Pixel 3シリーズの時はPixel Standを使うとバッテリーが膨張したり、Pixel 5の時はディスプレイが浮いてきては、Pixel 7はカメラ部分のレンズが割れてしまうなど、当時価格が安かったこともあるとはいえハード品質が優れているという印象はありませんでした。
正直言ってしまえば「安かろう悪かろう」という感じでした。今回GSM ArenaによるとGalaxy S25 Ultraに対してPixel 9 Proはディスプレイ品質が優れていると報告しているのでまとめたいと思います。
コスト削減する可能性。
事前情報通りだとGalaxy S25シリーズは2025年1月に正式発表されると予測されていますが、今回の情報によるとSamsungはコストを抑制するためにGalaxy S25シリーズではSamsungのM13を継続採用する可能性があるとしています。
少なくともGalaxy 25 Ultraで見れば現行モデルと同じディスプレイ素材が採用される可能性があることになります。一方でGalaxy S25とGalaxy S25+にとってみればディスプレイが進化することになります。
以前Samsungの幹部によると最高品質のディスプレイやカメラをGalaxy S25 Ultraに搭載することを明らかにしていました。またGalaxy S25 UltraはM14を採用するとの噂も多数あります。
Confirmed with materials suppliers that the S25 Ultra will use M13 rather than M14 materials for cost reasons.
— Ross Young (@DSCCRoss) October 25, 2024
一方でディスプレイ関連の情報に精通しているRoss Young氏もSamsungのM13を採用することに言及しています。このことからもGalaxy S25 UltraはiPhone 16 ProシリーズやPixel 9シリーズにディスプレイ材質でみれば遅れをとる可能性が高いように感じます。
Pixelのハード品質。
少なくともSamsungとGoogleでみると年間の出荷台数は比較にならないです。またGoogle Pixel 9シリーズはアメリカ現地で値上げされたことからもGalaxyやiPhoneに対して価格のアドバンテージがなくなったと批判の声もあります。
ただPixel 9シリーズで見ればSamsungのM14を採用していることに加え、Galaxy S24シリーズと同じQualcomm 3D Sonic Gen 2を採用するなどハード品質は一気に改善しています。
また賛否の声はあれどGoogle Tensor G4と独自SoCの開発に莫大なコストをかけながらも価格は他社と比較すると同程度になっています。またカメラのレンズ部分の破損報告もなく、あと問題があるとすればSamsungのExynos5400くらいです。
何よりディスプレイ輝度はトップクラスでハード品質は一気に改善したからこそ、あとは通信関連含めた「ソフト」の方をしっかり頑張ってほしいように感じます。
これでソフトがある程度安定してくれれば全体的なユーザビリティは一気に改善する可能性があります。