カメラの化け物。Xiaomi 15 Ultraの現時点で判明している噂まとめ

今年の5月にXiaomiは国内市場で初のフラッグシップモデルとなるXiaomi 14 Ultraを正式発表。先日開催された新製品イベントにおいても売れ行きが好調であることを明らかにしています。

少なくとも国内市場に多数の新製品を積極的に展開していることからもスマホにおいても今後さらに力を入れてくる可能性がありXiaomi 15シリーズの展開も非常に気になるところです。

今回はカメラの化け物になりそうなXiaomi 15 Ultraの現時点で判明している噂について簡単にまとめたいと思います。

デザインは大きく変わらず。

以前Xiaomi JapanがXにおいてXiaomi 15 Ultraについて意味深なアンケートを実施。単純に考えればXiaomi 15 Ultraの国内展開も積極的に行う可能性があるので非常に楽しみ。

そして今回は現時点で判明しているXiaomi 15 Ultraの噂について確認したいと思います。一つ目としてデザインで詳細な本体サイズなどは分かっていませんが現行モデルと同じくベゼル部分のみが湾曲したEdgeディスプレイに加え巨大なサークル型のカメラデザインを採用。

リーカーによればクアッドレンズカメラ構成でメインカメラセンサー部分は大型化との話です。また現行モデルでみるとカラバリは通常色としてレザー基調を採用したブラックとホワイト。

さらに大陸版限定となるセラミックモデルとチタンを採用した限定モデルがある感じです。ただ事前情報通りであればガラスを採用したカラバリも存在している可能性があるとの話です。

一時期中華メーカーを中心にレザー基調を採用していましたが徐々に離れるメーカーも増えた。

例えばvivoでみるとvivo X100シリーズでは一部カラバリのみでvivo X Fold 3シリーズやvivo X100 Ultraで見るとレザー基調を採用しておらずガラス+マット仕上げを採用しています。

Xiaomiの場合はレザー基調を採用することで一眼などで採用されているシボ加工に近い質感を実現している感じでカメラのようなデザインを意識しているからこそどうまとめるのか気になる。

もちろん細部で見ればデザインはよりブラッシュアップされる可能性が高いかなと思います。ただ現行モデルと比較してめちゃくちゃデザインが刷新される可能性は低いのかもしれません。

一方で個人的にはサイドフレームもバックパネルもよりフラット化されたら激アツ展開です。

次に2つ目としてディスプレイですが現時点ではほぼ情報がないですがディスプレイサイズは維持。分かりやすい部分としてはおそらくディスプレイ輝度の改善で3000nits以上になる可能性。

ピーク輝度がどんなに高くても正直実用性はないですがスペック競争をしている中でXiaomiのフラッグシップはかなり見劣りする感じで底上げしてきてもおかしくないかなと思います。

何より現時点での情報を考慮するとカラバリや質感に違いはあれどデザインに大きな違いはない。

電池持ちは改善するかも。

そして3つ目として基礎スペック部分でみると発表時期を考えればAndroid15を標準搭載かも。少なくともXiaomi 15シリーズは世界初のSnapdragon 8 Gen 4搭載機種として正式発表と予測されていることからもXiaomi 15 Ultraも同様にSnapdragon 8 Gen 4の可能性大。

おそらくRAM16GBなど容量構成などに変更はない感じで何よりSoCが気になるところです。少なくとも現時点での情報だとSnapdragon 8 Gen 4はCPUの処理性能はそこまで改善せず。

GPUと最適化が中心になるとの話もあれば30%近く改善するとの予測もあり錯綜しています。それよりも個人的に気になる部分としてはアーキテクチャの刷新でオリオンコアを初めて採用。

この時点で不安要素がかなりある中でメインコアを従来の一つから2つに増強しているとの予測。さらに高効率コアが完全にカットされることからもベンチマークでの向上は当たり前かも。

ただそれより電力効率の部分が割と蔑ろにされている印象で発熱が大丈夫なのか気になります。またSnapdragonとしては初の3nmプロセスノードを採用しているので余計に不安があります。

少なくともアーキテクチャだけで見ればベンチマークはめちゃくちゃ改善するかもしれません。一方でXiaomiのフラッグシップでみると巨大なベイパーチャンバーを搭載することで放熱性能を大幅に強化してパフォーマンスを安定させる感じで本体の発熱はかなりひど目になりがちです。

ベンチマークで負荷をかけると内部温度が50度近くになることはざらでSoC自体の処理性能が大幅に改善した上で従来と同じ発熱対策を採用しているのであればちょっと怖い感じです。

発熱を感じやすい=放熱性能がしっかりしているということなので決して悪いことではないです。ただ本体がかなり熱くて持てないとなればパフォーマンスの持続性が優秀でも微妙かもしれない。

