先日にSamsungは韓国でGalaxy Zシリーズを使ってくれているユーザーへ感謝を込めて「Galaxy Z Fold Special Edition」を正式発表。また執筆時点では詳細を確認しきれていませんが韓国では10月25日より発売となっています。
Samsungの動きもちょっとよく分からない感じで、発表直後に予約が開始するのではなく10月25日よりオンラインショップで購入が可能になるとしており、一方でポップアップストアでは25日より実店舗で購入することが可能なのか。
何よりプレミアム感を演出したという流れなのかもしれません。今回韓国のメディアサイトがGalaxy Z Fold Special Editionの在庫数に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
UFGをアピールしない理由?
Samsungは大々的にアピールしていませんが、Galaxy Z Fold 6が採用している「UTG」の代わりにGalaxy Z Fold Special Editionは「UFG」を採用していることが判明しています。
Corningと共同開発したとも言われており、UTG対比で折目が目立ちにくくなる上に耐久性も改善するメリット。さらにUTGと比較して大型モデルにも採用しやすく生産上のコストもを抑えやすいとしています。
少なくとも折畳式機種のディスプレイとしては画期的に感じますが、Samsungは大々的にアピールしなかった理由として手触りの違いあるのかもしれません。Google翻訳での直訳ですが情報源はアピールしなかった理由として以下のようにコメントしています。
前作もいいけど、あまりにも相対的..敏感でなくても何か違うなとおっしゃるはずです。
ちょっと何を言っているのか分からないですが、ディスプレイの手触りがUTGと地味に違うのかなと推測することができます。ただこれは実機で触ってみないと分からない感じです。
ちなみに実機画像をみる限り、Galaxy Z Fold 6のように「狭くて深い」折目ではないことを確認することができます。少なくともディスプレイ下部の方に「広くて浅い」折目があるように見えます。
これも実機で確認してみないと分からないですがGalaxy Z Fold 6と比較して折目の質が変わったとイメージしておくのがいいのかもしれません。
生産台数は限定的?
また今回の情報によるとUFGの生産数に対して「数量が少ない」としています。さらに国内で生産したい第1次分以降はなく、追加量産計画もないとしています。
これが翻訳ミスでなければ、Galaxy Z Fold Special EditionはUFGの在庫がなくなり次第生産終了になる可能性があります。ちなみに事前情報ではグローバル市場で50万台程度製造されると言われています。
少なくとも中国ではGalaxy W25として正式発表される可能性が高いですが、韓国とどの程度の比率になるのか詳細は不明です。Samsungが初期在庫にどの程度準備をできているのか不明ですがGalaxy Zシリーズは韓国で予約期間内だけでも100万台近く売れることが多いです。
Galaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Zシリーズが発売されてからタイムラグがあまりないことに加え本体価格も高いです。そのため歴代Galaxy Zシリーズの売れ行きになるとは考えにくいですが初期在庫が完売した実質入手不可能になるのかもしれません。
仮に中国と2等分にしても25万台程度なので、これはHuawei Mate XTまでとはいかずともプレミアム価格にならないか心配です。