Googleによると「Google Pixel 9シリーズ」には強い需要が発生していることを明らかにしています。ただGoogleは決算発表の際にPixelの売上の詳細を明らかにしているわけではないので前モデル対比でどの程度売り上げが拡大しているのか不明です。
一方でアメリカのセール内容を見る限り、Google Pixel 8aが発売直後に実質半額のバンドル割引が行われたことからも、Pixel 9シリーズと異なりPixel 8aの売り上げはあまり芳しくないのかもしれません。
今回9To5GoogleによるとGoogle Pixel 9シリーズが割引になる限定クーポンが配布されたと報告しているのでまとめたいと思います。
限定クーポンが配布。
今回の情報によると「Google Play Points」のメンバーに対してGoogle Pixel 9シリーズが割引に限定クーポンが配布されていることが判明しました。ちなみに国内のメンバーに対して配布されており主な違いをまとめると以下のようになります。
アメリカ | 国内 | |
メンバーランク | ゴールド以上 | ゴールド以上? |
対象機種 | Pixel 9/Pixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL | Pixel 9/Pixel 9 Pro XL |
割引率 | 30% | 40% |
その他の条件はほとんど一緒という感じですが、アメリカのクーポンの方が割引率は低いとはいえ対象機種が多いので個人的にはちょっと羨ましいです。個人的にPixel 9が40%の割引で購入できるよりもPixel 9 Proが30%の割引で購入できた方が魅力的かつ実際の割引金額関係なくお得に感じてしまいます。
正直家族用として「Pixel 9 Pro」を購入するか迷っていた部分もあるので、今回の国内におけるクーポンでPixel 9 Proが対象外だったのがちょっと残念だったという感じです。
ブラックフライデーを超える可能性。
少なくとも現時点ではブラックフライデーのセール内容が不明ですが、国内においてPixel 9とPixel 9 Pro XLは限定クーポンを使った方が絶対的に安いと思います。
一方で気になる部分としては他のプロモーションやオファーとの組み合わせでは使えないとしながらも「下取り」とは併用できるとしています。そのためブラックフライデーの時に「下取り」が強化されクーポンと併用できることがあるのであればブラックフライデーまで様子見をするのはありかなと思います。
またアメリカでの予約状況を見ると「Google Pixel 9 Pro」は初期在庫の一部が完売するなど反響が高かった印象です。そのため今回のクーポン対象機種は必ずしも売れていない機種が選ばれているわけではないということになりそうです。
また動きが悪いと仮定した場合、国内で限定クーポンを配布したことからGoogleにとってやはり国内市場は優先市場とみている可能性が高いように感じます。少なくともここ数年で異常な成長を遂げたことからも直近の数字では微妙に感じますがAndroidメーカーでは国内3位以内のことが多いのですごいです。
少なくとも数年前までは国内シェアが3%以下だったことを考えると四半期で10%を超えることもあるので成長しましたよね。何よりホリデーシーズンに向けてPixel 9シリーズの売り上げがどのようになっていくのか非常に気になるところです。