Xperia 1Ⅵでカメラアプリを統合した上でシンプルなUIを採用。逆に今までのPhoto ProやVideo Proが好きだった人にとっては面白みが消えたと感じる可能性があり、何よりXperiaのカメラから専門性が消えたようにも感じてしまいます。
一方でカメラアプリは刷新されたとはいえXperiaのカメラ自体の癖はそのままという感じでハードとソフトが一致していないようにも感じてしまいます。今回YouTubeにおいてXperiaは高いだけでカメラ性能は半額程度の機種にも劣るとコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
買う意味が分からない。
今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
高価なXperia 1 VIより安価なXiaomi 14TProの方がカメラ性能の点で遥かに優れてます。今時Xperiaを買う人は何を考えてるのでしょうか。
正直な話スペックだけでしか評価していないという印象で、Xiomi 14T Proのカメラの癖もXperia 1Ⅵのカメラの癖も把握していないのかと思っちゃいます。少なくともメーカーが違えばカメラの癖は大きく異なってくる印象を受けます。
例えば自分が重要視している「動体撮影」基準であればXiaomi 14T Proが例え10万円でも選ばないという感じになります。Xiaomi 14T Proを使ったことがないので同じ傾向なのか不明ですが、上位モデルであるXiaomi 14 Ultraは手ブレがしやすい機種に感じます。
詳細は把握していませんが他社の同じ立ち位置の機種と比較しても手ブレがしやすく、風景や植物など動かないものを撮影する時であっても手ブレが発生することがあります。
この傾向がXiaomi 14T Proでも継続しているのであれば、少なくとも動体撮影を重視しているユーザーからすれば論外ということになります。ユーザーにとってスマホのカメラに何を求めるのか違うと思います。
だからこそ自分の求めることに一致しない機種のことをボロクソに叩くのは違うのかなと思います。
カメラは実際に使ってみないと分からない。
少なくともスマホのカメラは実際に使ってみないと分からないと思っています。実際に今までいろんなメーカーの機種を購入してきましたが、Pixelのカメラは動体撮影に意外と強いこと。
vivoは前後の動きであれば動体の撮影に強いけど左右の動きに弱いなど、実際に試してみないと分からなかったことです。そのため作例やカメラスペックだけ見て良し悪しを判断するのはかなり難しいと思います。
基本PixelやiPhoneにGalaxyなど多くのメーカーの機種が搭載しているカメラは使い手を選びません。誰が使ったとしてもそれなりの写真が撮れるようになっている感じです。
一方でXで見たんだと思いますが、Xperiaのカメラはαそのものに近いことからも撮影するのは難しいとのポストがあり個人的には納得しました。Xperiaのカメラの癖を理解した上で構図や照度などをオート撮影でありながらも意識する必要があることに。
そのためXperiaのカメラを使い手を選ぶ感じで、下手な人が使えば崩壊するし、上手い人が使えば他社の機種では撮れないような写真が撮れる可能性も。ただ使い手を選ぶというのはXperia 1Ⅵの一般化において大きく乖離しています。
なので来年登場する後継機種ではカメラソフト含めて乖離している部分をどのように改善するかが重要かなと思います。