが影響なのかカメラバンプが目立ちます。

そのためテーブルなどに置いた時にガタガタする感じでPixel 9 Pro Foldは全然ガタガタしません。何よりPixel 9 Pro Foldはカメラフレームを大きめにとることでガタガタしないようなデザイン設計されています。

ちなみにGalaxy Z Fold Special Editionのカメラバンプの方が1.3mm派手になっています。

何よりGalaxy Z Fold 6は小さすぎでPixel 9 Pro Foldはデカすぎという感じでしたがGalaxy Z Fold Special Editionは絶妙なサイズ感で多くのユーザーにとって分かりやすいと思います。

何より取り回しを優先するのであればGalaxy Z Fold Special Editionにアドバンテージがあります。

メインディスプレイを確認。

次にメインディスプレイを確認していきたいと思いますがディスプレイサイズは一緒です。ただアスペクト比が異なりPixel 9 Pro Foldはベゼルからもほぼ正方形に近い印象を受けます。

個人的にはあまり気になりませんがPixel 9 Pro Foldの方が単純にベゼルは太いです。そして表示解像度も画素密度でみればほぼ一緒で体感できるような違いはありません。

コンテンツの表示を比較。

とりあえず本体縦向きでYouTubeを再生してみると本体の横幅の違いからもUIに違いがあります。Pixel 9 Pro Foldは横幅があるため右端に関連コンテンツが表示されているため視認性は良いです。

ただ単純にコンテンツ部分でみるとGalaxy Z Fold Special Editionの方が大きいです。

そして本体縦向きのままで全画面表示にするとPixel 9 Pro Foldの方がコンテンツが大きいです。

次に本体を横向きにして表示してみると一度に表示できる情報量にほとんど差はないです。ただGalaxy Z Fold Special Editionの方がコンテンツ部分が大きく表示されています。

一方でユーザーにとってはパンチホール部分のコンテンツが欠けているのは気になるかもです。

そして全画面表示するとGalaxy Z Fold Special Editionの方が縦幅が僅かに長いことから結果的にコンテンツもPixel 9 Pro Foldより僅かに大きく表示されることを確認できます。

次に本体縦向きかつマンガUPでコンテンツを表示してみるとほとんど一緒にみえます。ただGalaxy Z Fold Special Editionの方が本当に僅か大きく表示されている印象です。

そしてそのまま見開き表示に切り替えるとPixel 9 Pro Foldの方が僅かに大きいです。ちなみにPixel 9 Pro FoldはKindleだとコンテンツの両端がページによってはきれます。

開発者オプションをいじれば防ぐことはできるみたいですがハードルが高いかなと思います。

次に本体を横向きにして表示してみると横幅の差からもPixel 9 Pro Foldが僅かに大きいです。

そのまま見開き表示にするとGalaxy Z Fold Special Editionの方が僅かに大きいです。何よりPixel 9 Pro Foldとコンテンツの表示においてほとんど差がないのは大きな進化に感じます。

ディスプレイ輝度を比較。

またディスプレイの視認性に大きく影響する部分として輝度ですがPixel 9 Pro Foldは海外サイトのテストの結果を参考にすると手動調節で1113nitで自動調節で2088nitsです。

折畳式機種の中ではトップクラスの明るさを誇りストレートタイプと比較してもかなり強いです。一方でGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold 6とピーク輝度は一緒です。

そのためGalaxy Z Fold 6を参考にすると手動調節で768nitsで自動調節で1630nitsです。実際に比較してみるとディスプレイの発色の違いが影響しているのか平均値が異なるのか不明ですがGalaxy Z Fold Special Editionの方が特に屋内では明るいという印象を受けます。

一方でPixel 9 Pro Foldは明るいと感じることもなければ暗いと感じることないという印象です。そのためGalaxy Z Fold Special Editionの方が単純に分かりやすい見やすさに感じます。

ちなみに屋外でサンプルを撮影している時ライブHDRの差かPixel 9 Pro Foldの方が見やすいです。少なくともPixel 9 Pro Foldに関しては無駄がなくディスプレイ輝度が調節されている印象です。

何よりGalaxy Z Fold Special Editionはディスプレイサイズが大きくなった上でアスペクト比も変更されたことで従来よりコンテンツが大きく表示され見やすくなった印象です。

サブディスプレイを比較。

そしてサブディスプレイですがGalaxy Z Fold Special Editionはディスプレイサイズが6.5インチに加えアスペクト比が21:9とPixel 9 Pro Foldよりは縦長のディスプレイです。

