事前情報からもSony2024年にXperia 5Ⅵの正式発表予定はないことを明らかにしています。また一部情報によるとXperia 5シリーズは今年の4月に中国企業に開発が委託されたとも言われており、来年に新機種が登場するとしてもXperia 5シリーズとして登場するか定かではないです。
少なくともSonyはXperia 5Ⅴを公式サイトや一部家電量販店において販売を継続していますが、その場しのぎという感じで未来が見えない状況にあります。今回RedditにおいてXperia 5Ⅴの次がないと投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
行き先がない。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
しかし、5Vは6時間後に動作を停止しました。レンズに霧はありませんでしたが、とにかく、それは終わりでした。
新しいXperia 5 VIがないことを考えると、ここからどこに行きますか?1シリーズは大きすぎて高すぎる、10 VIは私が慣れている夜の撮影ができない….
これは私にとってXperiaの道の終わりですか?信じられない……私はいつもこのブランドにとどまると思っていました…しかし、Xperiaの範囲は今とても狭いようで、私は向かうところがありません。
毎年最新機種に買い替えるユーザーは超限定的だと思いますが、今回のように「故障」してしまった場合は正直困りものです。保証に入っているユーザーであれば問題ないですが、保証なしのユーザーは下手に修理にお金をかけるなら買い替えた方がいいと判断する場合もあります。
Xperiaはかなり厳しい状況になっていることからも仕方ないのかもしれませんが、ユーザーからすれば明確な行き先がないのは厳しいと思います。
他社に受け皿がない。
少なくともXperiaは利益率優先となっていることに加え、販売台数が少ないことから規模の経済も使いにくい。その結果コストを抑制しにくいことから国内で見ても海外で見ても「割高」の印象を受けてしまいます。
ただそれでもXperia 5シリーズを愛用しているユーザーには明確な意図があると思います。
受け皿がない理由 |
Sonyの拘りが好きだから |
イヤホンジャックを搭載しているから |
SDカードスロットを搭載しているから |
SDカードスロットやイヤホンジャックを搭載している機種は、ミドルレンジやエントリーモデルであれば選択肢はあります。ただハイエンドモデルになるとほぼ選択肢がなくなり、貴重な選択肢だったAQUOSに関しても最新世代では「ミドルレンジ」になってしまいました。
少なくともコンパクトモデルが欲しいと思う人にとってはGalaxy S24やiPhone 16など受け皿があります。ただイヤホンジャックなどを含めると現状では受け皿がほとんどないのは愛用しているユーザーにとって厳しいかもしれません。
少なくともSDカードスロットやイヤホンジャックを搭載しているハイエンドの選択肢がほぼないということはユーザーのニーズが限定的とも言えます。ただニーズがあるからこそSonyはこのニーズを上手く拾う必要もあります。
何より中国企業に開発が委託されたとして、Xperiaの良さがどこまで継承されるのか定かではありません。流石にイヤホンジャックやSDカードスロットの廃止はないと考えたいところですが、Xperia 5シリーズの受け皿が来年の下半期までないことを考えると、その間に一部ユーザーは妥協した上で他社に流れる可能性もあります。
そしてユーザー離れが加速すれば、いざXperia 5シリーズから最新機種を出しても売れ行きはさらに微妙になってしまうのかもしれません。そうなるとXperia 5シリーズの廃止がより現実味を帯びてきてしまうのかなと思っちゃいます。