Samsungは中国市場においてシェアを拡大するためなのかGalaxy Zシリーズとして初の派生モデルである「Galaxy Z Fold Special Edition」の販売準備を進めていると予測されています。
一方で正式名称は不明で直近の情報では「Galaxy Z Fold 6 Special Edition」とも呼ばれており情報が錯綜中です。今回9To5GoogleによるとGalaxy Z Fold 6 Special Editionは10月25日に正式発表されると報告しているのでまとめたいと思います。
初のUFGを搭載する可能性。
まず韓国のメディアサイトによるとSamsungとCornigが共同で開発したUFG(Ultra Flexible Glass)を採用する可能性があるとしています。
既存のUTGが充填材料は屈折率など光学的特性がガラスと完璧に一致しなければならないのはもちろん、繰り返しの曲げにも脱落しないほど剛性も高くなければならないこと。
さらに厚みを増やすにも、折目を目立たなくさせるにも、強度に硬度をあげるのも限界があり、何よりコストの問題があったとしています。一方でUFGを採用することで強度が改善することはもちろん折目が目立ちにくくなること。
またより大型ディスプレイに適用させやすくなるとしています。さらにコスト削減とGalaxy Z Fold 6 Special EditionはGalaxy Z Fold 6対比でメインディスプレイが大型化していることからもUTGでは耐久性やコストの問題があったのかもしれません。
ただUFGを採用することでコスト上昇を抑制している可能性があります。少なくともディスプレイの折目の改善はリーカーが指摘しているくらいなので期待できそうな感じです。
10月下旬に正式発表の可能性。
そして今回の情報によるとGalaxy Z Fold 6 Special Editionは10月25日に正式発表される可能性が高いとしています。ちなみに以前リークしたポスターだと10月18日から予約開始で10月25日より発売との予測でした。
ただ今回の情報通りであれば10月に25日に正式発表で発売自体は11月に入ってからの話になると思います。一方でSamsung Newsroomを確認すると韓国において10月21日に新製品を発表することを明らかにしました。
そして以下のようにコメントしています。
サムスン電子が10月21日、もう一度の革新を盛り込んだ新しいギャラクシーを披露します。
このことからも10月21日にGalaxy Z Fold Special Editionが正式発表される可能性が高いのかなと思います。なので「10月25日」という情報は発売日。もしくは誤報なのかなと思います。
何よりGalaxy Z Fold 6と比較して価格が高いと言われている中で、Galaxy Z Fold 6 Special Editionは型落ちとなるSnapdragon 8 Gen 3を搭載している可能性が高いこと。
これで最新SoCを搭載しているのであれば問題ないですが、特に中国市場においてSnapdragon 8 Elite搭載機種が10月22日以降に続々と発表される中でスペック的に見劣りしないか心配です。
あとは中国もしくは韓国のみでしか発表されていないとも言われています。