何よりXperia 1Ⅴに近いサイズ感とイメージでもらえれば分かりやすく自分は全く違和感がないです。むしろ中華系の折畳式機種のサブディスプレイはアスペクト比が21:9であることが多いのでGalaxy Z Fold Special Editionがようやく他社と比較して一般的になったなという印象です。

リフレッシュレートの違い。

また表示解像度とでみるとほぼ一緒で地味な違いがあるとすればリフレッシュレートの差でPixel 9 Pro Foldはコストカットのためなのか60Hzからの最大120Hz表示に対応しています。

一方でGalaxy Z Fold Special Editionは1Hzからの可変式120Hz表示に対応しています。少なくともリフレッシュレートに明確な違いを確認できるわけではありませんがチューニングの差かPixel 9 Pro Foldの方が滑らかで操作性も個人的には快適と感じることが多いです。

Galaxy Z Fold Special Editionはちょっともっさりと感じることが多い印象を受けます。

コンテンツの表示を比較。

そしてYouTubeを再生してみるとコンテンツの大きさは意外にもほとんど一緒であることを確認できます。また一度に表示できる情報量に関してもほとんど変わらないことを確認することができます。

そして全画面表示に切り替えると横幅の差からもPixel 9 Pro Foldの方が大きく表示されます。

次にマンガUPで表示してみるとYouTubeと同じでコンテンツの大きさはほとんど一緒に見えます。こうなってくるとサブディスプレイのアスペクト比は21:9あたりが一番無駄がないように感じます。

ディスプレイ輝度を比較。

そしてディスプレイ輝度を確認していくとPixel 9 Pro Foldは手動調節で1279nitsで自動調節は2199nitsに対してGalaxy Z Fold 6は手動調節で772nitsで自動調節は1559nitsです。

スペック的に見ればPixel 9 Pro Foldの方が圧倒的ですがメインディスプレイの時と同じ印象です。Pixel 9 Pro Foldは必要がある時にしっかり明るくする印象で暗く感じることがほぼないです。

一方でGalaxy Z Fold Special Editionは屋内だと必要以上に明るく感じることが多い印象ですそのためユーザーの使い方次第ですがGalaxy Z Fold Special Editionの方が明るいと感じることが多いと思います。

個体によってはディスプレイ輝度の自動調整が甘い時があるみたいですが今後の改善に期待です。

何よりGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold 6に感じていた不満が一気に改善されました。コンテンツの見やすさにもほとんど差がないことを考えると取り回しで選ぶのがありです。

折畳式機種特有機能を比較。

そして折畳式機種特有機能を確認していきたいと思いますが一つ目としてヒンジの硬さです。Galaxy Z Fold Special Editionは本体を薄型化したとはいえ折りたたんだ時の感覚はGalaxy Z Fold 6から大きく変わっておらず全体的に硬めで120度以上だとさらに硬くなる印象を受けます。

なのでほぼ全ての角度で楽しめるのに対してPixel 9 Pro Foldはちょい緩いという印象です。正直自分は90度から120度くらいの間でそれなりにしっかりと角度調整ができるのであればヒンジ自体は緩い方が開閉がしやすいと思っているのでPixel 9 Pro Foldの方が好みです。

ディスプレイの折目。

そしてディスプレイに関してPixel 9 Pro FoldはSamsungのUTGを採用していますがGalaxy Z Fold Special Editionは次世代技術となるUFGを採用しているのが大きな特徴です。

少なくともUFGの方が耐久性に優れた上でディスプレイに折目やしわがつきにくくコストも安いとメリットが多いです。実際に比較しても質感に差がある感じではなく折目はGalaxy Z Fold Special Editionは現時点で評価すれば目立ちにくいですが今後どうなるのか不明なので様子見が必要に感じます。

SamsungはUFGの採用を強くアピールしていないことからも何か問題があるのかなと懸念していました。例えば手触りなどに違いがあるのかと思っていましたが実際にそんなことはなく何の違和感もないです。

フレックスモードを比較。

そして個人的には多用するフレックスモードですが視認性の部分は本体の横幅が広いPixel 9 Pro Foldの方がコンテンツが大きく表示されることからも見やすいかなと思います。

一方でPixel 9 Pro Foldのデメリット部分としてはフレックモードに対応していないアプリを強制的にフレックスモードで表示できるオプションがないのでほとんどのアプリが非対応です。

