少なくとも海外ユーザーによる不具合報告をみる限りXperia 1Ⅳなど2022年モデルまでは不具合が非常に多い印象を受けます。少なくともモデル別の海外における販売台数が不明なため、単純に最新世代に近づくにつれユーザーが少なくなり、結果不具合報告も少なくなっているだけかもしれません。
ただハードの進化もあると思いますが世代を重ねるごとに安定性の部分は大幅に改善していることは実感することが出来ます。今回RedditにおいてXperia 1Ⅴの挙動について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
挙動が不安定になる現象。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私は最新のアップデートで1V EUバージョンを持っていますが、悪名高いラグ、FPSの低下があり、今では電話の使用を嫌うほど頻繁になっています。今では、Instagramのリールをスクロールしたり、YouTubeを見たりするときにも発生しています。Chrome を無効にして 2 日間修正しましたが、その後復活しました。開発者のオプション、FPSロックなど、インターネットで見つけたすべてのソリューションを試しましたが、何も役に立ちませんでした。
歴代Xperiaで見てもラグが発生するなど挙動が不安定になるとの不具合報告は地味にあります。さらにXperia 1Ⅳでみると発熱によるとリフレッシュレートの制御があったため、より多くのユーザーにとってあまりいいイメージがないかもしれません。
何より今回の投稿だけだとアップデートが起点になっているのか、いきなりラグが発生するようになったのか確認することは出来ません。
対処方法。
一方で別のユーザーが以下のように投稿していることが判明しました。
バッテリー残量が少なく、120 hzがオンになっているときに問題が発生します。
実際に改善するのか手持ちにないため確認することは出来ませんが、Xperia 1Ⅴに限らず同様の現象が発生している機種は試してみる価値はあると思います。特にXperia 1シリーズはリフレッシュレート関連とディスプレイ輝度関連の不具合報告は多いです。
さらに4Kという表示解像度が絡んでチューニングが非常に難しく不具合が発生しやすかった可能性もあります。何よりXperia 1Ⅵも発売当初は「リフレッシュレート」の不具合があったので歴代モデルでも潜在的に問題を抱えていてもおかしくないと思います。
何より充電をしっかりしてあげて、それでも安定しない場合は変にラグが発生するよりも120Hz表示のオプションをきった方が快適に感じるかもしれません。ただ今回の投稿はあくまでも対処方法で根本的な改善になりません。
そのため今後アップデートで改善に期待できるのはアップデートサポート期間内の機種だけです。先日の記事にもまとめさせて頂きましたが2023年モデルまではアップデートサポート期間が短い上に不具合も地味に多いのでXperia 1Ⅵ含めて買い替えを検討するのが一番幸せなのかなと思います。