先日にはOnLeak氏がGoogle Pixel 9aのほぼ確定的なレンダリング画像を公開しました。同氏がレンダリング画像を公開したタイミングを考えると、2025年の5月頃に正式発表という流れになりますが、直近の情報によると2025年3月中旬には予約が開始する可能性があります。
また壁紙もすでにリークしており、オンライン限定色があるか定かではありませんが4色展開になるとの予測。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9aの一部スペックに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
一部スペックが判明?
今回の情報に基づいてGoogle Pixel 9aの一部スペックをまとめると以下のようになります。
Pixel 8a | Pixel 9a | |
メインカメラ | 64MP | 48MP |
インカメラ | 13MP | 13MP |
一緒に写る | × | ○ |
まず「一緒に写る」ですが、Google Pixel 9aはGoogle Tensor G4を搭載することからもPixel 9シリーズと同様に対応してもおかしくはありません。そしてインカメラに関して画素数で見れば現行モデルと一緒のため同じセンサーを継続採用している可能性があります。
そうなるとオートフォーカスに対応したセンサーとなっており、クラス3に対応した顔認証に対応する可能性もあります。一方で気になる部分としてはメインカメラで残念なことに今回の情報ではセンサーの詳細に言及していませんが「画素数」だけでみれば低画素化しています。
なので単純に考えるとスペックが劣化しているように見えますが、同サイトによると同じくIMX787を採用しながらもクロップしている可能性があるとの指摘です。ちなみにPixel FoldやPixel 9 Pro Foldも同じIMX787を採用していると言われています。
ただセンサーをクロップしていることからも画素数は64MPではなく48MPになっていると言われています。
センサーをクロップするメリット。
少なくともセンサーをクロップするメリットの一つとして画質の底上げです。センサーの端っこ部分にいけばいくほどノイズが歪みが発生しやすく、多くのメーカーはカメラソフトを使って補正している感じです。
ただクロップしてセンサーの端っこ部分を使わないことで余計な補正が不要になります。そして2つ目のメリットとしてはセンサーの一部しか使わないことからもカメラ構造を薄型化できるとも言われており、内部スペースの節約に貢献できる可能性があります。
最後に3つ目としては消費電力を抑制できるので、カメラ使用時の電力効率の改善や発熱抑制に貢献する可能性があります。とはいえデメリットもありセンサーの一部しか使わないことからも実質センサーサイズは小型化します。
ちなみに同じIMX787でもクロップなしのPixel 8aは1/1.7インチで、クロップしているPixel 9 Pro Foldは1/2.0インチとなっており、センサーサイズが小さい分取り込める光量が減り、ノイズが増えやすいことからもカメラソフトで底上げしてあげる必要があります。
実際のところは不明ですがクロップして使うのであれば、Google Tensor G4とカメラソフトの強化があってもPixel 8aを越えることに期待は出来ないと思います。
またズーム性能に期待できる機種ではないですが画質は劣化する可能性もあります。
少なくとも価格帯を考えればカメラに拘るユーザーが選ぶような機種ではなく、一般ユーザーのニーズをしっかり満たしてくれるカメラを搭載していることに違いはありません。
何よりPixelはカメラソフトの技術が高いので、良くも悪くもハードの差をソフトである程度埋めてくれます。なので画素数が低下したところでそこまで過度の心配は必要ないかもしれません。