自分がフレックスモードで使うアプリの中でPixel 9 Pro Foldが対応しているのはYouTubeくらいです。画面分割した状態で無理やりフレックスモードみたく表示するという方法もありますがGalaxy Z Fold Special Editionはオプションで自由に設定できるので汎用性が高いです。

その他を比較。

またマルチタスクにおいて個人的にはフローティング表示や4分割などにはほぼ興味がありません。単純に2分割した時にコンテンツの見やすさを重視しておりPixel 9 Pro Foldの方が見やすいです。

ちなみにGalaxy Z Fold Special Editionは上下分割に対応しているアプリもある感じです。

あとたまに聞かれますがGalaxy Z Fold Special Editionはアプリをインストールすることで画面分割の状態で2つのアプリから同時に音声を再生できるのは地味にメリットなのかもしれません。

何よりGalaxy Z Fold 6まではソフトが優秀だったけどハード的な物足りなさがあった印象です。ただGalaxy Z Fold Special Editionはハードの物足りなさが改善されたことでソフトの強さがPixel 9 Pro Foldでより際立つという印象を受けますが結局はユーザー次第です。

何よりオプションは最初設定するのも大変で必要以上のオプションがあっても正直意味がないので自分が使いたい範囲でカスタマイズ性を選んだ方がよく分かりやすいかなと思います。

基礎スペックを比較。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますがアップデートサポート期間は最大7年と共通です。現状でみるとAndroid15をベースにしたOneUI7.0の本配信は2025年1月以降とされています。

なのでGalaxy Z Fold Special EditionがAndroid15に対応するのはだいぶ先の話になります。またアップデートの配信頻度でみるとPixel 9 Pro Foldは基本毎月1回なので大きな強みです。

容量構成を比較。

そして容量構成に関してGalaxy Z Fold Special EditionはRAM16GB/ROM512GBモデルの一択です。限定モデルであることを考えるとストレージオプションがないのは仕方ないかもしれません。

またPixel 9 Pro FoldはAI Coreを常駐させるためにRAM3GB分をロックしているとの話です。そのためAIを使わない人にとってはGalaxy Z Fold Special Editionの方が分かりやすいです。

あとはまだ先の話ですがGoogle AIは当面無料に関してGalaxy AIは2025年まで無料で2026年から一部機能が有料化することが判明しているのでユーザーの評価が変わってくるかもしれません。

ちなみに現状だとGalaxy AIは翻訳系が強くGoogle AIは写真や動画など編集機能が強いです。

パフォーマンスと発熱を比較。

そして発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続回して負荷をかけてみました。スコアに大きな差がありGalaxy Z Fold Special Editionは内部温度が40度を超えないように制御している印象で薄型化しても発熱による不快度が上がっていないのは嬉しいところです。

計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがPixel 9 Pro Foldは33.7/32.8/34.1度でGalaxy Z Fold Special Editionは35.1/38.1/37.0度とちょっとだけ高めになっています。

何よりPixel 9 Pro Foldはベンチマークだと不快に感じるような発熱はほぼしないです。

そして持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。安定率でみるとPixel 9 Pro FoldですがGalaxy Z Fold Special Editionも悪くない感じでここまで安定して発熱もそこまでしないならGalaxy Z Fold Special Editionの方が絶対良いように見えます。

バッテリー関連を比較。

次にバッテリー関連を確認するとPixel 9 Pro Foldの方がバッテリー容量が僅かに多いです。Galaxy Z Fold Special Editionに関しては今後じっくり試す必要がありますが電池持ちは不安です。

ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 9 Pro Foldは11時間54分に対してGalaxy Z Fold 6は11時間31分とGalaxy Z Fold 6の時点で良くないです。

Galaxy Z Fold Special Editionはハードで見ればGalaxy Z Fold 6より電池持ちが優秀とは思えない感じなのでPixel 9 Pro Foldより地味に電池持ちが悪いのかなと思います。

次に充電速度に関してはPixel 9 Pro Foldは充電開始30分で46%でフル充電に96分です。そして充電速度にバッテリー容量とGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold 6と一緒なのでGalaxy Z Fold 6を参考にすると充電開始30分で49%でフル充電に86分です。

充電速度に関して両機種ともかなり遅めなので個人的にはどっちもちょっと残念かなという印象です。

その他を比較。

その他Galaxy Z Fold Special EditionはIP48に対応していますが砂とかはNGなので注意です。また両機種もお風呂やプールに海で使うのはNGなので使用範囲は限定されると思います。