何よりベンチマークがこれ以上改善しても恩恵を受けにくいので最適化を頑張ってほしいところ。

そしてバッテリーに関して現行モデルのグローバル版はなぜか大陸版より少なく5000mAhです。一方で事前情報通りであれば6200mAhのバッテリーを搭載する可能性があるとの予測です。

ただ仮にグローバル展開されるとなった時は現行モデルのようにバッテリー容量が減る可能性。とはいえバッテリー容量がかなり増加することに違いはないので電池持ちの改善に期待できる。

現行モデルはカメラキットを使えばまだカバー出来るのかもしれませんが単体だとよくないです。以前よりXiaomiの機種は電池持ちがあまりよくないですがXiaomi 15 Ultraはスペックでゴリ押ししてくれる可能性があり現行モデルより少しでも改善してくれたら嬉しいところです。

ちなみに今後登場するフラッグシップの最上位モデルを中心に6000mAhオーバーは当たり前です。

また地味に嬉しい部分としてはコストが下がったことで超音波式画面内指紋センサーを搭載。現状だとvivo X100 Ultraが搭載しているものと同じセンサーを搭載する可能性があります。

中華系の場合は認証精度を下げて認証速度を改善させるためのチューニングをしている印象。ただ超音波式を採用することで認証速度が改善するため結果的にセキュリティが改善するかも。

カメラの化け物。

そして最大の特徴となるカメラですがリーカーによるとメインカメラセンサーが刷新される可能性。少なくともプロトタイプからもメインカメラセンサーが大型化しているとの話があります。

つまり1インチ以上のセンサーを搭載した初のスマホになる可能性が出てきたという感じです。

一方でIMX989はSonyとXiaomiが1500億円近く投資して開発したと言われているセンサーで実質後継となるLYT-900をXiaomi 14 Ultraで採用していますがXiaomi 15 Ultraではどうなるのか現時点で不明で従来の流れであればSonyと共同開発したセンサーになる可能性。

何より1インチ以上のセンサーに加え可変絞りがついていればスペック的には激強です。そして望遠センサーも刷新される可能性があり事前情報通りであれば200MPのセンサーとの話です。

少なくともこの画素数になってくるとSamsung製の可能性がありvivo X100 Ultraと同じくHP9センサーを採用する可能性があることからもズーム性能はさらに底上げされる可能性。

また翻訳ミスでなければvivo X100 Ultraと大きな違いとして望遠を2つ搭載していること。そのためチューニング次第ですがスペックでみればXiaomi 15 Ultraの方が強くなる可能性あり。

ただ今回の情報通りであればカメラ部分は現行モデル対比でかなり大型化する可能性があります。1/1.4インチのセンサーをペリスコープにするだけでもかなり内部スペースを逼迫します。

その上でメインカメラセンサーの大型化に望遠センサーをもう一つ搭載しているなら化け物です。また現行モデルでみるとオールSony製ですがXiaomi 15 Ultraはそうではないと思います。

ライカとコラボするようになってから大きなデメリットだったカメラソフトがしっかり底上げ。ただそれでもvivoと比較すると甘いと感じる部分もあるのでソフトも頑張ってほしいところです。

そして正式発表時期ですが近年でみるとXiaomi 12S Ultraが7月でXiaomi 13 Ultraが4月でXiaomi 14 Ultraが2月となっている中でXiaomi 15 Ultraは1月に正式発表との予測です。

Xiaomi 14 Ultraは2月下旬に開催されたMWC直前に中国で発表されグローバルはMWCで発表。ただXiaomi 15 Ultraが1月に発表されるのであれば大陸版とグローバル版でタイムラグが発生する可能性があり現行モデルと同じであれば3月中旬頃から一部市場で発売する可能性。

また国内においてはグローバルモデルが基準になるため早くても3月頃になるかもしれません。Xiaomiのアンケートを確認するとFelicaなしでグローバルモデルとタイムラグなしで正式発表。

もしくはFelicaありでグローバルモデルからタイムラグありで発表のどっちがいいかです。Xiaomi 14 Ultraはグローバル版に技適を通したものを国内で発売した感じになります。

一方でXiaomi 15 UltraでFelica搭載ならグローバルモデルより遅くて高くなる可能性あり。

まとめ。

今回は現時点で判明しているXiaomi 15 Ultraの噂について簡単にまとめてみました。カメラの化け物になりそうなのでvivo X200 Ultra含めて非常に楽しみな存在という感じです。

一方で国内展開が非常に気になるところで個人的にはFelicaなしで発表してほしいところ。逆にFelicaありになるとauやSoftBankなどキャリアが扱う流れになるのかもしれません。

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