生体認証に関してPixel 9 Pro Foldは2D顔認証でありながらクラス3に対応しています。指紋認証は両機種とも電源ボタンに統合されているのでセキュリティはPixel 9 Pro Foldが優秀です。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。Pixel 9 Pro Foldの方が全体的に無難にまとめている感じですが音量が物足りなく感じてしまいます。

カメラを比較。

最後にカメラですがメインカメラセンサーに大きな差がありGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy S24 Ultraと同じく1/1.3インチのHP2に対してPixel 9 Pro Foldは1/2.0インチです。

ちなみにPixel 9 Pro Foldの超広角は1/3.4インチで望遠は1/3.2インチとかなり小さめです。

一方でGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold 6と一緒であれば超広角は1/3.2インチの3LUで望遠は1/3.94インチの3K1を搭載している可能性があります。

つまり事前情報通りならPixel 9 Pro Foldの望遠をGalaxy Z Fold Special Editionは超広角として採用しておりPixel 9 Pro Foldのインカメラを望遠として採用している感じです。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはPixel 9 Pro Fold/Galaxy Z Fold Special Editionの順番になっているので予めご了承下さい。

やはり超広角の時点でも色味に違いがあり、Pixel 9 Pro Foldの方が現実寄りの色味となっています。

広角で撮影。

逆光に近いシーンで撮影してみましたがGalaxy Z Fold Special Editionの方が僅かにフレアが強めに発生している印象を受けます。

次に接写してみましたがセンサーサイズの差かPixel 9 Pro Foldの方が被写体に寄りやすい印象を受けます。

フレアの影響かGalaxy Z Fold Special Editionは噴水の水の色に影響が出ている印象を受けます。

ポートレートで撮影。

そしてPixel 9 Pro Foldは最低倍率が1.5倍なので1.5倍で撮影しておりGalaxy Z Fold Special Editionは1倍で撮影しています。

Pixel 9 Pro Foldはプレビュー画面では大丈夫でも撮影後に確認するとブレていることが地味にあります。

次に同じく2倍で撮影してみました。

1倍の時だとGalaxy Z Fold Special Editionは背景のぼかしがかなり強めですが2倍だとPixel 9 Pro Foldと同程度であることを確認できます。

次に3倍で撮影してみました。

Galaxy Z Fold Special Editionは光学に対してPixel 9 Pro Foldはデジタルということもありノイズも一気に増える印象を受けます。また3倍になるとフォーカスが一気に合わせにくくなります。

マクロで撮影。

両機種とも超広角を利用したマクロ撮影に対応しています。

Pixel 9 Pro Foldの方がフォーカスがちょっと甘くなりがちな時が多い印象を受けます。

望遠で撮影。

最初に3倍で撮影してみました。

次にPixel 9 Pro Foldにとって光学となる5倍で撮影してみましたが、Galaxy Z Fold Special Editionの方がノイズが少なく見えます。

次に10倍で撮影してみましたがGalaxy Z Fold Special Editionの方がノイズが多い印象を受けます。

次に15倍で撮影してみました。

最後にPixel 9 Pro Foldにとって最大となる20倍で撮影してみましたが10倍あたりからは一貫して画質が安定している印象を受けます。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。

なんかPixel 9 Pro Foldは全体的に青っぽい印象を受けます。

広角(低照度)で撮影。

Pixel 9 Pro Foldはやはり白飛びがひどい印象を受けます。

Pixel 9 Pro Foldは白飛びのせいで全体的なバランスが崩れている印象です。

強い光源があるシーンだとGalaxy Z Fold Special Editionの方が明らかに安定している印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

最初に2倍で撮影してみました。

次にGalaxy Z Fold Special Editionにとっては光学となる3倍で撮影してみました。

最後にPixel 9 Pro Foldにとって光学となる5倍で撮影してみましたが、今回のサンプルだとPixel 9 Pro Foldの方が安定している印象を受けます。

まとめ。

今回はGalaxy Z Fold Special EditionとPixel 9 Pro Foldの比較レビューをしてみました。個人的にはGalaxy Z Fold Special Editionの方が全体的な満足度が高いかなと思います。

ただカメラに関しては何とも言えない感じで後継機種ではメイン以外を頑張って欲しいところです。あとは自分が購入した時の価格で見ればGalaxy Z Fold Special Editionが10万円以上高いです。

ただこの良さがGalaxy Z Fold 7に踏襲されるならGalaxy Z Fold 7はかなり強いかなと思います。

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